龍華館、神前に七月七日七夕より旧七月七日(八月四日)迄、平成八年三月八日、月山行者、城山郁子氏から龍華館に納められた、福島県から出た、八臂の弁財天女の御軸を御祭りしていたが、そのハ臂の弁財天が、岩手県早池峰山上の磐座の前に立たれ、次には十和田湖の岩の島の上に御出ましになり、富士の宮、浅間神社、湧玉の池の上に姿を現されました。
(注 弁財天女の本体は瀬織津姫の神であり、十和田湖も善女龍王の名で祀られている。
浅間神社湧玉池は富士の伏流水の湧き出る神地で、その水は瀬織津姫の働きである。
昭和四十八年八月八日、富士山頂、天地清浄祈願祭に奉仕の方は、特別に湧玉の池にて禊を許され登拝する。
福島弁財天は縁ある地を巡られているのだと思う。)
次に世界を型に示された、大本綾部神苑の金龍海に多勢の白衣の方々が入り、池の底の泥を上げて掃除されており、その様を大八洲より鍬を持った出口王仁三郎聖師が、眺めておられました。
(注 金龍は国祖国常立大神の活動の姿であり。大神の修理固成(つくりかため)された現の世の根底からの大掃除が始まっている御示しであろう。
大八洲は金龍海の中心となる島である。)