THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

パリへ再び…

2015-06-28 20:44:17 | セッション記録

人生のターニングポイント、
私はフランスへ

泰三さんの一周忌を終え

師が私に言った

「人生をもう一度再設定して」

師の言葉が私を捉えていた


深い祈りへと入っていきたかった…

一人静かに旅をしたかった

そんな時が何ヵ月も経過していた

ある日

妹がパリにいる娘に
会いにいく事になっていたが
膝を痛め歩けない
初めての海外という事で、
姪に妹を会わせるまでが
私の仕事になった

ずっと願っていたフランス行きが決まった



パリのメトロにて


姪を待ってる間、ノートルダムへ…

無事妹を届け、一人ノートルダムへ…



着いたとたんに鐘が鳴り響いた

この日は、大きなセレモニーが行われていた
世界から神父さんが集まっていた

中に入れない

アーチを作った真ん中から、沢山の神父さんの行進が…
司教さんが歩いてきた

その荘厳さを見ていたら、私の中で
祈りが…

祈りとは、深い源にたどり着くこと…
禅の境地に似ている…

私は私に繋がった

命を捧げたい

人生のすべてをかけて、私自身を
お使いください

そんな風に感じていた

フランスは魂と繋がり故郷に帰る場所だ




アパートの近く

アパートの窓から


ラパイユのマルシェ
素敵な人を発見



ずっと深い祈りへと繋がっている







答えのいらない質問

2015-06-02 02:33:33 | セッション記録
この頃、セッション以外で相談を受ける事が多く、

まるで自分がタイムスリップして、高校生に戻ったように感じることがある



まだ10代、20代の青春真っ只中の子たちと戯れながら

彼らの純粋さ、才能や可能性に触れ

目がウルウルになる

彼らは、今を真っ直ぐに生きている




セッションでよく問題になるのが、

完璧でなければ自分は駄目な人間だと思う

又は不完全さは恥だと思うというのがある



でも、若い子達と戯れる時に感じるフィーリングは

その未完成の中に込められている存在のエッセンスこそが

人の心を打つことがあるという事を教えられる



不完全だからこそ

完成されていないからこそ持つ

純粋無垢な流れ続けるエネルギーの源が

時にはとんでもない変化を起こし

世界を変えるのかもしれないと・・・・




彼らの相談に答えを出す必要はないし

答えを欲していないのが分かる

なぜなら、質問と同時に答えを決めているのだ



右往左往しながら、転んだり起きたり、

間違いをおかしたりしながら

自分を生きている



私達の時代は古いパラダイムを壊し、新しいものが建つようにする戦士の時代

この役割を虹の戦士という

そして壊された更地に、新しいものを創造していくのが

今の子供達だ



師が言っていた

「先人の遺体の上に道はつけられる」


私達が戦士ならば

それまでに長い歴史を辿り

時が来るのを待ち続け、

忍耐強くいてくれた先人がいたという事を忘れてはならない

彼らの時代は

内なる声に従えば命を絶たれたのである



いつか私は

人間が歩いてきた歴史を

本にして遺したい



私は既に、人生の折り返し地点に来てしまった

そして思う


人生には限りがある

やれることは限られている


タイムリミット・・・針は音をたてはじめている



私は粉々になり、やがて灰になり空を飛ぶ・・・

私は風であったように、鳥であったように

すべてを思い出すだろう


そして目を閏わせてこう思う

「なんて美しい世界・・・

・・・去りがたい」