4月から高校生になった娘は、髪の毛を染め、目にはカラーコンタクト
突如として変化した彼女の姿に戸惑いを隠せないでいた
段々夜も帰りが遅くなり、夜遅くに家を抜け出すようになっていった
彼女は私にとっての3番目の子供
上の子供達の反抗期をよくぞ通ってきたと今さらながら思う
反抗期には慣れているとはいえ、子供の帰りが遅い、携帯が繋がらないと
どこかで犯罪に巻き込まれているのではないかとふと不安が過ぎることがある
私はあまり色々なことには動じないが
やはり、危険な目にはあわせたくないのが心情だ
ある日、彼女と一緒に歩いている男性を発見
なるほど・・・帰りも遅いはずだ
彼女に聞き出そうとすると彼女は断固として口を利かない
私達の間におおきな壁ができてしまったように感じていた
反抗期的になり、嘘をつき、心を閉ざしてしまっていた
その頃の私は癒しフェスタやフォーラスが重なり、睡眠時間は3時間というハードな日程を
こなしていた
そうこうしていたある日のこと、一番上のお兄ちゃんから娘のことを聞くことになった
「もしかしたら、青あざを作ることになるかも知れない」と言っていたからお母さん気をつけて見ていた方がいいよ・・・と
この一言は私の予感をなおも強めることになってしまった
カルマなら通らなければならない
通って果たさなければならない
彼女にそのカルマは存在することを知っている
でももし本当に殴られることがあれば、私はただじゃ済まさない
強い怒りがこみ上げてきていた
そうこうしているうちに癒しフェスタが終了を迎えた
4月から反抗的だった彼女は、久しぶりに私の側にきていた
そしてこう言った
「彼は私を脅し続けていて、こうしなければこうしてやるみたいなことを言っていたのだけど、対応しないでいたら、もう会わないと言われたんだ。ひどくない?」
短いお付き合いが終わった
殴られることもなく・・・・
私は毎日祈りを捧げていたことを思い出していた
「彼女が自分の意志で自分の人生を歩くこと、彼女が無事に課題を終了することができるように導いてください」
彼女は心に深い傷を負ったが肉体に傷はつかなかった
最悪のシナリオではなかった
私は彼女のカルマが終了したことを後で知った
こんな風に終わらせて助けてもらうことがあるなんて・・・・・・
私を大きく変えたインドのマスターはこう言った
「純粋なハートを持ち、神に近づくならばカルマの出る幕はないのだ。完全に私が助ける」
彼女は今、怒りもなく、私の元で笑っている
あの期間の怒りや嘘、反抗的な態度は彼とのカルマだったのかもしれない
子供が大きくなると親には手に終えない領域がある
まして彼女が通らなければならない道ならば、それは黙って見守る以外に方法はない
でももし、彼女に魔の手が伸びてきたならば、それは黙って見過ごすことはできない
毎日喧嘩をしてでも、首根っこをつかまえてでも彼女に向き合っていくだろう
それが親の務めなのだ
神の恩寵の中で私は深い静寂の中へと入っていった
すべては神の戯れ・・・恩寵の手の中にある
私の中でホワイトイーグルが目を覚ましていた
「神を吸い、神を食べ、神の匂いを嗅ぎなさい
私のすべてを味わうとき、あなたは私と共にある
私はあなたの中で目を覚まそう
すべての流れ、空の中に私の息があることに
気が付くだろう
あなたは私になる
その時カルマを超えた恩寵を手にすることになる
無と共に無限の生と死・・・無限の創造の一部にあなたはなるのだ」
花火が空に上がっていた
その瞬間、小さな頃の彼女と私はいた
汗をかきながら、虫さされの足をかきながら
私たちはいつまでも花火を見ていた
突如として変化した彼女の姿に戸惑いを隠せないでいた
段々夜も帰りが遅くなり、夜遅くに家を抜け出すようになっていった
彼女は私にとっての3番目の子供
上の子供達の反抗期をよくぞ通ってきたと今さらながら思う
反抗期には慣れているとはいえ、子供の帰りが遅い、携帯が繋がらないと
どこかで犯罪に巻き込まれているのではないかとふと不安が過ぎることがある
私はあまり色々なことには動じないが
やはり、危険な目にはあわせたくないのが心情だ
ある日、彼女と一緒に歩いている男性を発見
なるほど・・・帰りも遅いはずだ
彼女に聞き出そうとすると彼女は断固として口を利かない
私達の間におおきな壁ができてしまったように感じていた
反抗期的になり、嘘をつき、心を閉ざしてしまっていた
その頃の私は癒しフェスタやフォーラスが重なり、睡眠時間は3時間というハードな日程を
こなしていた
そうこうしていたある日のこと、一番上のお兄ちゃんから娘のことを聞くことになった
「もしかしたら、青あざを作ることになるかも知れない」と言っていたからお母さん気をつけて見ていた方がいいよ・・・と
この一言は私の予感をなおも強めることになってしまった
カルマなら通らなければならない
通って果たさなければならない
彼女にそのカルマは存在することを知っている
でももし本当に殴られることがあれば、私はただじゃ済まさない
強い怒りがこみ上げてきていた
そうこうしているうちに癒しフェスタが終了を迎えた
4月から反抗的だった彼女は、久しぶりに私の側にきていた
そしてこう言った
「彼は私を脅し続けていて、こうしなければこうしてやるみたいなことを言っていたのだけど、対応しないでいたら、もう会わないと言われたんだ。ひどくない?」
短いお付き合いが終わった
殴られることもなく・・・・
私は毎日祈りを捧げていたことを思い出していた
「彼女が自分の意志で自分の人生を歩くこと、彼女が無事に課題を終了することができるように導いてください」
彼女は心に深い傷を負ったが肉体に傷はつかなかった
最悪のシナリオではなかった
私は彼女のカルマが終了したことを後で知った
こんな風に終わらせて助けてもらうことがあるなんて・・・・・・
私を大きく変えたインドのマスターはこう言った
「純粋なハートを持ち、神に近づくならばカルマの出る幕はないのだ。完全に私が助ける」
彼女は今、怒りもなく、私の元で笑っている
あの期間の怒りや嘘、反抗的な態度は彼とのカルマだったのかもしれない
子供が大きくなると親には手に終えない領域がある
まして彼女が通らなければならない道ならば、それは黙って見守る以外に方法はない
でももし、彼女に魔の手が伸びてきたならば、それは黙って見過ごすことはできない
毎日喧嘩をしてでも、首根っこをつかまえてでも彼女に向き合っていくだろう
それが親の務めなのだ
神の恩寵の中で私は深い静寂の中へと入っていった
すべては神の戯れ・・・恩寵の手の中にある
私の中でホワイトイーグルが目を覚ましていた
「神を吸い、神を食べ、神の匂いを嗅ぎなさい
私のすべてを味わうとき、あなたは私と共にある
私はあなたの中で目を覚まそう
すべての流れ、空の中に私の息があることに
気が付くだろう
あなたは私になる
その時カルマを超えた恩寵を手にすることになる
無と共に無限の生と死・・・無限の創造の一部にあなたはなるのだ」
花火が空に上がっていた
その瞬間、小さな頃の彼女と私はいた
汗をかきながら、虫さされの足をかきながら
私たちはいつまでも花火を見ていた