陶芸ブログ「ひとりごと」

マイペースに陶芸やっています。
委託販売や通販も行っております。

釉薬かけ&ワイヤーワーク

2013-07-06 | 陶芸・技法
今日は、とても暑い一日。
とうとう部屋のエアコンを稼働させました。



釉薬かけの作業。

ダブリングキューブは、焼き締め仕様なので、文字の部分だけ釉薬をかけました。
この、文字色はつやのある金色に仕上げるので、ざらつきのない面を作るために釉薬をかけてあります。

もう一つは、カードプロテクター。
何度も作り直ししているので、今度こそは綺麗に焼きあがってくれることを祈っています。



こちらは、陶玉と座金、スワロフスキーのクリスタライズを並べたところ。
クリスタライズは、ムーンライトという名前の透明に近い輝きのものと、エメラルドカラーを使用。
陶玉だけですと、地味になりがちですが、組み合わせると程よく華やかになってくれます。

以前制作したネックレスを見た人から頼まれた作品で、デザインや長さは希望に沿って変更してあります。

アーティスティックワイヤーを使い、めがね止めの連続で留めていきます。



出来上がりはこんな感じ。
結婚披露宴(あまりかしこまらないタイプ)に出席するために使いたいそうです。


<<お知らせ>>

参加を見送るつもりだった、8月25日のコミックシティの催事。
期限が迫ってきてから思い直し、参加することにしました。
参加を推してくれた人のおかげで気持ちが前向きに。
どうもありがとうございます。

小物中心で準備する予定です。


上絵付け

2013-06-12 | 陶芸・技法
今日は梅雨らしい雨降りのお天気。

最近更新は控えめになっていますが、ゆっくりペースで作業は進んでいます。

ここ数日は、上絵付けが中心です。



描いては消しを繰り返していたカードプロテクター。
今回は、遊び心のある作品を意識。



スペードのゼブラ模様。



椿の陶玉。

など、どれも焼成前の画像。
とりあえず、窯いっぱい分描くには時間がかかりそうなので、今回は急ぐ分だけ焼成予定です。

その後も、オーダー関連中心に進めていきます。



赤と黒の塊は、どちらも鉄分を沢山加えた陶土。

赤っぽいほうは弁柄、黒っぽいほうは黒浜鉄を加えてあります。
どちらも、ベースはリサイクルを繰り返した混ぜ土です。

赤いほうは、どんぐり等に。
半端の余り土を合わせて作った混ぜ土の色が丁度良かったのですが、そろそろ終わってしまいます。
同じ色は出来ませんので、似たものを再現しようとしています。

黒いほうは、焼き締めに向いた土の試作です。

にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ
にほんブログ村

今日の作業

2013-05-22 | 陶芸・技法
日中の日差しが強くなってきましたね。

今日の作業です。



ダブリングキューブは、塊から立方体に近い形に切り出しました。
外側全部切り落として成形することで、仕上がりがシャープなラインになります。
焼成時のゆがみ防止にもなっているように思います。




こちらは作り直しの磁器練り上げ作品。
ようやく、コツがつかめてきたように思います。



グラデーションに並べると綺麗。



半端土を丸めて陶玉(磁器玉)も制作。
磁器は成形も大変だけど、穴あけがなかなか難しいです。
出来上がりの色合いが綺麗なのが好きですね。

と、久しぶりに制作を気持ちよく進められる日を過ごせて、ちょっとご機嫌なまちゃぷでした。

にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ
にほんブログ村

上絵付け

2013-02-18 | 陶芸・技法
寒さを感じる日が多いですが、春の気配も強く感じられるこのごろ。
都合により、数日作業が進められませんでしたが、ようやく再開。



まずは、10㎝のバレッタが中心。
あとは、カードプロテクター、陶玉などを絵付けしていきます。

また、今回金彩等を盛り上げて装飾するための金盛り絵具を購入。
これは、上絵付けと同じ温度で一旦焼成したのち、金彩や、白金彩を乗せて、少し低い温度でもう一度焼き付ける形で使います。

粉末は結構ざらついた素材感だったので、丁寧に擦ってから使いました。
上絵と一緒にテスト焼成を行います。



うちのわんこの誕生日祝いに、キャベツのお好み焼きクリームチーズ入りを作りました。
(もちろん、塩なしで犬仕様のメニューです)

