サングラハ教育・心理研究所
第26期オープンカレッジ ご案内
新しい年度・学期が始まっています。当研究所のプログラムは、みなさまのご支援のお陰で第26期を迎えました。ここのところ講座内容の都合等で3月区切り4月開始になっていませんが、5月、6月からまた次の講座を開設します。
私たちの国は幸いにしてまだまだ安全な国ではありますが、他方さまざまな問題を抱えており、残念ながら将来にわたって安心とはいいかねるようです。そうした中で、不安に負けず、道を見失わないためには、状況にふりまわされないしっかりと安定した心の確立が必要ではないでしょうか。
今期も、そうした心の成長に大きなヒントを与えてくれる般若心経、唯識、論理療法等をご自分のものにしていただくための講座を行なっていきます。ぜひ、ご参加下さい。
火曜講座:「唯識と論理療法」
於ヒューマン・ギルド(東西線神楽坂徒歩5分)
5/13, 27 6/10, 24 7/8, 22 火曜日18:45-20:45 全6回
感情は生き生きと生きるためには不可欠なものですが、いきすぎるといろいろな問題を引き起こします。落ち込み、怒り、引っ込み思案、嫉みなど、ネガティブで過剰な感情に対処する方法として、当研究所では、特に論理療法と唯識の組み合わせをご推薦・ご紹介してきました。
今回また久しぶりに入門コースを行ないます。まったくの初心の方にも、ある程度学んできた方の繰り返し学習にも役に立つよう、できるだけわかりやすく、しかし体系的にお伝えしていきたいと思っています。
テキスト:岡野守也『唯識と論理療法』(佼成出版社)
*ご希望の方にはお頒けできます。
木曜講座:「よくわかる般若心経」
於サングラハ藤沢ミーティングルーム(JR、小田急藤沢徒歩3分)
5/15, 29 6/12, 26 7/10, 24 木曜日18:45-20:45 全6回
『般若心経』は、日本でもっとも人気があり、誰でも聞いたことがあり、今でも相当多数の日本人が暗記していて唱えることのできるというお経ですが、意味がわかっている人は意外に少ないようです。魔除け、厄除け、家内安全、商売繁盛、あるいは死者に成仏してもらうための呪文として使われ、意味はよくわからないままであるというところに、日本人と日本仏教のいいところも限界もあると思われます。本講座は日本人の心の原点を確認しつつその限界を超えるために、『般若心経』の意味をしっかり理解する試みです。
テキスト:岡野守也『よくわかる般若心経』(PHP文庫)
*ミーティング・ルームでお頒けすることができます。
金曜講座:「般若経典に学ぶ1――『善勇猛般若経』序」
於 不二禅堂(小田急線参宮橋徒歩5分)
5/30 6/20 7/11, 25 金曜日18:30-20:30 全4回
紀元一世紀前後、それ以前の派を「小乗」、自らを「大乗」と呼ぶ仏教の新しい潮流が興り、自分たちこそ釈尊の真意・深意を伝えるものだという自覚によって『般若経』と呼ばれる経典群が新たに多数書かれたといわれています。日本の仏教が「大乗仏教」であることは知られていますが、その教えの中身については必ずしもよく理解されていないようです。本講座では、その中でももっとも後期に属しもっとも発展した内容を持つといわれる『善勇猛般若経』を通して、大乗仏教の教えの基本を確認する学びをしたいと思っています。なおこの学びは今回だけでなく、9月以降もシリーズとして続けていく予定です。
テキスト:現代語訳と漢訳を対照したコピーを配布しますが、書籍としては
『大乗仏典 般若部1』(中央公論社、文庫本は新刊、単行本は古書で入手可)
●受講料は、一回当たり、一般3,5千円、会員3千円、専業主婦・無職・フリーター2千円、学生1千円 それぞれに×回数分です。
都合で毎回出席が難しい方は、単発受講も可能です。
●いずれも、申し込み、問い合わせは サングラハ教育・心理研究所・岡野へ、E-mail: okano@smgrh. gr. jp または Fax0466-86-1824で。
住所・氏名・年齢・性別・職業・電話番号・メールアドレス(できるだけ自宅・携帯とも)を明記してください。
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