持続可能な国づくりを考える会第三回学習会案内

2016年08月02日 | 持続可能な社会
 筆者が運営委員長を務めている「持続可能な国づくりを考える会」の第三回学習会を以下のとおり行ないます。

 9月16日(金)午後7時〜9時
 会場:東京ボランティア・市民活動センターA会議室(セントラルプラザ10階)
    JR線・東京メトロ各線 飯田橋駅より徒歩1分

 テキスト:正村公宏『日本をどう変えるのか――ナショナル・ゴールの転換』(NHKブックス)

日本をどう変えるのか―ナショナル・ゴールの転換 (NHKブックス)
正村 公宏
日本放送出版協会



 筆者は、これまで正村氏の本を何冊も読んできました(『戦後史』『現代史』『日本近現代史』『マルクス主義と現代社会』『経済学のすすめ』など)。

 そのたびに「早く(70年代初め)から、こんなに的確な――混合経済による福祉国家からさらに持続可能な社会へという――日本の向かうべき方向性の指示をしている論客がいたのに、耳を傾ける政治家・政党はほとんど現われなかったんだなあ(いまだに現われていない!)」と、自分も70年代に発見できなかったことは棚上げにして、とても惜しい・残念だと思っています。

 今回取り上げる本は、15,6年も前の本ですが、内容の大筋は少しも古くなっていないので、「今からでも遅くない。学んで、その方向に向かう必然性を理解して、その理解を多くの人に伝えて共有し、そういう潮流を生み出したいものだ」と願っています。

 大河も水源はほんのわずかの湧き水であるように、時代を変える潮流も小さな集まりから始まるものです。この会が、そういう集まりになるといいと思っています。


*余談ですが、ここでスメタナの交響詩「モルダウ」を思い出しました。




 どうぞ、問題意識のある友人、知人とお誘いあわせしてお出かけください。


 参加費:無料

 申込み先:「持続可能な国づくりを考える会」事務局申込担当:増田満

 Fax.042-792-3259、E-mail : mit.masuda@nifty.com

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