THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

キリストの聖骸布

2014-08-31 04:44:03 | セッション記録
聖骸布(せいがいふ、Holy Shroud)は、キリスト教でいう聖遺物の一つで、イエス・キリストが磔にされて死んだ後、その遺体を包んだとされる布。

イエス・キリストの風貌を写したという布には、聖ベロニカのベール、自印聖像など、複数あったといわれるが、ここではただ一つ現存するトリノの聖ヨハネ大聖堂に保管されている「トリノの聖骸布」(Shroud of Turin)を解説する。


とウィキペディア解説にある。

イタリアのバチカンには来月行く予定にしているが、果たしてトリノの聖ヨハネ大聖堂にある本物を見れるだろうか



セント・シュルピス教会に飾られてあるものがこれだ



古代から、聖なる遺物に触れた者は聖なるパワーを得ると言われていて

ヒトラーは聖遺物を集めたという話がある


映画にあるインディージョーンズにあるいくつかの話は、まんざら作り話でないのかもしれないと思わされる





夜の8時のパリ・・・天気がいい時はいつもでも外にいたい

夕陽を撮りに散歩に出た


時折訪れる死への衝動

深い悲しみと孤独の中で、唯一の救いになっているのが

神への祈り

もうあなたなしでは私は生きることができない
どうか私に進むべき道を示してください

私のスピリットは宇宙全体のスピリットへと交信を始めた

古代と今とを繋ぎ、時空を超えて私はここに立っている



宇宙飛行士は帰還してから牧師になったりする人が多いそうだ

人生の中で大きな出来事を体験すると、それがターニングポイントとなり
人生を方向転換すると言われる

泰三さんとの出会いは、まるで風のように私の人生の中をすぎ
私に、何か大きな印を植えつけていった

彼が私の中で生きたがっている

そのことだけが、私を生かしている


私の中で生き続ける

これはよくドラマで見る言葉だったが、今の私にはその深い意味がはっきりと分かる

泰三さんが生前言っていたことを思い出す

俺が死んだら、友子の中に入るよ

今なら分かる


私は言っていた

あなたが死んだら後追いする


でなければ世界中をまわり、神に仕える・・・と


静けさの中で、悲しみとJOY
張り裂けそうな痛みと一切波のない点・・・

相反する二つが私の中で交じり合う

その時私は風になる

遠い過去と未来は、今という時空で私の中で溶け合う



今、私は今と過去と未来に同時に存在することを体感している




セントジャーメインとの関係

2014-08-29 23:57:59 | セッション記録

フランスに滞在して4日目

フランスは私と泰三さんの魂の故郷でもある

昨日から一人歩きをしながら、様々なところを訪れている

師のセッションで、次の転生は500年前のフランスに転生すると言われている

500年前に遡って転生するらしい

そこでセントジャーメインに出会う

錬金術を学ぶと言われたが、不思議なエピソードも聞かされた

「人々を助けるために転生する。そしてノストラダムスの予言を変えたら?」と言われた

???

それってどういう意味?

私はすかさず「変えられるんですか?」と聞いたら

「たぶんね」という返答

それって、私がノストラダムスの近くにいて出会うのか、私がノストラダムスなのか・・・?

