散歩者goo 

タイトルのgooは、同名のHPやブログと区別の為付けてます。HPの「散歩者」はこのブログ筆者の私とは全く無関係です。

消費税に対する民意の動向

2012年01月15日 21時26分14秒 | 政治・経済・社会・法律・文化
朝日新聞に1月13日14日に行われた世論調査の結果が報道されていた。
その結果の主な概要は下記の通り。(数字は%)
消費税増税    賛成 34   反対  57
野田内閣     支持 29   不支持 47
野田内閣支持不支持の理由
首相が野田さん  支持 22   不支持 1
民主党内閣    支持 22   不支持 18 
政策面      支持 22   不支持 38
実行力      支持 20   不支持 38
政党支持率    民主 19   自民  18   公明 1  みんな 3  共産 1
野田首相は、消費税引き上げ前に、増税議員定数削減や公務員人件費削減を実施できるか。
        できる 19  できない 54

政策面の支持不支持絵はでは消費税反対が多く政策面の賛否の傾向と一致すると同時に、政策面では、世論の高まりを見るかぎり、消費税が大きなウエイトを占めている可能性が大きいのかもしれない。
また、「消費税引き上げ前に、議員定数削減や公務員人件費削減を実施できるか、」という問いに否定的な意見が多いことと、内閣の実行力への評価も一致している。

さらに、消費税反対の理由をアンケートの結果には出ていないが、マスコミや政党の論調を見る限り、増税の必要性はわかるが、その前に無駄の削減等の前にやることがあるだろうという声は、大きくなっている。

また、民意は野田内閣を支持していないが、下記のようにそれと矛盾する結果も出ている。
野田首相個人に対しては、不信任はほとんどなく、おおむね支持されていて、民主党内閣についても支持が多く、政党支持率については、やや不支持が多いものの、かなり拮抗しているといえる。

そのようなことも踏まえ、このような矛盾した結果をどのように見るかということであるが、政策面や実行力に疑問をもたれているのが、内閣不信任の主な理由だ。
即ち、消費税引き上げ前に、議員定数削減や公務員人件費削減を実施できない限り、国民は内閣を信任しないということであろう。
私の勝手な憶測も含めて強調した言い方をすれば、議員定数削減や公務員人件費削減その他の無駄削減を実施できなければ、多くの人が消費税に反対するし、もしそのような状態で消費税を強行するなら、民主党政権は交代しろということであろうと想像する。
政府・民主党が国民を納得させる説明が出来れば、おのずと世論調査の結果も変化するであろうし、野党の態度も変化するであろう。

この世論調査を見る限り、野田内閣と民主党は、下記のことを充分国民に説明し理解を得た上で、改めて民意を問うことが必要であろう。
消費税の必要理由と、増税しなかった場合のシュミレーション。
増税されて増加した税収を、具体的にどのように福祉に使うのか。
弱者や低所得者に対する負担増に対する保護処置
増税前にやる無駄削減の項目と、それにより予想される成果。
それらの、行程表。

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我が家のダイニング・キッチンの変遷

2012年01月15日 12時59分25秒 | 私的思い出・生き方・生活住環境
我が家は、古い長屋の為ダイニングはない。

私が小さかった頃は、流しもなかったような気がする。
暗い土間に、大きな竈が2個あり水道が低い位置にあったような気がする。
炊事場と、2台の大きな水屋箪笥の置いてある畳敷きの2畳間の間に、縁側を兼ねた一畳分の薪・炭の収納スペースがあった。

年を経て、竈は餅つきのときしか使われなくなり、竈の上にガスコンロが乗った。
竈のガスコンロは2台あり、一台はハガマ用のガスコンロで、羽釜を使ってご飯炊きをした。
その後、炊事場にコンクリート製の流しが入り、炊事・洗面が楽になった。
そのとき、水道も流しの高さにあわせ立ち上げた。

いつの頃か、屋根の雨漏り補修のため、玄関と炊事場の上を、瓦葺からトタン葺に変えたとき、竈も煙突も撤去したようだ。
確か、そのときに炊事場の前も改装した。
炊事場の前は土壁で、土壁の上に外と筒抜けの小さな明り取りの窓がついていたが、土壁を壊し板壁にして、大きな木枠の窓をつけた。
炊事場は見違えるほど明るくなり、炊事場も広くなった。

