5月18日日曜日晴れ
昨日投句した分についての第2次句会
特別撰者中心に句会。
兜太先生の選は、特選・好句と問題句のみ。
いつもならすべての句について先生の一言があるが・・・・
お弁当を食べて、午後から自由吟行。
岡田美術館へ行くことにする~
ホテルから循環バスで湯本駅に出て
登山列車に乗り
小涌谷下車~バスで岡田美術館前まで行ける。
入館料は2800円!!
お目当ては今話題の「深川の雪」
厳重な警備をくぐり抜けて入館。
ちょうどいいくらいの観覧者でゆっくり観れた。
余裕のある展示スペースにソファ椅子もあり
居たければ何時間でも居れる。
同じ空間に有田焼の古九谷様式のコレクションもあり、興味を引いた。
上の階、そのまた上の階の展示もあった・・・・
2時間見て回ったという男性もいた。
17時半までにホテルに帰り
第3次句会用の1句投句。
みなさんの投句された句群は
夜のうちに清記されて配布され、我々は選句して明日の朝食までに出す。
前日と同じ。
19時半から22時まで4グループに分かれて句会。
我々のグループは約20名参加。
清記のあと人数分のコピー、皆に配布され、それぞれに選をして
採った評、採らなかった評を述べあって・・
松本勇二氏の名司会で順調に始まり
和やかに終わる。
昨日投句した分についての第2次句会
特別撰者中心に句会。
兜太先生の選は、特選・好句と問題句のみ。
いつもならすべての句について先生の一言があるが・・・・
お弁当を食べて、午後から自由吟行。
岡田美術館へ行くことにする~
ホテルから循環バスで湯本駅に出て
登山列車に乗り
小涌谷下車~バスで岡田美術館前まで行ける。
入館料は2800円!!
お目当ては今話題の「深川の雪」
厳重な警備をくぐり抜けて入館。
ちょうどいいくらいの観覧者でゆっくり観れた。
余裕のある展示スペースにソファ椅子もあり
居たければ何時間でも居れる。
同じ空間に有田焼の古九谷様式のコレクションもあり、興味を引いた。
上の階、そのまた上の階の展示もあった・・・・
2時間見て回ったという男性もいた。
17時半までにホテルに帰り
第3次句会用の1句投句。
みなさんの投句された句群は
夜のうちに清記されて配布され、我々は選句して明日の朝食までに出す。
前日と同じ。
19時半から22時まで4グループに分かれて句会。
我々のグループは約20名参加。
清記のあと人数分のコピー、皆に配布され、それぞれに選をして
採った評、採らなかった評を述べあって・・
松本勇二氏の名司会で順調に始まり
和やかに終わる。
5月17日土曜日晴れ
(結社「海程の全国大会は午後から)
13時から総会
金子兜太先生ごあいさつ!
兜太先生はとてもお元気でした。
「老人は青年の敵 強き敵 (金子兜太)」
<筑紫磐井句集『我が時代』より>
14時50分から第1次句会
事前投句2句について特別撰者16名の入選句発表の後
兜太先生の入選句発表
17時までに1句投句
18時から宴会~
今回は畳の間だったので
結構にぎわった。
舞台の方では各地から来られた会員の紹介が行われた。
午前中は急いでポーラ美術館に行った。
強羅駅からバスがあるが乗りはずしたので
タクシーで
開館時間は9時から。数名が待っていた。
ガラス張りに緑が映えて見事!!
エスカレーターで下に降りる
入館料(1800円)を払って、もう一階下に降りる
右側が展示室入口
佐藤忠良の作品
この一帯は、夏椿(沙羅)の木が多かった・・・
ひめしゃら木肌モディリアーニの首こんな 知青
(結社「海程の全国大会は午後から)
13時から総会
金子兜太先生ごあいさつ!
兜太先生はとてもお元気でした。
「老人は青年の敵 強き敵 (金子兜太)」
<筑紫磐井句集『我が時代』より>
14時50分から第1次句会
事前投句2句について特別撰者16名の入選句発表の後
兜太先生の入選句発表
17時までに1句投句
18時から宴会~
今回は畳の間だったので
結構にぎわった。
舞台の方では各地から来られた会員の紹介が行われた。
午前中は急いでポーラ美術館に行った。
強羅駅からバスがあるが乗りはずしたので
タクシーで
開館時間は9時から。数名が待っていた。
ガラス張りに緑が映えて見事!!
