『不夜城』by馳星周
~アジア屈指の歓楽街・新宿歌舞伎町の中国黒社会を器用に生き抜く劉健一。
だが、かつての相棒・呉富春が町に戻り、事態は変わった。
生き残るために嘘と裏切りを重ねる人間たちの危険な物語。(内容紹介より)
僕の好きな作品と、良く合致する『吉川英治文学新人賞受賞作品』で、金城武主演で映画化もされており、期待しながら読みました。
が、主人公の一人称で語られる内容に、読み出してからすぐに、「これはアカンかもな」と、少し期待値も萎みましたが、年末年始の慌ただしさの中で、何とか最後まで読みきりました。
内容としては悪くないと思うのですが、人物設定があやふやで興醒めします。
前半に、残虐非道なチャイニーズマフィアや、大物黒幕、冷徹な殺し屋などが登場し、台湾人と日本人のハーフである主人公の劉健一が、たった一人で知恵を駆使して立ち向かうストーリーなんですね。
クライマックスに向かって、主人公が徐々に追い込まれて、絶体絶命のピンチを迎えたりするのですが、簡単に切り抜けたり、「はぁ?なんじゃそりゃ?」という感じで、あっさりと敵が死んだり、後半はダメダメな展開にガッカリしました。
★★☆2.5です。
~アジア屈指の歓楽街・新宿歌舞伎町の中国黒社会を器用に生き抜く劉健一。
だが、かつての相棒・呉富春が町に戻り、事態は変わった。
生き残るために嘘と裏切りを重ねる人間たちの危険な物語。(内容紹介より)
僕の好きな作品と、良く合致する『吉川英治文学新人賞受賞作品』で、金城武主演で映画化もされており、期待しながら読みました。
が、主人公の一人称で語られる内容に、読み出してからすぐに、「これはアカンかもな」と、少し期待値も萎みましたが、年末年始の慌ただしさの中で、何とか最後まで読みきりました。
内容としては悪くないと思うのですが、人物設定があやふやで興醒めします。
前半に、残虐非道なチャイニーズマフィアや、大物黒幕、冷徹な殺し屋などが登場し、台湾人と日本人のハーフである主人公の劉健一が、たった一人で知恵を駆使して立ち向かうストーリーなんですね。
クライマックスに向かって、主人公が徐々に追い込まれて、絶体絶命のピンチを迎えたりするのですが、簡単に切り抜けたり、「はぁ?なんじゃそりゃ?」という感じで、あっさりと敵が死んだり、後半はダメダメな展開にガッカリしました。
★★☆2.5です。