人生のターニングポイント、
私はフランスへ
泰三さんの一周忌を終え
師が私に言った
「人生をもう一度再設定して」
師の言葉が私を捉えていた
深い祈りへと入っていきたかった…
一人静かに旅をしたかった
そんな時が何ヵ月も経過していた
ある日
妹がパリにいる娘に
会いにいく事になっていたが
膝を痛め歩けない
初めての海外という事で、
姪に妹を会わせるまでが
私の仕事になった
ずっと願っていたフランス行きが決まった
パリのメトロにて
姪を待ってる間、ノートルダムへ…
無事妹を届け、一人ノートルダムへ…
着いたとたんに鐘が鳴り響いた
この日は、大きなセレモニーが行われていた
世界から神父さんが集まっていた
中に入れない
アーチを作った真ん中から、沢山の神父さんの行進が…
司教さんが歩いてきた
その荘厳さを見ていたら、私の中で
祈りが…
祈りとは、深い源にたどり着くこと…
禅の境地に似ている…
私は私に繋がった
命を捧げたい
人生のすべてをかけて、私自身を
お使いください
そんな風に感じていた
フランスは魂と繋がり故郷に帰る場所だ
アパートの近く
アパートの窓から
ラパイユのマルシェ
素敵な人を発見
ずっと深い祈りへと繋がっている