それは分からないままセッションは終わった



不思議とフランスを歩いていても、道に迷う気がしない


メトロとバスはクリアした

パリのアパートの近くはLes Gobelinsの駅の近く

メトロやバスは一人でどこでも行き来ができるようになった


昨日はSeintGermain of Pres Church サンジェルマン・デ・プレ教会と
サンシュルピス教会へ


サン・ジェルマン・デ・プレの駅の目の前が教会












一番古い教会で、その名の通りサンジェルマン(セイント・ジャーメイン)と繋がれる


その後、どうしても行きたかった教会、Eglise Saint Sulpiceサンシュルピス教会へ
サンジェルマン・デ・プレから歩いて行ける



地図を見ながら行った

ちなみに携帯はwifiが繋がらずマップが見れない

道にあった地図で助かった

でもなぜか分からないが、フランスは迷う気がしない


私の魂はフランスの転生が長い


サンシュルピス教会はダヴィンチコードで有名になったオベリスクがある

ローズライン(イギリス)とを繋いでいるラインだ


























29日、今日は久しぶりに昼から晴れた

フランスは曇りか、雨が多い


いつでも傘は手放せない


今日はルーブルへ

ここはすごく懐かしい















中に入ると一日ではまわれないので、今日は外だけ・・・・


近くの教会にも足を運んだ

サン・トゥスタシュ教会













月曜日はルルドに行く予定

ルルドは泰三さんとの思い出がある場所


聖ベルナデットと対面する




教会の鐘の音を聞きながら、泰三さんの骨を天に掲げた

光が私と泰三さんを包んでいった


私たちは一つだ




深い悲しみの中で

2014-08-28 01:25:17 | セッション記録

6月15日(日)