私が、30代になって、母が炊事場の大改装に踏み切った。
母の足腰が多少弱り、炊事のたびに2畳間と炊事場の段差を上がり降りするのが、苦痛になったのだ。
炊事場と台所及び、玄関から居間までの間の通路でもある3畳間をフローリング化した。
丁度6畳間のフローリング工事で、玄関の3畳分をそのまま残してL字型にフローリングにした形だ。
今も
その時にコンクリート製の流しを廃棄し、ステンレスの流しを購入し、ガスコンロも最新のものに変えた。

2000年夏にギャラリーを廃業した時、ギャラリーにあった60cm角程度の台を持ち帰り炊事場に置き、その上に電子レンジを置いた。

母親が亡くなる前から自炊するようになり、ガスコンロも良く使ったが、その後しばらくしてからは、炊飯もおかずも全て電子レンジで調理するようになった。

今は、ガスコンロを使うのは、焼き魚の時ぐらいである。
その理由は、単純である。
フライパンや鍋を使うと、洗った後特にフライパンの場合は手入れが必要となる。
ギャラリーをやる前は喫茶店をしていたので、洗い物の大変さも身にしみている。
経験的に調理器具の手入れは大変なので、自然と調理器具の洗い物の数を減らす為に電気化するようになり、現在に至っている。

以上キッチン関係のことのみ述べたが、食卓は我が家では昔から、居間での食事で丸ちゃぶ台だった。
電気ゴタツが入ってから、年中電気のやぐらゴタツを使うようになった。

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日記120114(西天満画廊巡り・読書・本と家電下調べ)

2012年01月15日 10時48分17秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
日記とブログを書いて、遅い昼食の段取りから食事片付けまでの一連の作業を終えると、いつも2―3時になる。

食事は畳の居間で電気コタツを使用し、コタツには布団をかけず、台のみ使用しスケルトン状態で電気は入れてない。
以前書いたように、普通にコタツとして使うと、もぐりこみ眠る癖があるのでやめている。
オーバーズボンをはいているし、畳の上に断熱シート3枚を敷いているので寒くはない。

食後、土曜日恒例の、北区西天満へ画廊めぐりに出かけた。
多分昨日はまだ正月休みの画廊が多いだろうと思ったが、やはり数軒しか開いていなかった。

帰りは、天満橋のカフェで、1Q84の1を読了した。
その後、ジュンク堂に行きNHKのカルチャーラジオのテキストを立ち読みした。
購入したいが、購入したい本はいくらでもあり、積読状態になるのは分っているのであきらめた。
それから、別のフロアーの家電量販店に行きラジオレコーダーを調べた。
8時前帰宅。
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1月14日(土)のつぶやき→「昨日記120113(「昨日」は書かれた日の翌日が基点、買物、プ...」

2012年01月15日 01時47分06秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
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昨日記120113(「昨日」は書かれた日の翌日が基点、買物、プール) goo.gl/XgPhM

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一度枯れかた梅の木が、多くの蕾をつけている。 goo.gl/gCSTQ

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将棋の奇策とコンピューター goo.gl/7bEFl

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将棋の奇策とコンピューター

2012年01月14日 22時52分26秒 | エッセイ &余談 ・短感・片言雑事
ついにコンピューターが米長邦雄永世棋聖に勝ったという記事がNHK NEWSwebに出ていた。

米永永世棋聖に勝ったのは、次のソフトである。
「大手電機メーカーの研究所に務める伊藤英紀さんが開発した「ボンクラーズ」という将棋ソフトです。「ボンクラーズ」は、去年開かれた将棋ソフトの世界大会で優勝した現在最強と言われるソフトで、6台のコンピューターを使って1秒間に1800万手まで読むことができます。」(NHK NEWSwebより抜粋)

この話で面白いのは、「コンピューターに敗れた米長邦雄永世棋聖は、今回の戦った将棋ソフトの「ボンクラーズ」と、あらかじめ自宅で対局して研究を重ね、ふだんプロの棋士が指さないような手をわざと指して、コンピューターを惑わせる作戦で挑んだということです。」(NHK NEWSwebより抜粋)

