まわる世界はボーダーレス

世界各地でのビジネス経験をベースに、グローバルな視点で世界を眺め、ビジネスからアートまで幅広い分野をカバー。

シンセンへのセンチメンタル・ジャーニー(?)

2011-07-24 20:38:02 | 中国

土曜日に久々にシンセンに出かけてきました。
香港は中国に返還されたのですが、いまだに
パスポートも通貨も別々。シンセンは東京から
横浜に行ってくるくらいの感覚で気軽に行ける
のですが、外国なので、パスポート審査なども
空港と同じようにあります。

上の写真はシンセンの羅湖の駅で中国への入国
審査を終えて、ここから中国というあたりの
場所です。

ここから地下鉄で、二駅先の老街という駅に
行くことにしました。以前何度か行ったことが
あるのですが、お店がいっぱいある繁華街です。

前行ったときは、簡単に駅に入れたのですが、
今回は何だか混み合っています。見たら、
改札の手前で、空港のようなX線検査が。



危険物がないかどうかをチェックしているよう
です。これがその日だけのものなのか、それと
も恒常的に行われているものなのかはわかりま
せん。切符を買ってからX線検査でしたが、
切符の自動販売機もかなりの列で混雑していま
した。以前に買っているので、よかったのです
が、初めてだったらちょっと勝手がわからずに
どぎまぎしたでありましょう。

さてこちらは、老街の駅の中。以前に来たとき
よりすっかり変わっています。



以前に比べて大きくなったというか、何か複雑
になりました。ちょっと迷いそう。



以前は、かなり単純な構造でした。そしてこち
らが改札の出口。



ここを出てからも出口がいくつもあるので、
迷ってしまいそうだったんですが、何とかいつも
行く東門の屋台街へ。

さて、何か食べようかとリュックを探ってみると、
ポケットに入れていたはずの人民元の札が一枚も
ない!ここで私は食欲を失い、一気に青ざめます。

そういえば、香港のチムシャツイで駅のエスカ
レーターを降りた時、背中に背負っていたリュッ
クの一番外側のポケットのチャックが開いている
のに気付きます。あれ、閉め忘れていたのかなと
閉めたのですが、そこには人民元の札が日本円で
数千円分入っていました。

そういえば、エスカレーターに乗っている時、
後ろの人がやたら近い感じがしたなと思い出した
のですが、その時はすでに後の祭り。大事な物は
そんな場所に入れてはいけません。また、リュッ
クなどを後ろに背負うのも危険。人民元は取られ
てしまったのですが、パスポートが無事だったこ
とに感謝しました。



中国に来て人民元がまったくない私は、My Wife
に担々麺のような麺(9元)とミルクティーを
ごちそうしてもらったのでありました。

東門でDVDなどを買った後、羅湖商業城へ。
老街の駅でも、改札口のX線チェックでかなりの
混雑でした。このチェックはいつまで続くので
しょう。

電車で香港に戻ってきたのは夜の10時頃。
お金を紛失したこの旅は私にとって傷心の旅
でした。でもこのくらいはマカオのカジノなんか
に行ったら一瞬で失ってしまう金額ではあります
が。旅先ではお金や貴重品の取り扱いには十分
注意しましょう。短いけれどいろいろと勉強に
なる旅でありました。

こちらもよろしくお願いいたします

にほんブログ村 海外生活ブログ アジア情報へにほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Good Morning, Hong Kong!  | トップ | 海外のホテルで地デジ難民と... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中国」カテゴリの最新記事