熊本県現代俳句協会 会報 2021年度 第4号
現代俳句くまもと 第19号
総 会 に 代 わ る 特 別 措 置
会報第18号において、会長候補の自薦・他薦を求めましたが、締切りまで推薦がありませんでした。そこで、役員会を開き、加藤知子会長の再任を決定しました。本来は、同決定に基づき、総会の承認を受ける必要があります(規約第6条、7条)。しかしながら、コロナ禍のため、総会を開ける状況にないため、「総会に代わる特別措置」として、この会報及び皆様のご意見にてご承認ください。ご意見などは、2月末日まで、事務局あてにご連絡ください。
なお、決算報告等は、会報20号でご報告します。
★第3回 紙上句会 開催のお知らせ
投句締切 : 2 月 28 日
投 句 先 : 吉 良香 織 宛
参加費:会員・準会員は、無料。
会員外の方は、投句の際、
84円切手6枚を同封してください。
5句まで投句可能(1句でも可)
◎ この句会は、詠みと読みの勉強会なので、
投句された句は公開されません。
★ 第13回 九 州 地 区 現 代 俳 句 大 会
〈優良賞〉
まっすぐな胡瓜こころが痛みます 萩 瑞枝
ときどきは叫びたくなる烏瓜 林 紀子
〈参加者一句抄〉
初秋のさらさら流る淋巴液 西村楊子
ふるさとをたためば銀河からこだま 中山宙虫
左心室カテーテルで見る立夏かな 右田捷明
炎天ののこぎりを引く身の軽さ 西田和平
向日葵の立ち枯れ仮面舞踏会 加藤知子
水弾く茄子の体を拭いている 林よし子
神の留守鬼の被れる人の面 吉良香織
みぞおちに音の膨らむ虫時雨 徳山直子
にんげんがこぼれるこぼれる萩に風 西口裕美子
ロボットの大きな御辞儀山笑う 生田一代
夕焼けに染まり我が身を見失う 佐藤恵美子
~第14回 九州地区現代俳句大会 お知らせ~
同俳句大会は、熊本県現代俳句協会の担当です。
2023年11月頃に開催する予定ですので、
皆様のご協力をよろしくお願い致します。
★ 第 4 3 回 県 民 文 芸 賞
〈次席〉 林 紀子
身の内の牡丹崩るる音を聞く
葉桜となりて祈りの生まれけり
寿命とは莢豌豆に問いかける
老人の眉間につづく夏怒濤
良夜かな今日いちにちの砂を吐く
★ 第 2 6 回「 草 枕 」国 際 俳 句 大 会
〈西村和子選 入選〉
退院の日の見えて来し秋の風 荒尾かのこ
〈インターネット投句部門 入選〉
秋の城仰ぐ眉間を広くして 真弓ぼたん
★ 荒尾・グリーンランド遊園地 IKKUグランプリ
(熊本県現代俳句協会後援)
〈特別審査員賞:熊本県現代俳句協会 加藤知子選〉
フリーパス日焼けのあとは白時計
この夏は一人でのるとなく子かな
帰り道パパの背中でメリゴーラン
天を舞い降り立つ彼女はゴクウかな
ハリケーンポテトほおばる君が好き
★第 5 7 回 滔 天 忌 俳 句 大 会
地賞:革命と検索をする滔天忌 西村楊子
人賞:幼より聞きて親しき滔天忌 宮中康雄
佳作:七転び八起きのをとこ鷹渡る 徳山直子
〃 コロナ禍の三百五十句滔天忌 荒尾かのこ
参加者一句抄:根子岳は雲を離さずそばの花 生田一代
~~~お 知 ら せ~~~
〇 当会の会報は第13号から、現代俳句協会ホームページに掲載されています。是非ご覧ください。
〇現代俳句協会から「現代俳句の風」の投句用紙が届いたら
(12月号巻末に綴じこめてあります)
是非ご参加ください。無料で掲載されます。
〇 会員の方は、現代俳句協会から振込用紙が届き次第、今年度分の会費をお振込みください。
準会員の方は、会費として、84円切手12枚を、当会事務局の西田あてにお送りください。
熊本県現代俳句協会 会報 第19号
2022(令和4)年1月25日 発行
発行人 会 長 加藤 知子
編集人 事務局長 西田 和平
Eメール kumamoto_gendaihaiku@yahoo.co.jp
◎紙上句会について
熊本県内の方なら
会員外の方でもご参加OKです。
上記メルアドにご連絡ください。
参加費は84円切手6枚を
郵送していただく必要があります。
先着5名までです。