素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

雨と風 覚悟していて 肩すかし

2013年10月24日 | 日記
 昨夜の予報では朝から雨。しかし起きてみれば曇り空。予報は午後から雨に変わっている。なのに昼が近づくにつれ薄日もさす空模様。午前中出かけていた妻が玄関を開けて開口一番「どうなってるの!」。本当なら明日からの展示会のために午後搬入であった。早々の中止決定にやや不満があるもののそれなりの天候のくずれがあればあきらめがつく。なのにこの天気、腹立たしくなる気持ちは理解できる。

 展示会の日程に合わせて花を咲かせるというのはなかなか難しい。この秋はいつもよりうまくいっただけに未練もあるのだろう。主役になるはずだった「源平かづら」と「トリカブト」である。
  午後も曇りが続く見込みなので、いつもの自転車はやめてジムへは歩いていくことにした。もうけもののような午後、途中の木々草花をカメラに収めたいという気分になった。

 道に散っている桜の葉の一枚が怒ってる妻と重なった。 顔を上げれば、荒れた天気が遅れているので落ちることをまぬがれている葉がお気楽に見えた。
   きんもくせいの香り、その下にはツワブキの花。ゆっくり歩けば季節に触れる。
  今年の異常な気温の変化を象徴するような季節外れの紫陽花の花も一輪ひっそりと咲いていた。
  明日こそ雨だろう。
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