エスカレーターで下に降りる
入館料(1800円)を払って、もう一階下に降りる
右側が展示室入口
佐藤忠良の作品
この一帯は、夏椿(沙羅)の木が多かった・・・
ひめしゃら木肌モディリアーニの首こんな 知青
5月16日(金曜日)晴れ
17日から19日までの所属俳句結社の全国大会に出かけた。
前泊は強羅で。
羽田から品川→新宿=ロマンスカー→湯本駅まで行った。
深川めしを買って乗り込み、車内で食べた。
うまかった。
箱根登山鉄道(ここでもスイッチバックが)に乗り換えて
強羅駅まで行き、また乗り換えて上り
そして、ケーブルカーに
次から次にくるのですぐ乗りこめる。
大涌谷に
早雲頂上から観る富士山は、残念ながら霞んでいた。
朴の花の蕾が輝いて見えた(写っていない!)
強羅駅のすぐ近くのホテルに泊った。
連れの句友が、阿蘇と比較して阿蘇はどうじゃこうじゃ、もっとうんぬんかんぬん~
と連発していた。
植物も気温もあまり変わらないような感じだったが
天下の嶮とカルデラの広がりとでは景観は違って当たり前かも・・・・
富士山の堪能はまたの楽しみに・・・。
17日から19日までの所属俳句結社の全国大会に出かけた。
前泊は強羅で。
羽田から品川→新宿=ロマンスカー→湯本駅まで行った。
深川めしを買って乗り込み、車内で食べた。
うまかった。
箱根登山鉄道(ここでもスイッチバックが)に乗り換えて
強羅駅まで行き、また乗り換えて上り
そして、ケーブルカーに
次から次にくるのですぐ乗りこめる。
大涌谷に
早雲頂上から観る富士山は、残念ながら霞んでいた。
朴の花の蕾が輝いて見えた(写っていない!)
強羅駅のすぐ近くのホテルに泊った。
連れの句友が、阿蘇と比較して阿蘇はどうじゃこうじゃ、もっとうんぬんかんぬん~
と連発していた。
植物も気温もあまり変わらないような感じだったが
天下の嶮とカルデラの広がりとでは景観は違って当たり前かも・・・・
富士山の堪能はまたの楽しみに・・・。
母を知らぬわれに母無き五十年
湖(うみ)に降る雪降りながら消ゆ
永田和宏 『百万遍界隈』
なぜか
人数合わせで5月9日懇親会に参加し
翌日10日の講演会を拝聴しました。
永田先生は、とても気さくで
誰にでも温かく垣根がなく
なんでも面白がられ(イタリアでレンタカーの後ろガラスを割られてバッグを盗まれた話など)
話題も豊富
人脈もとてつもなく広くて・・・・・
風貌は、写真よりお若く、背もあり骨太でスラーっとしてダンディ。
(昭和22年生まれ。朝日歌壇撰者・歌会始撰者。現在は京都産業大学教授。)
講演は「風土と文学ー歌人 河野裕子をめぐって」
河野裕子さんの4つの時期(熊本・近江・京都・アメリカ)の歌16首について
お話されました。
その中で一つ。
一番、気になる、
一番、今の自分の心に響いてきた歌を。
アメリカ・ワシントンDCに先生が癌の研究者として行かれていた時期、
河野さんがお子様2人とともに生活されていた頃の歌
「日本人が日本人がといふ自意識に私やせるなよ言葉やせるなよ」 『紅』
河野さんは自意識の強いひとだったが
現地の人達の襞の中に入って行くことによって
自分自身がほぐれて、自分を守ろうとすることで返って言葉がやせることに気付いた時の歌が
これだと解説された。
自意識が強すぎると
自分も言葉もやせることになるんだなと心して聴いた。
「長生きして欲しいと誰彼数へつつつひにはあなたひとりを数ふ」 『蝉声』
撰者の哀しさでつい「いい歌だね」と、なんとまぬけたことを言ってしまったことか、
「ありがとう」と言わねばならなかったのにーと。
「手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が」 『蝉声』
有名な歌。
河野さんが家族、特に「あなた」に伝えたいという思いで最期に振りしぼられた歌!!
