素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

鈴虫が鳴き始めました

2010年08月04日 | 日記
 昨夜、TVを消した時、涼しげな虫の音が聴こえてきた。「鈴虫?」「秋だと聞いたけど」「いや、鈴虫やで。家の中で聞こえるやん」確かに鈴を鳴らしたような音色である。飼育箱の方へ行ってみると、確かに中から聞こえる。えさのきゅうりを交換した時、もらった時に比べずい分大きくなっていると思ったが、こんな時期から鳴きだすとは思っていなかったので少し感動。

 今夜も8時過ぎから啼き始めた。TVを消そうかと思うから不思議である。テーブルの上に、女房が今日、漢方薬局からもらってきた「主治医」という健康誌が6冊置いてあった。20ページほどの薄いものなので、鈴虫の鳴き声をBGMにパラパラとめくっていた。シンガーソングライター・普天間かおりさんのエッセイがあった。

 なつかしい人である。梅田に“バナナホール”という若手のミュージシャンの発表の場があった。10年ほど前何回か面白そうな企画があったので行ったが、その中に“普天間かおり”のステージがあった。沖縄出身の3人の歌手によるショーであったが、抜群の存在感があった。自分の考えをしっかり持っていて、自分の言葉で語ることができる人やなと強く印象に残った。

 健康誌に「日々是好日」というタイトルでエッセイを連載していた。平成22年4月号(№591)の中で『6秒』という話が面白かった。

 聞いた話ですが、心理学では「6秒のルール」というのがあるそうです。  人間は感情の動物といわれますが、誰でもカッとなるときがありますよね。

 そのピークに達するのは、カッとなる原因があって3秒後。その後すぐに引き、6秒後には落ち着いてくるのだとか。最初の6秒が「情動(感情)」といい、それ以降が「気分」というそうです。

 何らかの原因でキレそうになったときは、6秒我慢すると後悔しない対応ができるわけです。そこで、感情的になった瞬間に「6秒の沈黙」を友人に提案したのであります。


 この話は、彼女が近々結婚をする友人に、いつまでも仲良く過ごす秘訣を伝授したことがベースになっている。その中で、人が他人に対して抱く第一印象も「6秒」で判断されると紹介されている。

 別の号で7月7日に、ニューシングル『必要なんだよ』を発売したことにふれていた。どんな曲かなと興味をひかれた。ブログも開設したみたいだからのぞいてみようと思う。
コメント
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