この話を読むと、確かにコンピューターに、米長邦雄永世棋聖は、負けたが、その敗因として考えられるのは、「ボンクラーズ」は、1秒間に1800万手まで読むことができるが、それに対して米長邦雄永世棋聖の作戦、即ち「ふだんプロの棋士が指さないような手をわざと指して、コンピューターを惑わせる作戦で挑んだ」ことが、感情のないコンピューターには通用せず、粛々と1秒間に1800万手まで読むことができるコンピュータの能力を発揮して、奇策の手を順次咎めて勝ったのだろう。

奇策は感情を持つも人間では、奇策を打たれると、打つ手を考える前に、それ以外のことを考える癖がある。
例えば、奇策(常識と違う手)を打ってきた場合、その本心に何があるのかを考え、(例えば前提条件を全く変えるとか、違うルートから攻めるとか、)勝算があると相手が考えている何かについて、前提条件とかさまざまな事を類推しようとする。
奇策を打つ場合は、必ず常識はずれになるが、その場合の常識はずれは、今までのルールになかったことをする場合、即ち想定外のことをする場合が多い。

ところが、戦争とか、ビジネスでは、奇策を打たれると、元々想定外の条件がコンピューターにインプットされていなかったり、考えられる要素や条件の、場合の数が多すぎて、コンピューターでは処理できなかったりして、人間の勘が有効になる。

今回の将棋のように条件が決まっている場合は、(条件は将棋のルールに従って、勝つことだけであれば、)奇策といえども、決められたルールの範囲内なので、ひたすら将棋の打つ手を多く・早く計算して、最も有利になる手を選択して打つことが、勝利に繋がることは自明である。

それにしても6台の複数のコンピュータを使った「ボンクラーズ」は、「ぼんくら」どころか、非常に賢いことが分った。

そのうちに、人間の勘に相当する物を持つ天才コンピューターが現れるのも、時間の問題だろう。
このように書くと、人間がコンピューター以下とか、コンピューターに使われるとか、心配される方も多いが、プログラミングし、(プログラミングも多分かなりのところまで自動化できる)前提条件を入力するのは、人間しかいない。
前提条件や、どういう動作をさせるかといった命令は、人間の意志=目的や価値観でのみ決定されるのだ。



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一度枯れそうになった梅の木が、多くの蕾をつけている。

2012年01月14日 12時35分59秒 | 趣味娯楽・園芸・探鳥・山・海・観光・グルメ
梅の木は、30年余り前に東大阪の中央大通り沿いにあった、農事用温暖機を作っている零細企業に3年ほど勤めていた時に、バス停のそばの園芸店で購入した。

購入した時は、紅白の梅で、鉢を入れても高さ30cmにも満たない木であった。
それから鉢植えのまま、余り手入れもせずに放置していると、花は咲かなくなった。
更に年月がたって、幹が二つに分かれていたが、片方が腐り、幹が一本になった。

更に年月がたち、花も咲かないので手入れもしてなかったが、夏に水やりを怠り枯れかけた。
梅の木は、枯れるかもしれないと思いつつ、思い出のある梅の木を生かそうと思い、鉢を入れ替え、土を入れ替え、手入れをした。

その頃、母が亡くなってから、母が育てていた植物を引き継いで育てていくうちに、だんだんと園芸に興味を持ち出した。
母はNHKの園芸テキストを買う割には、園芸が下手であった。
当時園芸資材も、近所の店では余り売ってなかったし、ホームセンターも歩いていける距離にはなかったので、やむをえなかったことだ。

私が徐々に園芸に興味を持ち出したのは、植物は世話をすると必ずそれだけの成果を見せてくれることに気付いたからである。
余談だが、梅を買った当時、農事用温暖機の会社に勤めていたが、修理の為多くの農家と接してきたし、水耕栽培のことも調査したりCO2発生装置の開発に係わったが、農業の基本に関しては無知だった。

幸い梅の手入れが功を奏し、梅は徐々に回復した。
ほとんど、枝もなくなっていたが、翌年から徐々に葉も茂り、枝も増えだした。

樹勢も回復したが、梅の葉が茂るだけで、花は咲かなかった。
そのうち、手入れをしていると、ある年突然数輪の白い花をつけた。

その後数年、毎年数輪の花をつけていたが、ある年から突然花数が多くなり、この梅は白梅になったと思った。
更に何年後突然、白い花の中に赤い花が数輪咲いているのを見つけた。

