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小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

無味乾燥『氷菓』by米澤穂信

2017年12月18日 | 小説レビュー
〜いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。
あるはずの文集をないと言い張る少年。
そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実―。
何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。
さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ登場!第五回角川学園小説大賞奨励賞受賞。「BOOK」データベースより


ふ〜ん・・・( ´△`)
と、まぁ、あまり感想と言えるものを書ける要素がないですねぇ。

序章の謎解きも今一つ、『氷菓』の意味や、引っ張った割には真相のタネ明かしも今一つ、最後のオマケも不発・・・。

何とも締まりがなく、序盤から中盤にかけてのセリフ回しもイマイチ。

何故にこの作品が話題を呼び、アニメ化、映画化されているのか全く理解できません。

米澤穂信氏の書く文章と、僕の波長が合わないだけではないと思いますが・・・、
★★☆2.5ですね。