素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

竹内まりやを聴きながら志摩から帰る、♪Never Cry Butterfly♪が心に沁みた

2013年04月13日 | 日記
 早朝の地震には驚かされた。志摩のほうは揺れを感じなかったが、一晩中ラジオをつけている母親は地震速報で飛び起きたみたいである。「大阪の方で地震があったみたいで大騒ぎしている」という声で私も目がぱっちり開いた。5時30分を過ぎた頃、阪神淡路大震災とよく似た時刻、何となく嫌な予感がよぎる。娘からも「こちらはすごく揺れたけど、そちらは大丈夫?」というメールも入ったので家のほうにも急いで確認の電話を入れる。テレビのアナウンサーの切迫した口調で不安が広がる。もう少し落ち着いたトーンでお願いしたいと思った。

 幸い家の方は何ごともなかったようで一安心。おかげで早くから目が覚め仕事がはかどった。いつもより早目に実家を出たので西日をまともに浴びながらのドライブとなった。久し振りに竹内まりやのアルバムを聴きながらの運転となった。何度も繰り返し聴いてきたが不思議とその時その時の心のありようで心に沁みる曲が違う。

 本でもそうだが、以前読んだものを読み返したとき線が引いてあった箇所があったりすると、「へぇ~こんなとこに感動していたんだ」と思うことがある。年齢を重ねた今とは違う自分の発見である。

 そのあたりが音楽や文学の面白いところだろう。そして受け手の多様さに耐えうる作品が名作と呼ぶにふさわしいものかもしれない。

 今回は、♪Never Cry Butterfly♪が心に沁みた。






Never Cry Butterfly
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