素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

星田山手とんど焼き好天気のもと厳粛に盛大に

2015年01月18日 | 日記
 昨夜に続いて未明に雨が降り心配したとんど焼きであった。雨と強風ほど難物はない。ここ数日の不安定な天気に「どうかな?」と思っていたが、開会の12時が近づくにつれ穏やかな青空が広がってきた。

 今年も卒寿を迎えられたKさんのリードのもとに立派なとんどが出来上がった。脚立に乗って各家庭から持ち寄られた注連縄をつけていく。しっかりした足腰には毎年敬服する。
 この形式を作り始めて10年目の節目を迎えた。「もう無理や!」と言いながら年々元気になっていく感じがする。

 12時からはちびっ子餅つき大会。
  つきあがった餅はテントに運ばれ、きなこ餅と醤油餅になって参加者にふるまわれた。
  
13時から、星田神社の宮司さまによるとんど焼きに先立っての清めの儀式が執り行われる。
  

 市長をはじめ府議会議員、市議会議員、教育長、区長などが来賓でズラリと並んだが、一番の注目は先の衆院選で大阪第11区に初の自民党議席をもたらした有名なS議員が顔を出したことだ。
 「S議員が来るみたいやで」「へえ~ほんとかいな」「選挙の時はお目にかかってないから弁天さん拝んでこよかな」「まだ到着してないとちがうか」「あのヘリコプターから落下傘で降りてくるかもしれませんな」「広報のあんた下から写真撮ったらいけませんで」「セクハラで御用や」「フライデーなら売れまっせ」「ありゃ~あ 車で来てもうたがな」
 「地元密着で負けた元官房長官は見当たりませんな」「落選中は来てましたのにな」「比例で復帰したから今は代表選でとんど焼きどころやおまへんで」「そういや今日でしたな」「燃え上がらない代表選でしたな」「タイミングが悪いですわ」「マスコミは阪神淡路大震災から20年一色でしたもんな」「今日びマスコミに取り上げられるかどうかできまりますわな」「誰になりますやろ」「誰になっても同じと違いますか」

 おごそかな祝詞の間、頭を垂れての会話。点火されたらアッという間に燃え上がり、燃え尽きた。
         「ほなまた来年」「来年は私も燃やされてるかもしれませんな」「それだけ脂肪ついとったらよう燃えまっせ」「心は燃え尽きてますがな」「お互い元気でな」「そこの段差気いつけや」「こけたらアカン こけたらアカン という歌ありましたな」「なめたらでんがな」 元気なお二人であった。 
   

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画『じんじん』交野市上映会へ | トップ | 寄せ植えの梅ほぼ満開、お年... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事