続・知青の丘

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祇園の夜を

2011-07-25 07:10:31 | 生涯学習
満喫しました!
なんて書けたら、さぞや痛快だろう。

実は、19日から24日まで、講義中も見学中も、
ただひたすらメモってました。
レポート試験と実習簿提出のために。
ブログ書いているこの時間も、こうしている場合ではないのだが、
昨日送った旅行鞄がまだ届かな~い~

スクーリングの前日18日のこと。
西陣の帯製造業『渡文』の
「店兼住まい」(昭和11年建)を改装した『織成館』(おりなすかん)
見学。
そこの親族の娘御と3年前学芸員コースでお知り合いになったので、
お誘いがあり行ってみた。

まず目に入るのは、
手織物の技術保存を目的として製織された片山流の復元能装束。
そして、大きな黒光りのする大黒柱や梁。

2階に上がると、内閣総理大臣賞を2回受賞されている帯など、
伝統の中に現代風のデザインや技術を生かした
素晴らしい作品群や小物類、ランチョマットなど。
織りの現場もみせてもらえる。

普通に帯も販売されており、格安!らしい。
たまにでも着物を着る習慣があれば、ひとつくらい欲しいところだが~

琳派や若冲の絵を意匠化したりなど、色々試みはあるようだが、
「売れない・・・」と
文紙さん(もんがみさんだったかな、文様をプログラミングする職人さん)の言葉。
いまや、日本の伝統工芸の窮状は、西陣帯の業界にも。
ひところは、亀山?にも佛教大学のあたりにも工場などがあったらしいが、
今は売却・縮小されて、この地のみで織りの職人さんも10名弱。

彼女は、このところ、
能装束の復元に余念がない。

坪庭もあり、
厠の前の手水鉢のとこ、朝顔の手ぬぐいが心にくい。
お茶やお菓子の接待もあり。

アクセスは、京都駅から地下鉄「今出川」下車→
        市バス「浄福寺」下車、徒歩3分
        市バス「千本上立売」下車徒歩5分

電話番号:075・431・0020
京都市上京区浄福寺通上立売上ル大黒町693番地
京都の住所って長い!

((ここから、26日に書く))
昨日午後宅配がきたので、試験レポート早速仕上げた。
今日郵送するが、まだまだ見学実習の記録をせねばー。
5日分だから、これが難行!!!

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初ところてん~振幅大の女

2011-07-12 10:07:06 | つれづれ
昨日、今年も手作りの心太を頂いた。

5月の天草にてんぐさをとりに行かれて、
梅雨の晴れ間に何度も洗い、何度も干し上げての労作。
添加物は酢のみ。

佳き隣人がいてくださる幸せをかみしめながらいつも頂く。
粉の黒砂糖がよく似合う~。
もう、市販のものなんて。
7・8年食べていないなあ。

この歳になると、御馳走はいらない。

先の日曜日、ラジオで福山雅治も、
アツアツご飯に、めんたいと高菜漬の油いためさえあれば何杯も・・・と。

私も、炊きたてご飯に
味噌汁、浅漬け、めんたい、高菜漬の油いため、
たまに焼いた味噌漬けの鮭さえあれば・・・・


「風の盆恋歌」など、ブログに好き放題書いているものだから、
「随分とふり幅の大きい人」だなという反応あり~((笑))。

「良妻賢母」も介護もやってきたから、
もう社会に対する責任は果たしたと思ってる。
そろそろ自己解放・・・

ということで、18日から24日まで京都にスクーリングに行きます。
朝09時から夕方19時近くまで6日間みっちり!
学友の勧めで、祇園町八坂神社の近くにあるホテルを予約。

しか~し、
京都の夏に耐える体力があるかどうかが一番の心配だ。
リポビタンDもアクエリアスも準備した。
高菜の油いため持って行こうかなー。









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風の盆恋歌

2011-07-07 13:08:35 | その他
こうも大量に雨が降り、湿気った空模様ばかり続くと
『風の盆恋歌』のような恋愛にあこがれる~。
1年に1度、風の盆の祭りの3日間だけの不倫!
あとは忍ぶ恋!
とは、なんと美しくて切ない話ではないか・・・。


湿気った部屋!
湿気った生活!?
湿気った夫婦!??
いやいや、
湿気ってしまった九電株!

こんな私の生活が「ケ」で、
この小説の3日間を「ハレ」とする考え方があるが、
そのような3日間、いい気分転換では済まないだろうな・・・。

妄想は首肩の凝っていない次の機会にして、
家の周りの虫々でも眺めようっと!

かまきり、ななふし、揚羽蝶
(山椒の木に今年も卵を産みつけたから幼虫もいるいる!)
蛇の目蝶?、かたつむり、蜘蛛、だんごむし、ナメクジ、藪蚊、蛾、蟻・・・

そういえば、まだムカデをみないなあ。
きょうは、黒揚羽が元気いい。





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蓮華化生(れんげけしょう)

2011-07-02 23:29:19 | 生涯学習
「蓮華化生の思想と佛教美術とのかかわりについて具体的に記せ」
佛教美術史のレポートの2つある設題のうちの1つはこれ。

四苦八苦して、一応3200字程度に構成したとこ・・・
あと推敲して、この科目だけは手書き仕上げせねばならない。
それに、もうひとつ設題あるし・・・・

くたびれてくたびれて、もうこれ以上見たくなくなっているとこ・・・
首肩も凝ってきた。
マッサージ師さんに予約をいれなきゃなあー

しかし、蓮華=ハスから仏や菩薩が誕生するという思想は
調べれば調べるほどおもしろい。
法隆寺にもたどりついているんだって。

なぜハスなのか。

エジプトの「蓮華紋」は、睡蓮(ロータス)起源で、
日本に渡ってきて忍冬唐草文として展開。

どうも、蓮華座・蓮華紋の造形の背後には、
古代インドのブラフマー(梵天)の誕生神話があり、
それに佛教が習合?した蓮華化生の思想があるようだ。

でも、中国にも「天」の思想とハスを結び付ける思想は、
佛教が東伝する以前からあったようで~

インドから中国へ「伝播」したのか、
それとも中国でも「自生」したのか?

脳トレーニングも楽じゃない。
けど、わるくない。

ちょうどこれから、ハスの季節。
去年は、大賀ハスも見たし、
中尊寺ハスも見た。
その美しさに、キュンとなるくらい切なかった。

今年は、ちょっと違った見方ができそうだ。





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