第二伊勢道路を初めて使って大阪へ帰る

　第二伊勢道路は、鳥羽市白木町から伊勢市二見町松下に至る、総延長 7.6kmの国道167号バイパスで、自動車専用道路である。2013年（平成25年）9月14日に、伊勢神宮式年遷宮に間に合わせる形で暫定2車線で開通した。松下JCTで伊勢二見鳥羽有料道路（200円）に接続され、伊勢自動車道伊勢ICに直結する。我が家は国道167号線に面しているので白木までは10分足らずで行くことができる。

　内宮の参拝時間は5：00から17：00まで、その時間を過ぎれば店も閉まるので潮が引くみたいに静かになる。18時過ぎの出発だったので走ることにした。話には聞いていたがほぼ90％はトンネルであった。伊勢道路のようなカーブの連続ではなく走りよいが、その分、スピードを出す車が多い。2車線なので事故のことが心配である。

　志摩－伊勢間を結ぶ生活道路でもある「伊勢道路（県道32号伊勢磯部線）」が9月16日、台風18号の影響で通行止めとなり、9月14日に供用開始したばかりの「第二伊勢道路（一般国道167号）」が早くも迂回ルートとして市民や観光客に効果をもたらした。（伊勢志摩経済新聞）とあるように災害時の避難道路、緊急輸送道路としては役に立つかなと思った。今後第二伊勢道路は、白木インターチェンジから磯部町恵利原まで延長する予定とのことだが、これが完成しないと存在意義は半減する。予定は未定らしい。

　白木までの中途半端な開通だったので現実的には我が家の前を走る国道167号線の交通量が増え、母親が車を車庫へ出し入れする時のリスクが高まるのではという心配があった。今のところ大きな変化はないとのこと。

　伊勢道路を使った場合との時間の差はさほどなかった。

　夏であれば18時過ぎに実家を出ても、久居までの1時間弱は夕暮れ時の景色を楽しみながらのドライブであったが、今日はエンジンをかけると同時にライトも点灯。夜道に日は暮れぬという言葉がピッタリとなった。こういう時は音楽を聴きながらのドライブとなる。

　25年ほど前に衝動買いした通販の「ニュー・ミュージック・ベストヒット」18巻からアトランダムに選曲したものを流した。懐かしい曲をたくさん聴いたが、今回はなぜかさだまさしの♪恋愛症候群♪が心に沁みた。

　外宮の遷御の儀が明日。今度帰った時は内宮、外宮の新社殿に参拝するつもり。