その後、剪定する時に、赤い花の咲いた枝を積極的に残した結果、白梅の割合が多いが、紅梅と白梅がうまく交じり合った、美しい梅になった。
多分剪定しなかったら、大きな梅の木になるに違いないと思っている。



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昨日記120113(「昨日」は書かれた日の翌日が基点、買物、プール)

2012年01月14日 10時33分08秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昨日から「日記」の名称をやめて、「昨日記」の名称を使い始めた。
「昨日記」は今を基点に昨日のことを書いている。
従って、文中の昨日とか明日は、書いた日(今)を基点にしている。
今までの「日記」も変わりないが、時間の起点を明確にする為「昨日記」にした。

連日寒く乾燥して日が続く。
昼ごろまで、日記書と内閣改造に関連してブログの作成に追われた。
昼食後、府市の特別顧問に就任した橋爪紳也氏と橋爪節也氏を混同した話をブログにした。
大相撲が気になり少し見ていると、広島刑務所の中国人脱獄犯逮捕の臨時ニュースが飛び込み、釘付けになった。

その後急いで食材の買物に回り、休むまもなく夕食と朝の温野菜の調理をした。
鶏肉の捌きもあったので、時間が掛かった。

8時前にプールに行く。
トータル約500m泳ぐ、クロール150m1本と100m・50m各数本と平泳ぎ75m泳いだ。
多少力を入れて泳いだので少し疲れたが、今日は快調だ。

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1月13日(金)のつぶやき→「昨日記120112木(調理時間変更・ジム)」

2012年01月14日 01時47分25秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
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昨日記120112木(調理時間変更・ジム) goo.gl/g29Uh

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橋爪節也氏と橋爪 紳也氏を混同 goo.gl/7qZag

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橋爪節也氏と橋爪 紳也氏を混同(追)

2012年01月13日 16時24分21秒 | エッセイ &余談 ・短感・片言雑事
昨日の私のブログの閲覧ページを調べると「やはり白紙になった大阪市立近代美術館」(http://blog.goo.ne.jp/sksoo/e/d8f42ba73564bb08489b13f13457a059)を読んでいただいた人がかなりあった。
このブログは、昨年12月9日に書いた物で、古いブログに読者が集中することは、珍しい。

大阪市立近代美術館に関連しては、10月24日に「「視覚の現場」と橋下府政」 のタイトルでブログを書いている。
このとき、執筆者として名前の出てきたのが、橋爪節也氏である。

昨日は、「府と大阪市は11日、府市の特別顧問に橋爪紳也・府立大21世紀科学研究機構教授が就任すると発表した。」というニュースも報道されていた。
多分このニュースの関係で、橋爪氏の名前の出てくる大阪市立近代美術館関係のブログが読まれたのかなと思った。

このニュースの関係で出てくる、橋爪節也氏と橋爪紳也氏は兄弟とのことである。
実は、私は、昨日の「特別顧問に橋爪紳也氏」のニュスを見て二人を混同していた。
ちなみに、橋爪節也氏は、大阪市の学芸員時代(十数年前)に数回画廊に来られたことがあった。
ユニークな美大生の作品を購入して頂いたこともあった。
橋爪節也氏が来られたきっかけは、当時大阪市教育委員会の学芸員をされていた考古学の長山雅一先生が、「知り合いが西天満で画廊をしている」と私のことを紹介されたことがきっかけと伺った。

それ以前、私は「古代をしのぶ会」(当時は会員数50名弱の小さな会で、例会も10人から20人程度しか集まっていなかった。)の会長をしていて、長山先生に講師をお願いしていたというご縁があった。
こうした関係で、橋爪節也先生とも長山雅一先生の紹介で、わずかなご縁が出来ていた。
橋爪先生は大阪大学の教授で、大学の博物館も担当されていると記憶していたが、確か大阪美術市民会議シンポジウムの合間に大阪大学の博物館の記念展のチラシをいただき説明も受けたが行っておらず、不義理をしている。
その後、大大阪芸術劇場の催し物(開場記念?)でお会いし、少し雑談させていただいたことがある。

参考(ウィキペディアの紹介の概要)
橋爪節也氏は現在大阪大学の教授で、専門は日本・東洋美術史家で近代大阪の美術が専門にしていた。
(大阪市の近代美術館準備室の学芸員もされていた。)
橋爪 紳也氏の兄でもある。

