明治維新を含め日本の歴史には大きな転換点があった。その1つに応仁の乱もあるが、正直今一つよくわからなかったし、金閣寺、銀閣寺、能狂言、生け花、茶の湯など現代の日本まで脈々と続いている文化を生み出してきたにもかかわらずわかろうともしなかった。先週のBS歴史館で「日本の転換点シリーズ」の⑴として『応仁の乱』があった。いい加減な幕府の下での好き勝手な破壊の繰り返しだけというイメージしかなかったが番組を見て断片的に入っていたさまざまな知識が有機的に結びついた。
ちょうど10月の100分de名著は松尾芭蕉の「おくのほそ道」である。松尾芭蕉については井上ひさしさんの『芭蕉通夜舟』を観たのをきっかけに少しかじったが、あくまで芭蕉個人の変遷しか見てなかったが、今回応仁の乱によって大転換した日本の中で芭蕉を位置づけると違ったものが見えてきた。これもなかなかいい番組で明日の3回目も楽しみである。
ちょうど10月の100分de名著は松尾芭蕉の「おくのほそ道」である。松尾芭蕉については井上ひさしさんの『芭蕉通夜舟』を観たのをきっかけに少しかじったが、あくまで芭蕉個人の変遷しか見てなかったが、今回応仁の乱によって大転換した日本の中で芭蕉を位置づけると違ったものが見えてきた。これもなかなかいい番組で明日の3回目も楽しみである。