むむむっ!!
今回のツアーの キーワードは
「文化的景観」でしょ!!
~自然と人間との共生が織りなす
”い・い・な・が・め”
熊本県文化企画課が担当し、
阿蘇世界文化遺産登録推進協議会が主催する昼食代負担のみでのツアー
目的は、阿蘇の新たな魅力と価値を体感してもらう・・・ことらしい。
ブログアップか写真の提供をするかで優先的に参加できるというわけで
私はコレで
恩返しだ!!
阿蘇の穴場とか隠れたスポットとか紹介してくれるのかなと思ったが
メジャーなとこばかりで、それはなかった。
ただ、説明に同行された梶原宏之氏の話で
阿蘇を強く見つめなおしたのは事実。
同氏は、まずこんなことを言った。
阿蘇の民は、半径約10キロの広大なカルデラ空間を「谷」といい、
五岳の北側を阿蘇谷、南側を南郷谷と呼ぶと。
今まで、どこが阿蘇谷でどこが南郷谷なのか
私の疑問の一つだったのだ。
スッキリ!
いつでもどこにでも飛び出すくまモンですが
私は、大好きなのでよくYOUTUBEで観ています。
北外輪山・兜岩展望所から南に阿蘇五岳
北東に九重連山を望む。
小国町・杖立温泉
温泉卵や芋、野菜などの蒸し場
何か所かあり、無料。
目安時間も書いてある。↓→
若い恋人たちは恋愛成就を願って!
ちんぽこもおそそも湧いてあふれる湯 山頭火
阿蘇市・大観峰(大観峰とは、徳富蘇峰が命名したらしい)
波野・やすらぎ交流館のヘルシーランチ・・・デザート・お芋の茶きん絞り付き
高森・月廻り公園・・・国道265沿いの眺めのよい広々としたところ。斜面では草スキーも。
南阿蘇・白川水源
水が湧いている!
寺田寅彦(五高の学生だった)は物理学者にして文筆家!?
この歌、自由でいいですねえ~。特に「宇宙見物」がー
赤い実がとてもあざやかな水源の美男葛でした・・・
阿蘇の山びとは
阿蘇の草原の森林化を阻止するため、
春は野焼き、夏は放牧、秋は草刈り
と、命を懸けて草原を守っている。
世界遺産登録を目指すということは、
阿蘇に生きる人間と動物の営みによって、
より多く水を涵養する草原と多くの希少植物を
守ることでもあるらしい。
森林化してしまうと、水は草地より多く蒸発してしまい、
希少植物は日光が足りずに絶えてしまうそうです。
そうだ!と思いついて
県外に就職している息子に
お歳暮は阿蘇のあか牛にしてくれえ~
とメールしたら、
もう、すでに北海道の海の幸を手配した。
来年早めに言ってくれ~だった!
よし!!
(畜産農家を守る→草原を守る→あか牛を守る→オオルリシジミを守る
オオルリシジミはクララというマメ科の草を食草としているが、牛は苦いから食べないそうです。)
*梶原宏之氏
昭和43年生まれ
「阿蘇たにびと博物館」館長、学芸員。
専門は民俗学。
九州大学大学院芸術工学部博士課程在籍。
3つの大学で非常勤講師.
南阿蘇の消防団員を15年務めた経験あり。
阿蘇弁や阿蘇の民話、神話をよく収集されていて、
説明は絶妙、きさくで明るく面白い方でした・・・・
*阿蘇・なみの高原 やすらぎ交流館
都市と農村の交流環境施設。
旧波野村立小池野小学校を増改築した。
教室が宿泊室に(一泊2食付き5250円)
体育館や研修室、和室もあり
屋外では自然体験や農業体験などできる。
道の駅「波野」神楽苑に近い。