昭和40年男の「明日はどっちだ!」

午前は障害者支援員。
午後はキックボクシングジム代表!
還暦前でも、いつでも気分は青コーナー!

思いこみも力なり

2010-03-09 09:16:24 | その他(やっぱり酒ねた?)}
「対戦相手の持っているもので一番怖いものは技術や力ではなく、思い込み、自惚れだよ。」と聞いたことあるのですが。
「思い込み、自惚れ」は、根拠があって生まれる「自信」とは違いますが、やはりこれは怖いらしい。

確かに、アマ格闘技トーナメントでも素人が決勝まで勝ち上がる光景はよくありますし、ジムに入りたての素人がえらい強かったりします。

これは格闘技と言う、一瞬の試合時間であり、技術よりも精神力がウェートをしめる格闘競技でいえる事と思っていたのですが、さて今回のマラソンの話。。

後輩は陸上素人の上、練習一度のみなのに何故か「記録習います!」と豪語してました。
日ごろの運動は毎年の岸和田だんじりの練習期間だけで、それ以外の時期は夜は暇で暇でどうしようもないと嘆くレベルです。
僕は、高石ともやの「受験生ブルース」作戦か?と先輩っぽくない器量の小さい推測も少しはしたのですが、当日の服装見るとやはり、ピカピカ新品シューズ、オーラ無い服、時計なし、雨なのにカッパなし手袋なしと言う無謀な装備。

さすがに5時間クラスの競技なら、思い込み、自惚れは通用しないのかな?と彼に別の意味で興味があったのですが。

それから5時間後、ヘトヘトで寒さに耐えながら着替えてる時に携帯が鳴りました。
「kotoさん、今、何処ですか?
僕、今バスの前で待ってるですけど~!」と恐ろしく元気な言葉。
「ちょっと、今動けないんや~、で、どうやったん?」と聞くと
「え、もちろん完走ですよ~ラスト10キロは歩いたりしましけどね」ですって


やはり、思い込み、自惚れはどんな競技でも必要みたいです

(もちろん、彼は自惚れと思い込みだけで完走した訳ではありませんよ。強い精神力と体力とかがあったのでしょう~百回以上リタイア考えたと言ってましたし~凄いな~!)
コメント
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