春は出会いと別れの時・・・
私の一番下の娘のネネちゃんがまだ幼少のころ・・・
彼女の周りには天使が飛んでいた
彼女の周りに行くと・・・なんとも言えない気持ちになって
なんだか幸せな気分になる
彼女が私のお腹の中にいた時・・・朝、目が覚めると窓から光が差し込んできて
部屋を光で染め・・・そして私は大きな光に包まれた
その後・・・すべての世界が光で満たされていた
私は3才の時、親に捨てられてしまった為・・・3才から抱っこされた体験がない
私の人生は孤独だった
私の心はいつも乾いていて・・・愛に飢えていた
その人生のすべてが溶けていくようだった
この光の体験はその後の私の人生を変えてしまった
1998年の夏のことだ
その後2年間・・・光を見る体験は続いた
細胞から私は生まれ変わった
世界のすべての中に天上の音楽を聞いていた
彼女が生まれた瞬間・・・
その日のことを今も鮮明に思い出す
彼女は前日の雪とはうって変わって・・・朝陽と共に降りてきた
まるで光の天使だった
彼女は周りを照らす天使だった
誰にでも人懐こくて・・・抱きついていく
無邪気・・・それが彼女だった
保育園の進級の時・・・
「ずっと赤ちゃんのままでいてね」と私は可愛さのあまり言った言葉を
彼女はずっと覚えていて、先生から新しい名札をもらうのをためらったそうだ
先生が後から私に教えてくれた
「どうして名札をもらわないの?」と聞いたら
「ママがずっと赤ちゃんでいてねって言ったから」と教えてくれた
私には彼女はまだあのころのままで見える
もう5年生になるのだ
彼女は1年生の時からずっと同じクラスで一番好きなお友達がいた
彼女に一番好きなのは誰?と聞くと必ず、ママと答えずに一番はMちゃんなのだ
彼女にとってMちゃんはなくてはならない存在だった
そのMちゃんが遠くへ引っ越して行ってしまう
5年生からMちゃんとはお別れなのだ
彼女は春休み前からそわそわしていた
集団風邪で学級閉鎖になり、学校に行ってMちゃんが休んでいると
しょんぼりして帰ってきてしばらく家で口をきかなかった
彼女は機嫌が悪くなったとしてもしょんぼりすることはなかった
彼女なりの一つのステップなのだ
連絡帳の日誌の欄にこう書いてあった
「今日昨日Mちゃんが休んだので、いなくなったと思って悲しかったけれど
今日いてよかったと思いました」
彼女達のお別れの時がきた
ぜんぶひらがなで住所が書いてあった
私は微笑みながら泣いてしまった
彼女達は前世でも大親友だった
前世で2人が戦争孤児になった時・・・2人は一緒に生きたのだ
哀しみと喜びを分かち合った家族のような存在・・・
今世2人は又出会った
そしてほんの短い時間を一緒に生き・・・そして又前世と同じように別れたのだった
彼女は新しい人生を再び創っていくのだ
私達は出会って別れていく・・・
その出会いがほんの一瞬であっても
大きな波を私達の人生に残していく
その時生命の声が降りてきた
「生命は変化そのもの・・・
永遠に変わらないものなど何もないのだ
過去も未来もない・・・今、この瞬間が存在する
どんな生命もすべてがからみあっている
すべての生命はすべてであり・・・
そして無なのだ
人生は神の戯れ・・・そして私達そのものは素晴らしい奇跡なのだ
この人生という瞬間を味わうということに
いいも悪いも存在しない
あるのは生きているという今が存在するのだ
生命が存在するという事実
あなたはそこに生きているのだ・・・」
彼女の寝顔を見ながら
私は再び時空を超え・・・空を飛んでいた
彼女との一時は私に歓びをもたらした
私は哀しみと微笑みの中に歓びを見出していた
生命のすべてに
感謝でいっぱいだった
魂で彼女の歌声を聞きながら・・・
私はその音楽の中に溶けていった
いつのまにか夢を見ていた
私は彼女と一緒に空を飛んでいた
