素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

安田登さんの「和の所作」より3つを実践中

2013年04月18日 | 日記
 「和の所作」は今、重点的に取り組んでいるピラティスと相通じるものがある。「わずかな動き」を大切にするということだと思う。筋力トレーニングはダイナミックな動きで「鍛えている!」感がもてるのだが、ピラティスでも「和の所作」でもゆっくりしたわずかな動きを意識して行う。だんだんとその大切さがわかってきたところだ。

 特に、安田さんは『大腰筋』を活性化させ、有効に使うことの大切さを強調している。そのエクササイズとして紹介しているのが
《足振り》
 10センチくらいの高さの台に片方の足を乗せて立ち、台に乗っていないほうの足を股関節からゆっくりと静かに前後に振るというシンプルなものである。ジムでは鏡と台が手ごろな場所にあるので姿勢をチェックしながら左右3分間ずつしている。家ではちょっとした時間におこなっている。

 安田さんのアドバイス「きついなと思ったらそれ以上やらないこと。何日か続けて飽きてきたら、いったん休んで、やる気が出てきたらまた始めましょう」を頭に入れて継続してみてどう変わるかを確かめたい。

 2つ目は、能の基本動作である「すり足」。

 4つのポイントがる。
①股関節から足を出す ②つま先が自然に上がる ➂つま先を下げる  ④床をつかむ

 わずかな動き、そしてゆっくりな動作のすり足が、スポーツや武道のダイナミックな動作をするうえで非常に重要な役割を果たすと安田さんは言われている。やってみないとわからないので意識的に日常生活の中で取り入れている。「床をつかむ」という部分、靴の生活で衰えた足の指を活性化させるのに有効ということは実感している。左足が外反母趾の傾向があるので改善するかもしれないと期待している。

 3つ目は、「新聞パンチ」片方の手で持った新聞紙を、もう一方の手からくり出したパンチで、瞬間的に突き破るエクササイズである。
 瞬発力と持久力がつくという。「新聞パンチを甘く見てはいけません」という通り、試しにやってみたが突き破ることはできなかった。呼吸法と声も重要な要素になっているみたいである。遊び感覚で繰り返し行い要領をつかみたい。ただ、TPOを考えないと、周囲から心配されそうな気がする。だれもいない時にひそかにやろう。 
コメント
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