この犬、カメラがなぜか大嫌い。
カメラを向けると露骨にそっぽ向いたり逃げ出したり・・・。

普段からなかなか良い写真が撮れないんですが、今回大好物のにおいに夢中でおねだりしているところをパシャリ。

あっという間に完食しておりました。

にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へにほんブログ村

磁器練り込み

2013-01-26 | 陶芸・技法
今日は、風は冷たいけど、日差しが暖かい日でした。

昨日アップしたバレッタは、早速新金具(髪が多めに留められるほう)の作品をお買い上げいただきました。
どうもありがとうございます。

今日は、磁器土で練り上げの作品作り。



7色のグラデーション土を重ねてくっつけて。



片方を縮めながらカーブを入れていきます。

この後、更にいくつかのパーツを組み立てていきます。

こちらは、オーダーメイド作品です。

陶土の粘りのある素材に慣れた自分にとっては、扱いの違いがとても新鮮で面白いです。

焼き上がりのきめ細やかさや透明感などは、宝石みたいでとても好きです。

今度は、この土で薔薇杯を作ってみる予定です。

にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ
にほんブログ村







上絵付け

2013-01-11 | 陶芸・技法
寒い日が続きます。
すっかり厚着が定着してしまったまちゃぷです。

昨日から、上絵付けの作業をしています。



普段とはちょっと違った、手描きの連続模様などが中心。

季節や、服装を選ばないタイプのご要望も多かったので、今回はそれを意識したデザインのものが多いです。

昔ながらの和風の模様、特に小紋などに使われた和柄は魅力的で、今後も積極的に取り入れていきたいと思っています。

練り上げで作るのもいいな。


<<今後のイベント参加予定>>

3月17日 HARU COMIC CITY18 会場:東京ビックサイト
5月 4日 SUPER COMIC CITY22 会場:東京ビックサイト

申し込みました。

グッズは、申込規定数を超えると抽選になるため、参加が決まり次第、追ってお知らせいたします。

上記コミックシティのイベントは、入場料がかかりますのでご了承願います。


にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ
にほんブログ村



窯だし

2013-01-07 | 陶芸・技法
寒い日が続きますね。
ややスロースタートしてみた今年の作業。

去年の年末に焼いたものと、今年の初窯だしの作品から紹介です。



金彩の角皿は、ほとんどすべてにクレーター状のピンホール跡が出てしまいました。
この釉薬は、こういう状態にとてもなりやすいです。
温度管理は、成功時とほぼ同じ焼成曲線で出来たのですが、結晶を綺麗に出そうとして釉薬を厚くかけすぎたのが悪かったかしら?

色が地味に見えるのは、素地土を黒にしたためで、渋く輝く雰囲気を狙ったところまでは成功でした。

赤い磁器素地(ハート)は成功。
黒い磁器素地(クローバー)は、色味の調整で加えた素材が合わなかったようで、表面が荒れてしまいました。
陶器素地では良い色でしたが、やはり違いは大きいのですね。




磁器素地色サンプルです。
グラデーションブルー。
焼き直した黒
ミントグリーンの3色です。

こちらはなんとか成功。



グラデーションサンプルに、プラチナ彩を施したところ。
焼きあがるとプラチナカラーですが、焼成前はこげ茶色の粘りのあるオイル状のものです。

絵付け時に溶剤のにおいがするうえに、焼成時は更に強烈なにおいがします。
更には大変扱いにくいうえに、他のものと別に焼成しなければならないため、かなり特別の時しか扱いません。

焼き上がりは、アクセサリーのプラチナより黒みがかった印象を感じる色合いです。

にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ
にほんブログ村

変形タイプのカードプロテクター

2012-12-23 | 陶芸・技法
またもや、久しぶりの更新です。

ほぼ主婦モードから、しばらくの間は一部主婦程度になりそうです。
この時期のうちに、仕事も遊びも充実させていきたいところです。



素焼きした後の、カードプロテクターです。

丸いものが多いですが、形に決まりはないので変形タイプを作ってみています。
ダイヤとハートマークは、赤く焼きあがる磁器土を使用しています。

素地から赤い陶磁器は珍しいので、レア感も出せるかなと思っています。


昨日と今日の、オーブン料理を紹介。
オーブンは、時間はかかるけど、焼いている間他のことが出来るので結構好きな調理器具です。
今回は、キッチンにカメラを持ち込んでみました。

<昨日のランチ>



生クリームが余っていたので、キノコのキッシュを焼きました。

冷凍パイシートを使って簡単に。
画像は付属していた型で焼いたものです。もう一つはタルト型に作りました。

作り方:
パイシートは、型に敷き、パイウエイトを乗せて焼いておきます。(180度15分程度)