橋爪 紳也氏は日本の建築史家である。大阪府立大学特別教授。建築史・都市文化論専攻(2007年に大阪市長選挙に出馬している。
2008年度からは大阪府立大学の特別教授となり、観光産業戦略研究所の所長を務める。
選挙後、当時の平松邦夫大阪市長に乞われて、外郭団体「都市工学情報センター」のアドバイザーに就任、大阪のまちづくりに関わるキーパーソンとして活躍している。(ウイキペディアより)
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内閣改造と政治不信

2012年01月13日 12時30分15秒 | 政治・経済・社会・法律・文化
以前は、ブログに政治経済問題を比較的多く書いてきたが、最近の政治状況を見ていると、余り政治のことを話題にする気にならないのだ。
多分政治不信とか、何をいっても変わらないとか言う気持ちがあるような気がする。
しかし、市民・国民が政治を監視しないと、政治は政治屋のための政治を始めるので、このように政治に関心を失う状況は、よくない。

政治不信を助長しているのは、特に日本の政治について言えば、与野党とも国民を置き去りに党利党略で動くことが目立つ点だ。
野党の揚げ足取りをして、追い込む戦術は日本の政治を停滞させ、政治不信を増大させるだけであり、野党側が、大局を見通せない意味で、政権担当能力に疑問をもたれる。

与党は、党内野党もいて、与党内で意見は割れていて、与党の方向性が見えない。
マニフェストも、時間の経過で変えるべき点と、実行すべき点があいまいで、整理して再度国民に提示することそしていない。
又、消費税論議にしても、実施前に国民の信を問うといっていた話を、ほごにするような方向で進んでいる。
内閣は、増税議論の前にやることがあると言う批判に、充分説明できていない。
大臣の資質に問題がある場合も見受けられる。

それ以前に、実務的問題として、政務三役をする人には、組織を運営する人として、就任時にマネジメントの基本だけはマスターさせるべきだ。
サラリーマンの管理職や経営の経験のない政治家の多くに、マネジメント力が無いと思われる人が多く見られ、組織運営で、適切なリーダーシップを取れず官僚の言いなりになったり、逆にワンマン化する人もいるようだ。

このように与野党とも、党利党略で動き、国民の期待ををないがしろにし、内閣はその実行力やマネジメントの力に疑問を持たれ、真の政治主導になっておらず、国民の期待に全く応えていないことが、政治不信の原因だろう。

次期の国会を前に、野田内閣は、今内閣改造を発表したが、派閥均衡も色濃く伺える。
新野田内閣や民主党人事の方向性は、岡田氏を副総理にしたことを見れば、消費税推進方向で進めるようだ。
しかし、小沢派は消費税反対の方向であると聞く。
今後どのように折り合いをつけるのであろうか。

昨今のヨーロッパの信用不安を見るまでも無く、社会保障と税の一体改革は、喫緊の最重要課題であり、一度市場の信頼を失えば、国債残高が多い日本は容易ならざる事態に急変することは、充分予想される。
その意味で、財政健全化のための消費税の必要性は、多くの人が理解しているが、その前にやるべきことを後回しにして消費税のみを先行させることは、野党や国民の信頼は得られまい。

先ず、やるべきことを与野党協議して法案にまとめ、その後社会保障と税の一体改革を決めるべきであろう。
野党も、以前に消費税のことを提案しながら、今度は反対にまわるなら、国民は政治不信は増大し、野党の信頼性を疑うことになろう。
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昨日記120112木(調理時間変更・ジム)

2012年01月13日 10時36分18秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
最近なんとなく、政治経済に関心が薄れてきた。
しかし、このような状況はよくないし、少し政治経済に関しての記事も増やそうと思う。

昨日も、ジムに行った以外は家に閉じこもっていた。
昨日から調理のタイミングを変えた。
夕方に、夕食と、朝食の2食分調理をし、朝一番に昼食の調理をして、丼鉢に野菜と肉を入れた温野菜の丼鉢セットを完成させることにした。
各食事の前に、丼鉢セットにだし汁を入れて、電子レンジで約12分加熱すればチンゲンサイ風温野菜の出来上がりとなる。
昨日から、上記の工程で実施した。

