素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

映画「北のカナリアたち」胸迫るものがありました

2013年03月21日 | 日記
 寝屋川市民会館で月1回(原則第3木曜)開催されている映画会、先月の『『旅の贈りもの~明日へ~』は招待券があったので行ったのだが、今回は身銭をきった。予告編を見て感じるものがあったので帰りがけに迷うことなく前売り券(800円)を買った。中学生の頃から一貫して吉永小百合は苦手である。何がどうとは言えないのだが避けてしまう。 したがって、吉永小百合主演のこの映画の前売りを即買ったということは私の人生においては画期的である。(ちょっと大袈裟)

 利尻富士の美しい姿をバッグに人間模様の複雑さを見事に描いていると思った。縦糸と横糸が織り合わされて見事な布がつくられたという感じであった。

 人間や事象を一面的にとらえていないものと出会った時は心が揺り動かされる。

 
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「青島広志・春から始まるコンサート」へ

2013年03月20日 | 日記
 四条畷市民総合センター市民ホールである「青島広志・春から始まるコンサート」の招待券をプレゼントされていた。家から会場までは歩いて50分、天気のほうが少々心配であったが傘を持って出かけた。この間急に暖かい日が増えたこともあって、ユキヤナギ、レンギョウ、ハクモクレン、コブシ、ジンチョウゲなどの花が咲いていた。「いつの間に」という感じであった。2週間余りバタバタした生活をしていたのでゆっくり歩いて景色を見る余裕がなかったなどと思いながらの歩きであった。会場の手前でポツポツと雨が当たり始めた。

  コンサートは「世界一受けたい授業風」に音楽の薀蓄と自身のエピソードを交えながら軽妙に進められた。第一部は春の歌、第二部は夏、秋、冬の歌という構成で、テノールの小野勉さんとともに歌ったり、演奏を楽しんだ2時間であった。小さな子どもも多く来場するという想定だったみたいで選曲の8割が子供向けという点が少々物足りなさを感じた。実際は中高年が9割であった。

 帰りは雨に降られた。天気運は恵まれている方だが今回は外れ。花の写真を撮りながら帰ろうと思っていたが断念する。

「春分の日」は昭和23年(1948)7月に「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日として制定された。と『日本の歳時記』にあった。初めて知ったことである。昼が長くなっていくと思うと少しうれしくなる。ちなみに「秋分の日」は「祖先を敬い、故人を偲ぶ」日として制定されている。
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ロイヤルホースで♪月光価千金♪を 金子晴美さんにリクエストする

2013年03月19日 | 日記
 部屋の改装から始まって京都マラソンまでの厳しいスケジュールを乗り切った自分へのご褒美と打ち上げをかねて、久しぶりにロイヤルホースへ出向いた。今日のライブはジャズシンガーの金子晴美さん。

 ♪月光価千金♪をリクエストしたいと決めていた。この歌、昭和3(1928)年につくられたというからずい分古い歌だが味がある。私は小さい頃、エノケンこと榎本健一さんの歌を通じて知った。長い間、コミック・ソングだと思っていた。
榎本健一さんの「月光価千金」は
 ♪美しいシとに出会ったときにゃ やさしくしとやかにシざまずいて
 ニヤニヤッとエッヘッヘ笑って手を握りなさい 大声あげず逃げださないならば
 「ア、ラ、マ、いけ好かないひとですわね まあ! およしなさいましよ」
 てなことを云ったってもう大丈夫 彼女はわたしの両手を待ってます

 美しいシとに思いこまれて 朝から晩まで愛の囁き
 イヤーンと鼻声で いちゃつくときは 小鳥も仔猫もあら これにゃあ顔負けだ
 おっ おっ 愛しいおまえ む ね が燃える 「あ、ら、まあ、キマリが悪いわよ」
 暁の朝風がしみじみと 二人の愛の巣は ヘッ、へックション、夢だった♪


 後に、原題は「 Get Out And Get Under The Moon 」で 作曲 ラリー・シェイ 作詞 チャールス・トビァスと知る。

When you're all alone In any ole night and when you're feeling out of tune
Just pick up your hat and close up your flat Get out and get under the moon
Underneath the bright, silverly light You'll be feeling better soon
Just pick up your hat and close up your flat Get out and get under the moon

Look! Look! Look at the stars above Look! Look! Look at those sweeties love
Oh boy! Gimme a night in June, I really mean it !
All you've gotta do in any ole night and when you're feeling out of tune
Just pick up your hat and close up your flat Get out and get under the moon


