陶芸ブログ「ひとりごと」

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色無地かんざしアップ

2023-10-22 | Weblog




今日のお天気晴れ。
minneに簪アップしました。
Creemaにもアップ

トップ画像2枚は藤紫の簪。
以前と少しだけ配合を変えて、ピンホールが出にくいようにしてみました。
そしたら今回うまくいきました♪
ただ、表面の滑らかなラインが微妙に出しにくいところも。

今後も細かな調節しながら細かな改善を続けていく予定です。







トルコブルーの簪。

こちらは、今回陶器素地から磁器素地に変更。
実は何回も変更しては試行錯誤してるのがこのトルコ青。

陶器素地は安定した明るい色合いが出る。
磁器素地のほうが艶感があるけど、いまいち鮮やかな色味にならない。
そこを調整してみたら、今回は磁器素地で綺麗な色艶を表現出来ました!



コーラルピンクマーブルの簪。





おなじみ赤玉簪。



ここ暫くは上絵付と作品アップが中心。
なかなか季節に追い付いてない感が毎度になっていますが。
今は椿柄等も描き中です。

自分の上絵付は何度も色を重ねていくタイプ。
手をかけ始めてから完成までそれなりにかかります。
長年試行錯誤して、だんだんこの形に落ち着いてきてる感じです。


時々、こういうのどこで習ったの?と聞かれます。
陶芸を習ったのは学生時代と、社会人時代と合わせて3年程度。
週末の趣味として楽しんでいたので、習ったのは基礎的なこと。

学生時代、アルバイトで賄っていた教材費を抑えるため、制作量を少なめにしていたのが先生にばれました。
教材費をおまけして貰う代わりに、工房のお手伝いをする形になりました。
窯詰めや窯出し、生徒さんの作品の影のフォローなど、教室の生徒の立場では教わらない部分を知ることが出来たのは良い経験になったと思っています。

陶芸作品は初期から好評で、友人知人に頼まれて作ることで経験を積めたことも、幸いなことでした。

元々高齢だった先生が病気で教室がお休みになり、その後家庭用小型窯を購入して自宅で制作。

自分で好きに作って焼けるという環境!
陶芸教室という、時間や環境の枠から離れたことは、予想以上に制作の自由度を上げてくれました。

思い付くまま、色々試しました。
バレッタは、髪が多くて苦労した自分が最初に取り掛かったアクセサリーです。

今のように知識を入れるための環境や本などもない時期に、沢山失敗を積み重ねた経験も役に立っています。

「こんなの作りたい」と言う本当にシンプルな気持ちから、今の作品たちが生まれています。


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