昨日の朝、新聞を読んでいた妻が「変わった名前やね」とつぶやいた。「ま・か・て やて、知らんなあ」「これやこれや」と読んでいた『阿蘭陀西鶴』のを閉じて見せた。「へえ~」と驚いたような顔をした。「この頃ずっと読んでるんやけどな」と苦笑い。私の読んでいるものには全く関心がないので目に留まらないのである。それで助かることも多いのだが。
「何か賞をもらったみたいやで」と新聞を渡してくれた。
昨年の12月18日に、織田作之助賞実行委員会(構成:大阪市・大阪文学振興会・関西大学・毎日新聞社)によって、平成25年11月1日から1年間に初版が刊行された新鋭・気鋭の小説を対象とした「織田作之助賞」最終候補作の5作品から、朝井まかてさんの『阿蘭陀西鶴』と藤谷治さんの『世界でいちばん美しい』が同時に選ばれた。と今日の新聞の特集欄にあった。選考委員5名の選評も掲載されていて興味深く読んだ。
『阿蘭陀西鶴』は他を圧倒する存在感があったようだ。藤谷さんの作品については随分熱い論議があった上での決定ということがうかがえた。日に日に朝井ワールドに引き込まれつつあるのだが楽しみがさらに増してきた。
「まかて」というペンネームは沖縄出身の祖母の琉球名であることを知った。時々、「まかて」と「まてか」と迷うことがあるのは確か。
「何か賞をもらったみたいやで」と新聞を渡してくれた。
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『阿蘭陀西鶴』は他を圧倒する存在感があったようだ。藤谷さんの作品については随分熱い論議があった上での決定ということがうかがえた。日に日に朝井ワールドに引き込まれつつあるのだが楽しみがさらに増してきた。
「まかて」というペンネームは沖縄出身の祖母の琉球名であることを知った。時々、「まかて」と「まてか」と迷うことがあるのは確か。
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