私の一番下の娘のネネちゃんがまだ幼少のころ・・・
彼女の周りには天使が飛んでいた
彼女の周りに行くと・・・なんとも言えない気持ちになって
なんだか幸せな気分になる
彼女が私のお腹の中にいた時・・・朝、目が覚めると窓から光が差し込んできて
部屋を光で染め・・・そして私は大きな光に包まれた
その後・・・すべての世界が光で満たされていた
私は3才の時、親に捨てられてしまった為・・・3才から抱っこされた体験がない
私の人生は孤独だった
私の心はいつも乾いていて・・・愛に飢えていた
その人生のすべてが溶けていくようだった
この光の体験はその後の私の人生を変えてしまった
1998年の夏のことだ
その後2年間・・・光を見る体験は続いた
細胞から私は生まれ変わった
世界のすべての中に天上の音楽を聞いていた
彼女が生まれた瞬間・・・
その日のことを今も鮮明に思い出す
彼女は前日の雪とはうって変わって・・・朝陽と共に降りてきた
まるで光の天使だった
彼女は周りを照らす天使だった
誰にでも人懐こくて・・・抱きついていく
無邪気・・・それが彼女だった
保育園の進級の時・・・
「ずっと赤ちゃんのままでいてね」と私は可愛さのあまり言った言葉を
彼女はずっと覚えていて、先生から新しい名札をもらうのをためらったそうだ
先生が後から私に教えてくれた
「どうして名札をもらわないの?」と聞いたら
「ママがずっと赤ちゃんでいてねって言ったから」と教えてくれた
私には彼女はまだあのころのままで見える
もう5年生になるのだ
彼女は1年生の時からずっと同じクラスで一番好きなお友達がいた
彼女に一番好きなのは誰?と聞くと必ず、ママと答えずに一番はMちゃんなのだ
彼女にとってMちゃんはなくてはならない存在だった
そのMちゃんが遠くへ引っ越して行ってしまう
5年生からMちゃんとはお別れなのだ
彼女は春休み前からそわそわしていた
集団風邪で学級閉鎖になり、学校に行ってMちゃんが休んでいると
しょんぼりして帰ってきてしばらく家で口をきかなかった
彼女は機嫌が悪くなったとしてもしょんぼりすることはなかった
彼女なりの一つのステップなのだ
連絡帳の日誌の欄にこう書いてあった
「今日昨日Mちゃんが休んだので、いなくなったと思って悲しかったけれど
今日いてよかったと思いました」
彼女達のお別れの時がきた
ぜんぶひらがなで住所が書いてあった
私は微笑みながら泣いてしまった
彼女達は前世でも大親友だった
前世で2人が戦争孤児になった時・・・2人は一緒に生きたのだ
哀しみと喜びを分かち合った家族のような存在・・・
今世2人は又出会った
そしてほんの短い時間を一緒に生き・・・そして又前世と同じように別れたのだった
彼女は新しい人生を再び創っていくのだ
私達は出会って別れていく・・・
その出会いがほんの一瞬であっても
大きな波を私達の人生に残していく
その時生命の声が降りてきた
「生命は変化そのもの・・・
永遠に変わらないものなど何もないのだ
過去も未来もない・・・今、この瞬間が存在する
どんな生命もすべてがからみあっている
すべての生命はすべてであり・・・
そして無なのだ
人生は神の戯れ・・・そして私達そのものは素晴らしい奇跡なのだ
この人生という瞬間を味わうということに
いいも悪いも存在しない
あるのは生きているという今が存在するのだ
生命が存在するという事実
あなたはそこに生きているのだ・・・」
彼女の寝顔を見ながら
私は再び時空を超え・・・空を飛んでいた
彼女との一時は私に歓びをもたらした
私は哀しみと微笑みの中に歓びを見出していた
生命のすべてに
感謝でいっぱいだった
魂で彼女の歌声を聞きながら・・・
私はその音楽の中に溶けていった
いつのまにか夢を見ていた
私は彼女と一緒に空を飛んでいた