 ♪美しき天然♪という歌が「サーカスの唄」というイメージを持ったのと同様にエノケンの歌う♪月光価千金♪でこの曲に対して少し違うイメージを持っていたので、いつかジャズシンガーの生で聴きたいと思っていた。それがかなったので大満足。


月光価千金 金子晴美~Premium Jazz All-Stars~


 金子さんが歌った歌詞は昭和3年に伊庭孝さんが和訳したものである。月光価千金というタイトルも伊庭さんのつくったもの。

 ただ一人寂しく悲しい夜は 帽子を片手に外へ出て見れば
 青空に輝く月の光に 心の悩みは消えて跡もなし
 ああ ああ 三日月の夜 ああ ああ 空に輝く月の光に
 星空に輝く月の光に 心の悩みは消えて跡もなし


 昭和4年には作間毅さんも和訳してタイトルは「月夜の晩に」となっている。
作間毅訳 「月夜の晩に」
 晴れ渡る大空輝く月星 あれこそ慰め寂しき思いの
 いざ行かん手を取り慰めの下(もと)へ あまねく照り渡るあの光の下へ
 キラ キラ キラ輝く星は チラ チラ チラ影は動き
 あの美しき天地(あめつち) あれ見よ
 晴れ渡る大空輝く月星 あれこそ慰め寂しき思いの



 岸井明さんは 「月に告ぐ」というタイトルで次のように和訳して歌った。
 お月様おいくつ十三七つ あたしのあの娘(こ)も十三七つ
 お月様あなたも恋の病み上がり あたしもあの娘に恋の薄ぐもり
 せつないあたしのこの胸を あの娘に伝えてちょうだい ねぇちょっと
 お月様冴えないあたしの心 明るくまんまるくなりたい心


 ディック・ミネこと三根徳一さんは 
 月白く輝き青空高く こずえの青いを我によせて
 さびしそう その人 心に消えて 楽しくときめく胸の思い
 おお おお またたく星は 我が心に語るうるわしの夜よ
 青空に輝く月の光は 楽しき思いを我によせる。


と訳している。多くの人の心をとらえてきた名曲である。素敵な演奏を聴きながらの食事とお酒。至福のひと時であった。
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車をも吹き飛ばし行く春一番

2013年03月18日 | 日記
 立春後、初めて吹く強い南風を「春一番」と呼び、今日の風がそれにあたるという。朝から日本海で発達した低気圧が通過する時、台風並みの強風が吹くおそれがあると繰り返し注意をうながしていた。

 ずい分構えていたが、その割には夕方まで雨、風ともたいしたことがなかった。ただ、夕方のニュースで各地の様子を見ると、私の住んでいる地域はラッキーであったと思えた。自動車が飛ばされて道路脇に落ちていたり、立体駐車場から落ちている映像には驚くばかり。

 春一番で木々の芽がふくらみ、春二番で花が咲くという。桜の開花宣言が続いているが、この調子だと4月は葉桜か?としなくても良い心配をしてしまう。4月7日の交野マラソン、昨年より2週間ほど遅くしたのは桜咲く下を駆け抜けるということも考慮されてのことだと推察する。古より交野の地は桜の名所であった。小さな町の小さなマラソン大会だけに桜の彩りがほしいところ。

 花の開花時期は本当に微妙。だからこそ毎年心がおどる。ジムでも交野マラソンに向けて隔週日曜日の朝、有志が集まりトレーニングをしてきた。私は時間の都合で参加していないが、毎回15~20名の参加者がある。掲示板に写真入りで報告がある。あと1回である。発起人のジムのスタッフのBさんは予想以上の盛り上がりに感激ひとしお。

 昨年。生ビールをかけて走った4人のうち、1人は脊柱管狭窄、もう1人は足底筋の炎症のため断念。明日は我が身、体調管理だけは怠ってはならない。

 今はフルマラソンのために体が覚えた時速9kmのリズムを、10kmを走る交野マラソン用に時速10km~11kmのリズムに切り替えることに取り組み始めた。
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デジブック 『早春の花巡りの旅』

2013年03月17日 | 日記
 花巡りはタイミングが難しいのだが、今回はラッキーであった。しだれ梅と梅と河津桜、カンヒサクラの開花時を同時に見ることができた。寒暖の差が激しい気候が続いたおかげかもしれない。また、セツブンソウもちょうど見頃であった。

デジブック 『早春の花巡りの旅』


 今日は久々にジムでじっくりトレーニングをした。ランニングマシーンで60分間10.6kmを走ることができた。回復したことを確認。
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