昼食前に日記から派生した思いを「劣等感」に書いて投稿し、昼食の準備を始めた。
昼食後相撲を見ながら、夕刊に目を通し、梅田北ヤードのことが新聞にあったので、感想をブログにした。
夕方7時過ぎにジムに行った。
ジムでは、9.5km/hのスピードで26分間走り、約4km走った。
帰宅後は、いつもの通り洗濯しながら、遅い夕食をとった。
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1月12日(木)のつぶやき→「日記120111(プール・ブログ)」

2012年01月13日 01時44分55秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
10:35 from gooBlog production
日記120111(プール・ブログ) goo.gl/DQRAE

10:43 from Tweet Button
阪神大震災では復興需要は期待したほどではなかったが、東日本大震災では、日本全体に効果が出ているような感じがする。(統計的裏づけは知らないが) :  東北6県の倒産数、バブル期並み低水準 支援や復興需要 t.asahi.com/56nl

10:47 from web
世界経済の先行き不透明の中、日本は震災復興と、新成長戦略を柱に、官民全力を上げて内需拡大につなげるべきだ。社会保障の充実(子供手当て他)も内需拡大に寄与しているのではないか。

13:45 from gooBlog production
劣等感 goo.gl/J0mId

19:27 from gooBlog production
ロボット開発・成長産業と大阪=橋下市長の姿勢 goo.gl/x3QsZ

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ロボット開発・成長産業と大阪=橋下市長の姿勢

2012年01月12日 19時22分43秒 | 政治・経済・社会・法律・文化
うめきた産官学拠点白紙の情報が報道されていた。

大阪市が設置を予定している産官学拠点「大阪オープンイノベーション・ヴィレッジ」(OIV)を白紙から見直すという。
府市統合本部の会合で、疑問の声が相次いだというのだ。

OIVは来春開業の梅北の高層ビルで民間が運営する知的創造拠点「ナレッジキャピタル」と並ぶ中核施設という。
この中には、ロボットについての産学官の共同研究促進する目標を掲げていたという。(朝日新聞より))

ロボット開発は、最先端技術で、日本が世界でもリードしている分野である。
民間や大学でも研究が進んでいる。
大阪で、数年前に研究されていたのは、産業ロボットというより、人型ロボットと、その技術を応用した人とロボットのコミュニケーションといった技術の実用化が、研究されているようだ。、

多分今でも、大阪はロボット技術開発においては先進地帯であり、少なくとも数年前まで小規模ながら裾野も広がりつつあった。(現状は知らない)
そのような意味で、京大や阪大の研究施設を誘致し企業と共同研究を促進するというのは、将来の産業政策として、非常に重要なことではないか。

大阪をロボット技術の開発拠点とすることにより、産業の裾野も広がる。
将来人型ロボットと、その応用技術は産業用も含め膨大な需要の可能性を持っているかもしれない。
例えばロボットスーツや、先日TVで紹介された開発途中の、ロボットスーツに近い構造の着用型の農作業補助ロボットも紹介されていたのもその一例だ。

府市統合本部は、大阪市が進めていたことは、すべて報復処分として、とにかく白紙にしようということなのだろうか。
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劣等感(追)

2012年01月12日 13時44分18秒 | 私的思い出・生き方・生活住環境
私は今まで余り劣等感を持ったことは無かったが、会社勤めをしたとき、一時期持ったことがある。
工業高校に行った頃は、学校の成績は中程度だったので、多少の劣等感はあった。
特に数学と英語が悪かった。

私の入社時は、現場研修で半年ほど製造の電気配線を経験してから、設計に上がった。
会社へ入って4―5年たつと、技術部の設計部門では大卒が中心となり、新卒の工業高校出身者のほとんどは、製造部や技術でも検査に廻された。
ただ、始めから設計で入社した者は、設計を中心に人事が組まれていたようだ。

技術においては、その人の実力は、その技術をよく理解し、その技術や原理を使いこなせるか、ということが全てで、学歴等は関係ない。
ただし、そのためには広い理科学上の知識・バックグラウンドが要求される。
しかし、現実問題工業高校レベルの知識と大学レベルの知識と大きな違いがある。

