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大切にしたい感受性『センス・オブ・ワンダー 』byレイチェル・L. カーソン

2020年12月27日 | 小説レビュー

『センス・オブ・ワンダー』byレイチェル・L. カーソン

~子どもたちへの一番大切な贈りもの。美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を見はる感性「センス・オブ・ワンダー」を育むために、子どもと一緒に自然を探検し、発見の喜びに胸をときめかせる。「BOOK」データベースより

 

「読んでおくべき本」の一つに挙げられることが多い『センス・オブ・ワンダー』byレイチェル・L. カーソンです。またまた先入観なく借りてきました。

写真詩集のような形で自然界の何気ない写真とともに、心に響く言葉が綴られています。

よく「感受性を豊かにして」と言われますが、まさにその通りのことが書いてあります。小さい子どもに頃には、誰もが持っている「なんで〇〇なん?」という小さな疑問や、自然の姿を見て、そのままに受け入れ、その美しさ素晴らしさに感動する心というのは、年齢を重ねるごとに枯れていき、小さな出来事に感動や感心することが少なくなっていきます。

こういう本を読んで、自分の奥に眠っていた感受性が引き起こされ、またフレッシュな気持ちになって、自分の周りの環境、人々の有難さに感謝すること。当たり前に思っていたことが、とても貴重で有難いことであるということに気づくことができます。

レビューを読んでいると「子育て中に読んで良かった」という感想が多いですが、大人から子どもまで、あらゆる世代の方々に一度は読んでもらいたい作品です。

 

★★★3つです。