いい歌を作ることも大事だが
「伝えたい」という思いのほうがより大事と。
この2日間、有難いことに
思わぬ詩歌のご縁を頂きました。
深謝。
~これから先は余談・・・
永田先生と兜太師とは、朝日の撰者の関係で
「トイレでなぜかよく一緒になるトイレ友達」だと
おっしゃっていた。
そして、「とても大きな人」ともおっしゃった。
そうです!兜太師も永田先生もすばらしく大きなお方なんです。
だからか、そういう結社は大所帯。
9日の佐賀・武雄での羽生・森内名人戦に
新聞社の企画で1時間20分同席されていたそうで~。
羽生さんが長考に入られて
出るに出られず
沈黙がかたまりになっていて、ヒリヒリ痛かった
いたたまれない痛さを感じたそうで~。
もう二度と経験できない貴重な経験だったと。
森内さんに対して
気にならなかったか後で尋ねられたら
「気を消しておられたから~」と言われたそうだ。
さすが大先生ですね。
「たとへば君ガサッと落葉すくふやうに私をさらって行ってはくれぬか」『森のように獣のように』
そういわれたら、さらうしかないですよね(笑)
だと。・・・そりゃあそうです。
「塔」短歌会に入会しているひとの縁で
お泊りのホテルにお迎えに行った時
拙句集もちゃっかりお渡しできました。
新幹線口にお送りした際(言っておきますが4人でです)
駅舎にお入りになる前に
2回も3回も手をふってくださった。
ふ~む・・・・・・。
これもひとたらし!?
湖(うみ)に降る雪降りながら消ゆ
永田和宏 『百万遍界隈』
なぜか
人数合わせで5月9日懇親会に参加し
翌日10日の講演会を拝聴しました。
永田先生は、とても気さくで
誰にでも温かく垣根がなく
なんでも面白がられ(イタリアでレンタカーの後ろガラスを割られてバッグを盗まれた話など)
話題も豊富
人脈もとてつもなく広くて・・・・・
風貌は、写真よりお若く、背もあり骨太でスラーっとしてダンディ。
(昭和22年生まれ。朝日歌壇撰者・歌会始撰者。現在は京都産業大学教授。)
講演は「風土と文学ー歌人 河野裕子をめぐって」
河野裕子さんの4つの時期(熊本・近江・京都・アメリカ)の歌16首について
お話されました。
その中で一つ。
一番、気になる、
一番、今の自分の心に響いてきた歌を。
アメリカ・ワシントンDCに先生が癌の研究者として行かれていた時期、
河野さんがお子様2人とともに生活されていた頃の歌
「日本人が日本人がといふ自意識に私やせるなよ言葉やせるなよ」 『紅』
河野さんは自意識の強いひとだったが
現地の人達の襞の中に入って行くことによって
自分自身がほぐれて、自分を守ろうとすることで返って言葉がやせることに気付いた時の歌が
これだと解説された。
自意識が強すぎると
自分も言葉もやせることになるんだなと心して聴いた。
「長生きして欲しいと誰彼数へつつつひにはあなたひとりを数ふ」 『蝉声』
撰者の哀しさでつい「いい歌だね」と、なんとまぬけたことを言ってしまったことか、
「ありがとう」と言わねばならなかったのにーと。
「手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が」 『蝉声』
有名な歌。
河野さんが家族、特に「あなた」に伝えたいという思いで最期に振りしぼられた歌!!
いい歌を作ることも大事だが
「伝えたい」という思いのほうがより大事と。
この2日間、有難いことに
思わぬ詩歌のご縁を頂きました。
深謝。
~これから先は余談・・・
永田先生と兜太師とは、朝日の撰者の関係で
「トイレでなぜかよく一緒になるトイレ友達」だと
おっしゃっていた。
そして、「とても大きな人」ともおっしゃった。
そうです!兜太師も永田先生もすばらしく大きなお方なんです。
だからか、そういう結社は大所帯。
9日の佐賀・武雄での羽生・森内名人戦に
新聞社の企画で1時間20分同席されていたそうで~。
羽生さんが長考に入られて
出るに出られず
沈黙がかたまりになっていて、ヒリヒリ痛かった
いたたまれない痛さを感じたそうで~。
もう二度と経験できない貴重な経験だったと。
森内さんに対して
気にならなかったか後で尋ねられたら
「気を消しておられたから~」と言われたそうだ。
さすが大先生ですね。
「たとへば君ガサッと落葉すくふやうに私をさらって行ってはくれぬか」『森のように獣のように』
そういわれたら、さらうしかないですよね(笑)
だと。・・・そりゃあそうです。
「塔」短歌会に入会しているひとの縁で
お泊りのホテルにお迎えに行った時
拙句集もちゃっかりお渡しできました。
新幹線口にお送りした際(言っておきますが4人でです)
駅舎にお入りになる前に
2回も3回も手をふってくださった。
ふ~む・・・・・・。
これもひとたらし!?