2020年のコロナは、世界を大きく変えてしまった
私達の方向性はもう二度と元には戻らない
古いシステム、思い込み、マトリックスは
こうあらねばならないシステムの中で
誰かよりも優れる必要性だったり
目隠しをして騙し搾取するシステムを築きあげてきたが
時代は移り代わり、次第に私達は自分の目で情報を確かめ
社会のシステムから多くの者が目を覚まし始めている
これから、おそらく2026年には、完全に社会や経済の方針が大きく変わり
もしかしたら、お金という通貨もなくなる世界が待っているかもしれない
その時、私達は本当の自由を手に入れるだろう
おそらく、人の真価は、多くのお金を持つ者ではなくなる
アトランティスのすべての存在が光輝いていた時代へと突入していくことになる
あなたがそれを見たいと思えば・・・の話だ
ここでちょっと素敵なエピソードを伝えたいと思う
フーテンの寅さんは皆さんはもうご存じだと思うが
実際、近くに寅さんのような人がいたら
どうだろう?
家も持たず、着の身着のまま、旅をして
心のままに言いたいことをいう
感情に正直だから、すぐに怒りケンカになる
人懐こくて、根が優しい
情に厚いから涙もろい
私達はこういう素朴な純粋さを持ち合わせる人を見た時
実際にどう思うのだろうか?
私ならきっと軽蔑するに違いない(笑)
お風呂に入っているかも分からず
お金もない
どーすんのよ?
そんな寅さんによく似た、通称とみさんに
私は出会ってしまった
彼は家を持たず、その日暮らし
いつもお金がなく、今は風俗の
女の子のお世話をしたり、立ちんぼをしたりしている
女の子が可哀そうに思ってご飯を食べさせたりしてくれるらしいが
それを彼は勘違いして、手を出し
お店を首になるということを繰り返しているとのこと
どうしようもないアホであり
甘えん坊で、取り入るのがうまいから
母性本能をくすぐられる女性は
彼を助けてしまうのだった
私が「来るな」オーラを出していても
そんなエネルギーは
アスペルガーである彼には読めっこない
空気が読めないから寄ってくる
そして私はこういうタイプに特に弱い
彼のエネルギーは開けっぴろげで
まったくのガードなし
彼は相談やセッションという形ではなく
お酒を一杯飲むという形で、それとなく相談しにきたのだった
「僕、これからどうなっちゃうんだろう?みてほしいんだけど・・・・」
私がヒーラーだということは、他の人から聞いて知っていた
こういう場合、セッションではない透視は行わないのだが
彼はまんまと私の答えを引き出してみせた(汗)
見えてきたのは、前世の姿だった
中東の大富豪の家に彼は長男で生まれていた
白いターバン、すらっとした長身にイケメンの目鼻立ち
白い長いローブを着ている
彼の家は政治にも関わっている世界でも有名なVIPの家系だった
彼の兄弟姉妹は全部で9人
大家族だ
何の不自由もない暮らし
平和で穏やかで幸せだった前世だった
なぜ、今生、こんな人生を選んでいるのだろう?
すると出てきたのが、
その人生で、彼が青年になった時、
世界を旅したことが大きなターニングポイントだった
あまりにも惨い有様の人生があること
貧富の差があることや、戦争で破壊された国
無残に死んでいく子供たちを見た時
彼の中で何かがスパークしたのだった
彼は優しすぎたため、見てみないふりができなかった
彼は最も貧しく、困難な世界で生きる人と共にいることを選んだ
それが彼の世界に対する愛だった
彼は既に覚醒していたのだ
まるでキリストのようだった
私達が考えている覚者は、
私達が思っているような形で存在する訳ではない
こういうことは何度も経験していたことなのに
私は彼の中に神を見出すことができず
見下していたのだった
恥ずかしい話だ
人が人生を設定する時
覚醒した者が再びこの世界に表れる時
それは自分の人生として生きるというよりも
このように、世界の困難と共にただ存在する魂もいる
もしかしたら、困難と共に存在しているかのように見えて
とても自由で純粋で自然で
まこと人間らしく
何も気取らず、自分のままでいる彼は
幸せなのかもしれない
彼の人生は変わらず、このまま流れ者として生き
病気で亡くなっていくだろう
そして彼はこう思う
色々な人に会ったよ
幸せだった・・・・
彼の顕在意識は不安を私にぶつけてきたが
それも、もしかしたら、彼の不安なのではなく
集合意識の社会の不安を彼を通して映したのかもしれない
彼をヒーラーと呼ぶのか
神と呼ぶのか
それともただのホームレスのとみさんと呼ぶのか
全部ありだ
これからの世界は、誰かが作った社会に自分が生きる世界ではなく
自分が何を信じるのか
何を定義するのか
何を見るのか
それが自分の世界になる
いつだって創造主は自分だった
それに気づくというのが、これからの時代になっていくことだろう
多くの幻想を超え、あなたが光であることを
映していく世界だ