続・知青の丘

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第5回江田船山古墳公園吟行俳句大会

2016-05-14 10:33:22 | 熊本県現代俳句協会
第5回江田船山古墳公園吟行俳句大会

5月12日、12時から菊水ロマン館で
俳句大会が開催され、48名の方々の力作が競いあいました。
全員の互選により、高得点句が賞を頂けます。

午前中は皆それぞれ思いのままに、緑溢れる古墳地帯を吟行。
天気にも恵まれ、熊本地震をひととき忘れてしまいそうでした。

この地域には、江田船山古墳(5世紀後半、前方後円墳)のほかに、
装飾古墳である塚坊主古墳(6世紀初頭、前方後円墳)と
江田穴観音古墳(6世紀後半、推定円墳)や
若宮古墳(6世紀中ごろ、前方後円墳)など
が近接してあります。


           石人(レプリカ)


        江田船山古墳(国史跡)

*現代俳句協会熊本地区の会員の句です。

大王(おおきみ)は唯(た)だ万緑となりにけり
                   青島玄武

一歩より緑したたる古墳山 
                   荒尾かのこ

石人といへど触れたき蝶の舌
                    加藤知子

夏うぐいす断層の町越えてくる
                    田中順子

地震の日々しばし忘るる五月晴れ
                    光永忠夫


わたくしの5句選は次の句でした!

風になる巣立光となる巣立    大河内みのる

新緑や男消えゆく水車小屋 生田一代

鳥籠のさはぎ出したる薄暑かな  浦みつる

石人のふと息もらす若葉闇    西村安子

老鶯の鳴き音褒めつつ師は星へ  村上重夫

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この古墳地帯の道路向かいには、謎の隧道遺構である
”トンカラリン”があります。
説明看板は民家の建てこんだところにあり、
ここから登って行くようです。
途中まで行ったけれど、恐くて引き返しました。






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