古物商  showa 土花亭

          効率性や利便性だけで埋め尽くされた今の時代。少しだけ時計の針をゆっくりと進めてみませんか。

続けさまに助けを

2013年07月19日 | 家電

今度はみすぼらしい姿で助けを求め、showa土花亭のドアをノックする真空管ラヂオ。

一体、何処でどうやって過ごして来たのか、兎に角汚い・・・。

消え去るようなような声でかすかに鳴き声を上げる。

こちらは何方かの飼い主を求めているようなので、元気になったあかつきにはここでご紹介しますね。

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目標は百年

2013年07月17日 | 行商

今から92年前に東京浅草で買い求めたらしい、筒状振子を持つスリゲルが助けを求め

showa土花亭へ。。。

相当な遣れようで、ゼンマイは切れてないものの完全不動・・・。

助けを求められた以上、何とか甦らせ最低でも100年(一世紀)という節目の年に振り子が振れ、

時を刻ませてあげたいものです。

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ニッパー犬

2013年07月15日 | 雑貨

ご存知の「ニッパー(犬)」のご紹介になります。

その前に、切ない物語のご紹介から。

今から120年以上前のイギリスでのお話。彼(ニッパー)のご主人さまが亡くなり、彼は主人の
弟に引き取られてゆく。
その弟は兄を失った喪失感を抱えつつも、生きていかねばと日々の生活を営んでいた。
そんなある日、亡くなった兄の声を生前録音してあったシリンダー式の蓄音機をならしてみる。
すると、彼(ニッパー)は蓄音機に近寄り蓄音機から流れる亡き主人の声に聞き入り、切ない顔
で離れようとしない。

画家であった弟がその時のことを絵にしたのが、あの有名な絵の元になった
「His Master's Voice」という絵。

後に商標登録の段階でシリンダー式蓄音機が円盤式蓄音機に描き直され世に出る。

ここにご紹介するのは数あるサイズの「ニッパー」の内の22センチと16センチになります。

1枚目の写真の通り、22センチの方で右目前方の「虫食い」と16センチの方で右首筋に「クッツキ」

らしきものがございます。後、16センチの方の右足付近の変色もございます。

これは厳密に言えばキズでもない先天的なものとなります。

底はご覧の状態です。

集めだすとキリがない「ニッパー」ですがサイズ的には人気のサイズになりますので、この機会にどうぞ♪


16センチ:SOLD OUT             22センチ:SOLD OUT

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行商のご案内

2013年07月12日 | 行商

明後日、7月14日(日)は骨董市への「行商」となります。

場所はいつもの福井県鯖江市「誠照寺 誠市」(6:00~14:00)。

天気予報では雨のようですが、お近くにお越しの折には是非、お立ち寄り下さい。

 

尚、8月の出店はお休みさせて頂く予定でおりますので宜しくお願いいたします。

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柱時計/スリゲル型大正期

2013年07月10日 | 時計

相当、年季が入ったスリゲル型柱時計。

針の形状や剣押えの金具とピン等から、ほぼ90年の時代がある「大正期」のモノと推測されます。

文字盤のメーカー表記やムーブメントのメーカー刻印がございません。

今までの経験上、「HOUKEN製」にも見えるのですが、メーカー不明とさせて頂きます。

この時代特有のボッテリとした尾部分です。

各軸受けの甘さがございますが約90年という経年を考えると、いたし方なくも感じ、クリーニングと

注油、調整のみで他には一切手を加えてない状態でも元気に時を刻んでおります。

メーカー不明/大正期スリゲル型柱時計:  SOLD OUT

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