続・知青の丘

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老詠むなかれ櫨もみじ櫨もみじ  松田ひろむ

2024-10-31 21:33:19 | 俳句
老詠むなかれ櫨もみじ櫨もみじ   松田ひろむ

「俳句四季」2024年11月号「巻頭3句」に
櫨もみじを謳った句があるとお知らせいただいた。

柿もみじでも桜もみじでも銀杏もみじでもなく
櫨のもみじというのが、
強い意思を伝えているように感じる。
リフレインもまた。
老いの矜持と受け取るべきか。

櫨の木はかぶれるので
幼い時から気をつけるように言われていたが
離れて見るだけ。

きょう、
買い物に行くときに県道337号沿い
(旧豊後街道)の櫨を見たら
まだ紅葉には遠かったが
このところの冷え込みが続けば
きっといい色に色づいていくだろう。
そして、
紅葉かつ散れば
待ちに待った
焦げ茶色の櫨の実だけが
冬の虚空に
びっしりとうつくしく
その小房を垂れているだろう。

(狭庭のノコンギク)

Wikipediaによれば、
松田氏は
御年86歳の俳句先輩のようです。

そうなんですね、
こころします。
殊更に
老いは詠むべきじゃないんですね。
元気もらいました!



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