~急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。(「BOOK」データベースより)
「2012このミステリーがすごい」の第一位を獲得した小説とのフレコミで、ぜひとも読んでみたいと思っていました。
「このミス」なので、「最後にどんでん返しがあるんかなぁ?」と、思って読んでいたんですが、それもなく、とても爽やかで、和やかにエンディングを迎えます。
もう一捻りも二捻りも欲しかったですね(×_×)
参考文献の数の多さや、インタビューのご苦労など、この上下巻を書き上げるのには、相当な労力が費やされたことでしょう。
その割には、あまり報われなかったかも知れません。
また、片寄った政治的思想が色濃く反映されているため、僕はそれほどの拒否感は無かったのですが、違和感を覚える方も多いと思います。
SF映画やアクションエンターテイメント作品が好きな方には喜ばれる作品かも知れません。
筆者の努力に敬意を表しつつ、
★★★3つですね。
「2012このミステリーがすごい」の第一位を獲得した小説とのフレコミで、ぜひとも読んでみたいと思っていました。
「このミス」なので、「最後にどんでん返しがあるんかなぁ?」と、思って読んでいたんですが、それもなく、とても爽やかで、和やかにエンディングを迎えます。
もう一捻りも二捻りも欲しかったですね(×_×)
参考文献の数の多さや、インタビューのご苦労など、この上下巻を書き上げるのには、相当な労力が費やされたことでしょう。
その割には、あまり報われなかったかも知れません。
また、片寄った政治的思想が色濃く反映されているため、僕はそれほどの拒否感は無かったのですが、違和感を覚える方も多いと思います。
SF映画やアクションエンターテイメント作品が好きな方には喜ばれる作品かも知れません。
筆者の努力に敬意を表しつつ、
★★★3つですね。