焼いている間に、キノコ(今回はたもぎだけ、やまぶしたけ、ゆきひらたけを1パックずつ)とベーコンをオリーブオイルで炒めて、塩コショウで味付けしておきます。

ボールに卵3個を溶いて、生クリーム半パック(100cc)と、牛乳適当(80㏄くらい?)を加え混ぜ、塩コショウで味を調え混ぜておきます。

焼きあがったパイケースに、炒めたものを乗せて、卵液を注ぐ。
上にピザ用チーズを乗せたら再び180度のオーブンで30分くらい焼きます。

私の場合、中身を多めに作っておき、中身だけをもう一つ別の型に流して焼いておくことが多いです。
次の日の朝食などに丁度いいですよ。

すぐ食べる分は、パイのサクサク感を楽しめるように、中身はやや控えめにしてあります。

多少癖のあるキノコを使ってみたけど、違和感はありませんでした。
カロリーは結構あるので、ゆず大根をつけあわせにしました。
(大根を酢と塩で漬けたものに、ゆずを加えたもの)

キッシュの中身はありあわせのものでオーケーだと思います。



<引き続き今日の晩御飯>

クリスマスには早いけど、鳥の骨付き肉を買ったので焼きました。
おかず全部、オーブンで仕上げてしまいます。





○鳥もも焼き(今回は生姜風味)

白ワイン1カップに塩小さじ2、胡椒、ベイリーフ、ショウガのすりおろし大匙3をまぜておき、鶏肉を半日程度漬け込んでおきます。
(分量は量ってないので相当おおまかなイメージです)

アルミホイルを器にして乗せておきます。

○野菜も、一緒に焼いてしまいます。

人参は、大きめにカット。
はたけシメジは、日本酒を振っておきます。(焼けたら醤油をかけます)
かぼちゃは、白ワイン少々ふって、小さくちぎったバターを乗せて。
アピオス、にんにく、八つ頭の小芋は、洗って皮付きのまま。

それぞれアルミホイルにくるんで一緒にオーブンへ。

野菜は余熱前から入れておき、オーブンが温まったら肉を入れます。
180度で55分焼きました。

料理的にアタリだったのはアピオス。
ゆでたり、ふかしたりしたものより、断然味が濃くて美味しかったです。
塩味もなにもいらなかったですよ。

にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ
にほんブログ村

ダブリングキューブ上絵付け工程紹介

2012-10-02 | 陶芸・技法
10月になりました。
日付が変わってからこの記事を書いていますが、10月なのに29度とは、なかなか珍しい気温でした。

夜になって、上絵付けを焼成している最中です。

先日の上絵付けの工程を紹介。



黒地のダブリングキューブの上面全体に金ラメの上絵の具を塗って乾かしてあります。



トレッシングペーパーに下絵を写したものの裏側をスタビロ鉛筆(色が残らない)でなぞってから絵柄を転写します。



まあ、あまりハッキリ写らないですが・・・^^;



絵柄に沿って、竹串で削っていきます。



細かい部分を黒の上絵の具で書き込んで、とりあえずは絵付け完成。

このまま焼成したものを、今日窯から取り出したのですが、金彩と銀彩を更に加えてもう一度焼成中です。


豪華カラーの作品になると思います。
焼き上がりが楽しみ。

まちゃぷ陶芸展のイベント情報を、ウォーカープラスで紹介していただいています。

また、小金井市のお出かけ情報誌サンゼロミニッツや、小金井コンパスなど、多くの場所で紹介していただいております。

DMを印刷してもらった、アイカラー印刷のブログでも紹介していただいています。

どうもありがとうございます。
制作も追い込み中で、頑張ります。

まちゃぷ陶芸展は、10月18日(木)~23日(火)
開場は武蔵小金井駅徒歩3分の武蔵野画廊をまるごと借り切っています。


にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ
にほんブログ村

今日の作業

2012-09-12 | 陶芸・技法
日中の残暑が厳しい日が続いています。

日付が回った今、素焼きをしながらブログ書いています。



象嵌のご飯茶碗を作成中。

サインペンであたりをつけてから、今回は穴をあけていきました。
貫通させたところに、土を埋め込んでいきます。

貫通させてしまえば、表も裏も同時に象嵌模様が出来ると思ったら、結構埋めるのが大変ですね。
穴の縁の形が崩れたりして、微妙な感じになってしまいました。

他には、細い線で象嵌したものも作りましたが、そちらは撮影忘れて素焼きに入れました。

武蔵野画廊でのまちゃぷ陶芸展まで、あとひと月ちょっと。
頑張って準備していきます。


にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ
にほんブログ村