夏の参議院選挙に向けて、政治の世界はあわただしい動きを見せています。
国民の多数が、憲法の改正という名前の改悪を見過ごして許してしまうのかどうか、戦後史のある種の瀬戸際と言ってもいい重要な選挙だと思われ、これはもちろん当面きわめて重要なことです。
しかし、残念ながらどの政党からも今後の日本と世界にとって基本的で最大といっても中長期のテーマである、持続可能な国づくり、持続可能な世界づくりの理念やビジョンは聞こえてきません。
そうした状況のなかで、たとえ少人数でも共に考え、ささやかでも声をあげるために、当会では学習会を再開し、今回は第二回になります。
諸般の事情でお知らせが間際になってしまいましたが、関心がおありの方はぜひ参加してご一緒に考えてください。
日時:六月二十四日(金)午後七時〜九時
テーマ:「持続可能な福祉社会の条件を考える」
広井良典『持続可能な福祉社会』(ちくま新書)を題材に、まず会のメンバーである増田満氏にその要点とコメントをお願いし、続いて運営委員長の岡野もコメントをします。その後、参加者全員で討議しましょう。
場所:新宿区・戸塚地域センター5階会議室1(JR高田馬場徒歩3分)
参加費:無料
申込み先:「持続可能な国づくりを考える会」事務局申込担当:増田満
Fax.042-792-3259、E-mail : mit.masuda@nifty.com