工業高校卒業後、当時中小企業だった理化学機器のメーカー田葉井製作所(今は社名変更し東証一部上場企業)に入社後、私は工業高校出身者なので、大卒との技術力に大き差があるのではないかと気にし、所詮、工業高校出身者は、大卒者の手伝いしか出来ないのではないのかといった思いを漠然と思っていた。
しかし入社してみると、そんなことは無く、上司から様々な設計上の指導を受けつつ設計をさせられた。
そのうち、設計にもなれ、ある程度の設計は出来るようになった。
ただ、それでも当時大学の実態は知らず、大卒者に対し大きな実力の差があると信じ込んでいた。

入社数年後、夏休み中のインターンの大学生の指導を受け持つことになった。
そこで、初めて同年輩に近い現役の大学生と向き合うことになった。
インターン生といろいろ話をするうちに、科学に対する基礎知識が不足していることが分った。
彼の場合は、大学での勉強不足は明らかであった。
理工科系の大学の場合多分必死で勉強しないと、まともな技術や理化学の基礎は身につかないであろうことを実感した。

それ以後、大学に対しての過大な思い込みは少なくなった。(その後別の会社でも、部下(全員大学工学部出身)を指導したが、基礎知識の無さ低さに驚いた。)
また、直属の上司(設計チーム主任)が大卒の人になったが、余り大きな違いを感じなかった。

同じ頃、電気設計チームを中心に、その他のチームの電気工学系学部出身者を含め、電気設計の設計基準を社内で制定することになり、当時あった「電気設備の技術基準」をベースに、議論と基準の決定作業が始まった。
そのときも、大卒も高卒もそれほど大きな大差はないと感じた。

私は、工業高校で当時最先端の電子通信関連技術や自動制御の技術を学んでいた。
しかし、当時の最先端の技術はそれ以上に急速に進歩し、トランジスタが最先端で電界効果型半導体やSCRといった電力制御素子も最先端技術として注目されていて、ICが実用化され始めるころだった。
電子計算機はリレー式からトランジスタに移行し(学校ではリレー式計算機が機械語の教材となっていた。)、メモリに磁性体(パラメトロン等)を使うことが最先端技術として注目されていた。
しかし最先端の工業高校(当時短大以上の内容を教えていたと思われる。)を卒業して5年で、ICは普及し、メモリは電子化IC化し、オペアンプも市場に出始め高度なアナログ制御(PID制御等)が可能になり始めた。
こうしたことは、当時私が教えられた技術の先を行き、私にとって理解不能の技術になりつつあった。
会社では、最新技術を取り入れ、計測器メーカーと共同で、温度制御用のPIDコントローラーを開発し始めた。(両社役員や開発・研究技術者が参加の開発プロジェクトの定例合同技術会議の末端に、私も検査担当<当時設計から検査に左遷されたと思い、逆に気楽な仕事を楽しんでいた。>として呼ばれ定席メンバーとなり、予想外のことに驚いた。)

その後、ある宇宙開発関連(ソビエトの宇宙飛行士の生体機能試験装置輸出)の大規模プロジェクトチームに所属したとき、同僚の大卒社員は、電子通信関係で、私が知らなかった高度な通信技術の知識を持っていて、バリバリ設計や打ち合わせもしていた。
そのころ、TVや計測データの送受信といった通信技術は、情報量が一挙に増加し、5年の間に私には全く未知の世界になった。
同僚でありながら、電子通信の分野では、彼の代役は出来なかった。
その実態を横で見て、実力のある理工科系大卒者の力を認識し、再び劣等感を持った。
例えば、今から思えば簡単な話だが、当時は情報とノイズの関係が大きな問題で、いかにノイズを抑制するのかというのも重要課題で、当時最先端技術だったノイズサプレッサも検討し実用化していたようだ。
(SCRを使うと強力なノイズが発生するが、この問題は今もPC関連の問題やFMのノイズ対策で課題である。特にLED調光等で電力制御を行うと激しいノイズや電磁パルスが発生し、誤動作や誤った計測値を出す。)
しばらくして、私は夜間大学の短期大学部の電気工学科に通うようになり、始めて大学教育の一端に触れた。

そのとき、ある程度基礎が出来ていれば、専門書を読みこなすことで、理工科や文科系にかかわらず、どんな部門でも、自分で勉強し大学レベルの知識を得ることが出来ることに気付いた。
電子通信の分野は、私が最新の基礎的なことを勉強していなかったので、全く理解できない状態であることを悟った。

