素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

30分で5kmに何とかたどりつく

2010年08月06日 | 日記
 高校の時の体育では、毎週1回マラソンがあった。通年である。神宮徴古館前がスタートで、石灯籠の立ち並ぶ御幸道路を内宮に向かって下っていく。猿田彦神社のある交差点で右折し、神社の前を通過して右折すると急坂が待っている。坂を登ると古市の旧遊郭のあった街道を下りスタート地点にもどる。約5kmと聞いた。最初の授業でいきなり走った時は、わけもわからず、しばらく運動から離れていたこともあり地獄を見たという感じであった。その時のタイムが30分。

 ジムのランニングマシーンを走り出してから、30分で5kmを大きな目標にしたのは高1の時レベルが頭にあった。とりあえず30分4km→4.5km
とのばしていったが、その先は結構厳しいものがあった。壁を乗り越えるときは心と体に力が満つるという感覚がある。Dead Pointと呼んでいる場所で「無理したらあかんよ」「そのペースで足が持つかな?」「歩いたらいいやん」「歳なんやから」というような“悪魔のささやき”を振り切る必要がある。そのためにはエネルギーが満タンでないとだめである。今日は何となくいけそうな気がしたので、時速9kmで入り、7分後に時速10kmにあげ、粘れるだけ粘ってみようと思った。15分で2.4kmだったので、時速10.4kmにアップした、しばらくすると“悪魔のささやき”が聞こえて来た。いつもは聞こえるとペースダウンするのだが、今日は粘ることができた。25分で時速11kmにあげた。かなりきつかったがあと5分ならと我慢。しかし、このペースでは5kmには少し届かないと感じたので、ラスト1分は時速12kmにさらにアップ。これでやっと30分の時5kmジャスト。1つの壁を超えたが、次は無理だろうと思う。まだまだ余裕がないことがわっかた。

 それでも、体の中に30分で5kmを走るペースを入れたということは貴重。

 



 
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