夫、長谷川泰三は金沢の地で静かに息をひきとった

前日から下痢をしていて、膀胱が痛い、お腹が痛いと言っていた

右足の麻痺をしている足が痛むことはあっても、お腹が痛いということはなかった

それでいつも飲む、痛み止めの強い薬を飲み、次の日のワークショップに備えていた

でもこの薬はかなり強い薬で、ろれつが回らない、身体を動かすことが不十分になるなど
いろいろな副作用が出るので、次の日は午前中は難しいだろうなと思っていた

次の日、やはり午前中は起き上がれず、午後も起きれなかった

布団を見ると、血のような水下痢が・・・

東京へ帰ろうと私が言うと、「俺がいかなかったら、遠くから来ている受講生に申し訳ない」と

どうしても帰ろうとしなかった

ワークをするなら、しっかりしてと
強い口調で私は彼に告げ、身動きできない彼を抱き上げ、お風呂にいれ、身支度をして

会場に下りた

会場について、音楽をかけると彼は大きな声で泣き出した

「みんなごめんな・・・こんな俺でごめんな・・・」

私は彼を抱きしめて、ワークに入ろうとした時、

彼は声にならない声で、私に向かって「愛してる」とゆっくりと・・・


私は涙が止まらず、そのままワークに・・・・

ろれつがまわらない、意識ももうろうとしているのに

ワークを終えた

私と受講生を繋げたワークになった

これは泰三さんが私が一緒にワークに参加する前から言っていたことで
これがしたかったんだって前に言っていたとおりのワークだった


それから休憩に入ろうとしたが、私はどうしてもいてもたってもいられず
「ここに立つのは、私ではなくて、泰三さんあなたなんだよ」

と言った

「みんなあなたが大好きで、あなたのようになりたくてここにいるんだよ」
そう言い終ると

泰三さんは又大声で泣き出した

「こんな俺でごめんな・・・恥をさらしてここにいるんだ。みんな俺を見たがっている。だから・・・・・・・・・・・・・・」

「みんな泰三さんを抱っこしてあげて」

泰三さんは一人ひとりにハグされて、幸せそうだった



それから、ゆっくりと眠っていった

まだワークの時間はあったが、昏睡状態に入ってしまったので

ホテルの部屋で一緒に添い寝をして眠りについた

1時間くらいたってから、泰三さん帰ろうと起こすと、びくともせず
動かなかった

昏睡状態は今までもよくあったので、このまま目を覚まさないなんてことは考えられなかった

身体はまだ暖かく、いびきもかいていたが、いつものいびきとは違っていた

あのとき、それが最期の息だと分かっていれば・・・・・・



救急車で運ばれたが、彼が息を吹き返すことはなかった


夕方、夕陽の中・・・・時間が止まってしまった

こんなにも早く逝ってしまうなんて


本当に静かで幸せそうな顔をして、穏やかな顔をしていた


すごく幸せで幸せで、・・・・

だからなんとなく、もしかしたら無意識のレベル、直感で分かっていたのかもしれないけれど

私の感情は彼が亡くなったことで、狂ってしまった


彼は私の命であり、私の情熱の源
私の中の神であり、私そのものだった


私の中の悲しみは癒えることはない


葬儀を無事に終え、一人ぼっちで、彼と一緒にいた部屋に戻り

彼の骨と一緒にずっといる


一時も骨を離さず・・・・・


彼とのパートナーシップの本を執筆しはじめた

ここでは体験したことは詳しくは書かない


ひとつだけ言えるのは、亡くなってすぐ、彼は私の元にまだいた

彼の思い、感情がはっきりと分かり、姿も見えていた


49日が近づくたびに、その繋がりは遠いところへ行ってしまい、かなり苦しんだ

なぜなら、彼と繋がれるということだけが、私を生かしていたから



でも今月8月22日、再び繋がれるようになった

彼をとても近くに感じる


それは人格として肉体をもっていた時よりも

より大きい存在の魂として、

二人は共有しあっている


私の生きる意味

それが彼だった


だから生きる意味が分からない


師に会う機会がありそのことを聞いた


寿命は肉体意識が決めるのか?という私の質問に

師は言った

「そうじゃないよ
君の意識が決めるんだよ

僕の元にあるクライアントが現れて、奥さんを彼は亡くしたんだ

それで、もう一度人生を再設定してと僕は言ったんだけど

彼はありがとうと僕に挨拶をしてこう言ったんだ

僕は自分の行く場所を知っています。

その4ヵ月後に彼は健康だったにもかかわらず亡くなったんだ」

師は私が死への決意をしていることを知っていて
最期に師に会いにいったことを知って
その話をしてくれた

完全に個としての私の魂を祝福し、私がどんな決断をしようとも
それを止めることをせず、尊重してくれた


それが私の何か、生命の源に触れ
魂の奥に触れたのだった


私は頑固で、一度決めたら曲げない
自分以外の言葉に耳を貸すことはしない

決意はかたく、それに従うということを、は知っている


悲しみと痛みは無くならず、なおも痛みは増している

でも、何かが動いている


妹がつきっきりで、私の面倒をみてくれている

妹が死なないでというたびに、心が痛む


死ぬ理由を考えているが、理由が見つからない

生と死の狭間で、両方に足をつっこんでいる


今はまだ死なない

まだすることがある


死へのカウントダウンが始まった

本当はいつでも、すべての人がカウントダウンを聞いているのだけれど

人は自分だけは死なないとなぜか、死について考えることはしないのだ

死と悲しみ、痛みは私を本当の自分、魂の声を聞く場所へ連れていった


私は聞き続けていくだろう


自分の命の放射をどこへ向けるのか?



妹の私を思う必死の愛が、私をフランスへと飛ばした

彼女の熱い思いは、半端じゃない

チケットの手配、滞在費の一切を彼女が用意したのだ



多くの人に愛されて、守られて生きてきたように

再び、たくさんの人の思いを受けて、今ここにいる


しばらくは、このフランスの地で、泰三さんとの魂の原点があるこの場所で

宇宙の流れを感じることになるだろう


私の魂の問いかけが始まっている


私に もはや恐れるものは何もなくなった

私は今、何にも縛られず

自分と向き合っている







































過去生・・・ノートルダム大聖堂で、私たちの魂は誓った

これはノートルダム・・滞在中のフランスのアパートの近くにある

私はこの大聖堂から一日中離れなかった

すっと椅子に座り、泰三さんに・・・そして神に祈りを捧げていた








「何千年も前からの約束・・・ずっと捜し求めてきた二人は
運命の定めにより、この日を迎えることができました」

「私、泰三は生涯友子さんを妻とし、愛することを誓います」
「私、友子は生涯泰三さんを夫とし、全身全霊で自らの人生を捧げ愛し抜くことを誓います」

これは、私たちが神の前で交わした約束であり
そして結婚式のときの誓いの言葉である

そして長い転生の中で誓った約束通り、二人は出会った

泰三さんの言葉を思い出す

「泰三さん、泰三さんのことは私が守るから・・・」と言った時、泰三さんはこう言った

「俺が友子を守っているんだよ」

いつでも二人は一つとして機能していて、まるで同じ言葉を同時に言うんだ

それもいつでも同じタイミングで・・・















この深い悲しみは
けして癒えることはない