陶芸ブログ「ひとりごと」

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委託販売や通販も行っております。

石の検証

2016-07-07 | Weblog
今日は、友人宅でレジンをいじったりしました。

普段と違うもの作りをすると、色々勉強になって楽しいです。

minneに、ブレスレットをアップしました。



ラピスラズリと陶玉のブレスレット。



人工石のターコイズと磁器玉、ラピスラズリを入れたもの。



反対側から見ても良い感じのデザインにしてみました。



模様の入った磁器玉と、クラック水晶、人工石のターコイズを組み合わせて。


そして、石の検証!

今回入手したラピスラズリ。
この石は人気が高い分、染色されたものが割と多いようです。

こちらを入手したお店は、染のものは「染色」ときちんと表記しているお店でした。

染という表記がないものを注文したのですが、届いたものが価格の割に色が綺麗すぎる気がします。
艶もちょっと良すぎる?

端っこに一つ、大きなくぼみのある玉があったので、これを実験台にしてみます。

まずは、水を付けた布で強くこすってみました。
色落ちなし。

次に、ダイヤモンドやすりで削ってみました。
中までほぼ同じ濃い青なので、ほかの石を染めたものではなさそうです。

次に、除光液で表面をふいてみました。


綿棒に除光液をしみこませてガシガシふいてみたところ、少しだけ、色が付きました。
(染色の場合は、もっとがっつり色が付くようです)

そして、拭き取った跡は、表面の艶が薄くなりました。



色はあんまり変わらないようです。

おそらく、見た目と風合いを良くするために、本物に樹脂をかけて加工したものだろうと思います。

艶や強度アップのために良くある加工の一つのようです。
この加工については、表記している業者がほとんど見当たらないです。


これは、「染」と表記するのともまた違うのでしょう。

自分自身も、これを販売するときに特別な表記を加えることはしなくて良いということで考えてみます。
が、商品ページからリンクは貼りました。

こちらは、あくまで個人的なお試しと感想です。
おかしなところなどありましたら、コメントいただけるとありがたいです。



興味ない人にとっては、細かすぎる内容ですしね^^;

ちなみに、艶が気になった理由。
レジンとかの樹脂を扱うようになって、実際天然石さざれや、いろんなものにレジンコーティングしてみたりしたので、その色艶の変化を見ているんです。

知らなかったら、気が付かなかっただろうと思います。

また、お値段の割に綺麗な商品を出せるという「見た目」の意味ではプラスだと思います。