その後、改めて、実務を通じて自分で勉強することで学歴の差は乗り越えられることを実感することが多くなった。
例えば、当時電子制御の問題で、製品のPID制御オーブンで0.5℃単位の制御のハンチングが出る問題で、社内や計測器メーカーの関係者全員が問題解明に取り組んだが誰一人解明できなかった問題を、最後に私に任されて、結果を出したときに、科学技術の世界では、自分で勉強し実力を付ければ学歴は全く問題ないことを再確認できた。
それは、実験の結果熱電対が極めて微小なノイズを拾ったことが原因であることを明らかにし、その問題の対策をたて不良問題を完全に解決したときのことであった。
研究員や上司が居並ぶ席で、技術部長に報告書を提出し説明した時のことは、今でも誇らしく鮮明に覚えている。
ただその時、部長(元大学工学部教授)が問題の推定原因として私はその原因の構造を見つけ出し、過渡現象を含む方程式(行列式)上で、ヒーターに流れる電流の高調波成分がノイズとして働くことを明らかにし、フィルターを形成してノイズの影響をなくしたのだが、部長がその方程式を完全に解くように言ったが、解けなかった。(高等数学上の問題)
後日、その時そこに居た技術のトップレベルの研究員や上司と、頭の良さそうな同僚に具体的に数学的解法を聴いても、誰一人解けなかった。
その時、実質工業高校卒の私が、大学工学部で頑張ってきた人たちと同じ土俵で真剣に競い合って、全く遜色ないことを実感し、学歴劣等感は全くなくなった。
その当時、既に仕事上の関係で、一般の電気工学に関しては専門書も購入して読んでいたし、分からないときに参照したのは分厚い、電気工学ハンドブック(電気学会)で最先端の技術や考え方が解説されていた。

確かに、工業高校レベルと大学レベルは違う。
教科書を見れば明らかだ。
しかしその差の多くは、仕事をしていて知らない間に、自分で本を読み勉強して乗り越えられるレベルということも気付いた。
そのことは、自分の専門外のことについても当てはまることを知ることも度々あった。
例えば、別の会社(食品関連機械の会社・30代の時に10年間開発設計と技術部門の管理を行った。)で、発生しクレームに対処する為、機械工学出身の同僚(部下)が、原因を解明できなかったので、私は金属工学の専門書を読み、同僚の機械工学出身者が分らなかったタンクの亀裂の原因を解明したことがあった。
(その原因は、当時(30年以上前)最新の学術上<金属工学>の知見であった。後日確認の為、公的機関に問題の製品を持ち込み、私の推定原因<ステンレス溶接での粒界腐食+電界腐食・コーヒーと接触することによりコーヒーが電解液となり部分電極を形成するという理論的推定。>が正しい事が判明し、テフロンコーティングをするといった対策を決定し、全製品回収の指示を出した。その後頻発したクレームは完全に収束した。)

このような経験を経て、大卒者や専門家に持っていた劣等感はほとんど無くなったし、分らない分野は、先ずその分野の基礎をしっかり固めてから、より高度な専門分野に一歩ずつ入ればよいことも分った。
そうした経験は、趣味の考古学や、美術に向き合う時にも生かされている。
(20170901 20170906 一部追記)


思い出
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日記120111(プール・ブログ)

2012年01月12日 10時34分13秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
昨日も、ブログのネタ探しを考えている時に、腰痛の予兆を感じ、それ題材にブログを書いた。
原因が脊椎の起立筋等の筋肉疲労の予想は当り、その日プールに行き治った。
体を動かして血行がよくなり、軽い筋肉疲労が回復したのだ。

昼食後、もネタ探しに苦労した。
とりあえず、いくつか調査している情報をまとめる作業をした。
整理出来てない問題に関しては、1月10日の世界経済の感想のような、羅列形式で感想を書いたブログもありと思った。

ブログのテーマ探しに行き詰まり、自分の未発表の経歴を書いた。
過去の事なら、いくらでも書ける。

その後、食材の買出しに行った。
高いものは買わなかったが、割安食材は売り切れだった。
帰宅後すぐにプールに行き、トータル500mほど泳いだ。
昨日は、クロールで50m55秒、100m130秒の記録だった。

帰宅後すぐ脱水し、夕食調理から食事・片付けまでこなし、その後は、TVで平清盛の実像等を見た。
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