素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

ボストン美術館展に

2010年08月27日 | 日記
 京都市美術館で開催されている“ボストン美術館展”も29日(日)までとなった。「朝日友の会」に入会していて無料で入館できるので出かけた。

 妻は一日一万歩~二万歩を目標にしているので歩きを入れたい。と言った。36度の予想が出ている京都の町中を歩くのは大変なので、地図をにらんでいると東山ドライブウェイが目に入った。山頂公園の駐車場に車を置けば、以前歩いた京都トレイルのコースを利用して30分ほど林間の道を下って粟田口に下りることができる。そこから400mぐらい歩けば美術館である。

 9時30分過ぎに家を出て、山頂公園の駐車場には10時35分に着いた。思っていた通り大半が林間の中だったので真夏の歩きとしてはましであった。11時過ぎには粟田口に着いたので、早目の昼食をとった後美術館に向かった。大正解で、予想以上に混雑していて入場規制がかかっていて20分待ちであった。

   絵画の素養はないので、本当の価値はわからないが16世紀から20世紀にかけての西洋絵画の流れがわかったような気がした。

 13時すぎに美術館を出る。同じ道を帰るのは面白くないとついつい考えてしまう。昔からの悪い癖で、たびたび失敗を繰り返してきたのだが懲りないのである。地図を見ていると円山公園の奥から山頂公園に登る道があるみたいなので、少々不安ではあったがそのルートで帰ることにした。

 美術館から円山公園までは900mほどで陰の多い道ではあったが、アスファルトの照り返しが強く一息いれないと山登りはできないと思い、円山公園入口の“いもぼう”で、かき氷を食べて一服し体を冷やす。

 一人であればアバウトに道を探しながらうろつくのだが、連れがいるので慎重に道を確認する。知恩院の受付のおねえさんに尋ねると、奥の「大鐘楼」まで行ってもらうと円山公園の奥に抜ける道があり、そこから山道があるらしい。という返事。続けて、あまりお勧めできる道ではないと言われています。“お勧めできる道ではない”と聞くと俄然行きたくなる。妻には「道はあると言っている。」とのみ告げて出発。

 知恩院の鐘は風格があり、立派だった。山道はは入り口が少しわかりにくかったが、思っていたより歩きやすかった。30分弱で山頂公園に着くことができた。

    山頂公園の展望台は夜景スポットとしてデートコースの定番みたいである。4時過ぎに帰宅。その直後、激しい雷雨。洗濯物は間一髪セーフ。

 山歩きをちょっと楽しむ岡崎、知恩院、円山公園コースの発見が今日の収穫。約15000歩だったみたいである。







  
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