すべての感情は感じるためにあるのだが
日本は鍛錬、修練して自分を高めるという精神性を持つ国なので
日本人は怒りを抑圧している
そのため、受動的攻撃性になりやすいという特徴がある
特に相手に伝えるのに、正直な気持ちを伝えず、まったく正反対のことを告げるのである
例えば、あなたは素晴らしく賢いですねと言ったとすると
発する言葉の中に、違う感情が(例えば、あなたはずるい)
という感情を投げるということをするのである
行動では頭を下げるのであるが、心ではチクショーと怒っているとか
これは日常茶飯事である
行動、感情、心や精神と一致しないことができるのが
日本人の特徴である
これを「嘘」という
又は意図的に操作、コントロールを
このような形で行うのである
調和を大事にするDNAが
外見の調和にひきずられ、外を整えておくことで
コミュニケーションをしているようで相手と関わらないということをするのだ
これは調和ではない偽のみせかけだ
怒りを感じている場合、その怒りはもっと奥にある感情の表現方法なのだが
感じるのはいいが、それを他にぶつけることは
感情を感じるとは言わない
ただのヒステリーだ
ヒステリーは、自分への正当性を相手にぶつけ
威嚇して、相手を自分の思うように動かそうとする行為である
イライラをぶつける
怒りをぶちまける
相手を批判する
物や相手に暴力をふるう
直接的な怒りというエネルギーをばらまくやり方と
言葉で褒めて、心で批判する
その人の前でいい人でいながら、他でその人の悪口をいう
怒りをぶつけたい相手にぶつけられないので他の人(子供やペット)にあたる
ギャンブルや食べる、買い物依存をして忘れようとする(自傷行為)
相手に罪悪感を感じさせることで裁くなどなど
直接的ではないやり方で相手を批判し攻撃する受動的攻撃性がある
日本人は感情を表現しない人が多いから私は感情を表現します
と言って怒りを出すのは
幼稚な表現で、感情は解放されず、周りを巻き込むだけである
そもそも怒りは感情というより、傷ついたフィーリングを
感じることが痛いので、怒りを感じていれば痛みのフィーリングを
感じないですむといった面がある
怒りを感じた時、イライラしている時
他にまき散らすのではなく、
まず自分の心にフォーカスする
怒りを感じていることを認識できない人もいるが
そういう人は自分は怒りを感じている、イライラしているということを
まず認めよう
次にそれは何に反応しているのだろうかと自問しよう
例えば、大事にしてもらえなかったとか、見下されたことに
怒りを感じているのだと認識する
次に大事にしてもらえなくて、見下され、悲しい
無価値観、自分がまるで踏み潰された虫けらのようだ
と怒りを起こしている感情の本質を見ていくのだ
ここまできたら、後は、残っている感情が
本当はどこからきたのか見る(過去と繋がっていることが多い)
殆どの場合、やり残しや後悔、そのまま放置して
無意識に閉じ込めた感情が、出てきている
無意識に閉じ込めた取り残してしまった自分の一部を見つけてあげることが大事になる
精神を鍛練、修練していくというのは、我慢するということでも
見ないようにすることでもない
感情を見つけたら、それに責任をとって処理していくということである
無責任というのは、自分をみないで、放置するということである
感情や行動、思考のすべてはエネルギーだが
エネルギーの力動を知る必要がある
どのようなやり方で思いを相手に送っているのか
人生に対処しているのかと関わっている
自分が自分をどう扱っているのか?
他者に対してどう対応し、何を受け取っているのか?
どんな信念があり、どんな観念があるのか?
それは、どのような形で外側に現象として現れているのか?
そして、自分の強い感情に対処できない時は
専門家や心を許している人(バランスのとれた人)に話を聞いてもらおう
(バランスがとれていない人に話すと感情がもつれ、余計に感情的になるはめになる)
優しくしてもらおう
自分に優しくしてあげよう
一旦、その場から離れよう
アンガーマネージメントは、4秒から5秒、深呼吸して怒りをぶつけるのを抑え
それから自己の感情の認識に入る
復讐は、何も解決しないが、物事のバランスをとるために
復讐することがある
ようするに心がバランスを必要とする時、人は復讐という方法をとるのだが
覚えておかないといけないのは、
常に、自分のやったことは自分にしていることと同じだということだ
被害者意識(誰かが自分の人生のすべて(感情も)の影響を受けていて
自分は可愛相だ
誰かが自分を攻撃し
自分の人生はその何か誰かの影響で幸せになれないと思い込んでいる
という領域から
自主独立へ(幸せは自分がつくるもの、創造主の視点、自分が人生を創造している、自己実現)
へ変化を遂げていく過程である
2020年は自己を研鑽し、無意識に光があたり
今までの総決算が勝手に行われ
新しいあり方へシフトしていく年になる
2026年に葛藤を持って地球にいることはできないと
師は言っていた
黄金時代は来る
一生懸命働いて、好きでもない仕事につき
暮らしが楽にならない人たちは
光があたる
師の言葉が響く
「世界中の人達にこう言いたい。大丈夫。みんな心配しなくていい・・・大丈夫。大丈夫だからね」