THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

眠れない夜

2012-10-30 04:05:22 | セッション記録
2時に目が覚めた私は眠れずに外を眺めながら静けさに身をおいていた


今日が満月であることは知っているが、満月の影響で眠れない訳ではなさそうだ

静かに瞑想していると、2つのエネルギーが同時に現れる

集合意識の苦しみの声と、
苦しみさえも、ただニュートラルな包含されたエネルギー

この2つの中に身をおきながら、
肉体と感覚は、苦しい集合意識にひっぱられる

流れに任せながら、宇宙と地球の大きなうねりの中に入っていった

禅では
何にもとらわれず
個はすべてなるものに溶けていく
そこに私は存在しない

私は私でなくなり、呼吸さえも認識することはできない

分析的な思考は自己を認識することに役にはたつが
分析できない領域や手に負えない領域は直感や
ただ分かるという言葉で言い表すのだろう

そしてそのことにもとらわれず、ただ流れていくこと
そこに恩寵の領域が存在する


完全なる明け渡しがない限り、
神の恩寵に触れることはできない





オーム・・・・・・・・・・

ブッダの中へ・・・・・・・・・










細胞、生命体からの贈り物

2012-10-11 18:22:33 | セッション記録
子供の家庭教師の先生がこんなことを言っていたのを思い出す

「テストで100点をとるためには、何が分からないのか?
どこを間違えるのかが分からなければ
いつまでもいい点はとれない。
子供達がしたいのは、分からないことはしたくない。
わかる問題だけを解いていたいんです。」

この言葉に出会った私は衝撃的だった
人間の心理、真理を言い当てていた

自動的に行われる脳の処理能力の回路を変更するには
自分の中にどんな回路があり、どんな方法で処理をするようになっているかを
見つけねばならない

そしてこの家庭教師の先生の言葉の最後に注意をしてもらいたい

「分からないことを子供達はなぜしたくないのか?
なぜ分かる問題だけを解いていたいのか?」

この2行には人生での大きなキーとなる答えが隠されている

これこそが変化を妨げている問題なのだ

子供達は純粋な気持ちでただ褒められたい思いで、「見て見て・・・」と
言うのだそうだ
「問題が解けないのは、どこがわからないのかが
分からないからだ」と、単純な理由だという

これは人間の心理学にも当てはまる

私達には自分を見る時に見たくない領域ができる

自分は最悪な人間だという自己否定が入ることを脳は許さない
自己消去や自己消滅という思考を回避するように設定されているからだ

大きな傷を受けると人間は生き延びれるように自動的に回避や健忘という道をとる
これは人間の肉体の細胞の生命体、意識体が人間に授けた贈り物と言える


kelp1966

自己認識、脳の回路を見つけるのが難しいのはそのためだ

安全なフィールド、安定を好むのは人間の基本的生存心理なのだ

安定は変容を好まない

癖や、やり方を変化させるには、
安全にセッティングされた脳の驚異的な機能をどのように超えていくかが重要である
それにはコツがある

安全装置が働く領域を知り、装置のレバーが下りる前に仕掛ければ
安定と変化のバランスをとり、癖を超えて自由に解き放つことができる


次回は安全機能の超え方とは?・・・

明日から東京です

久々の秋の街並みが目に浮かぶようです























抑圧された怒りの解放

2012-10-01 20:53:14 | セッション記録
感情は巨大なエネルギー

中秋の名月と呼ばれる満月は台風の影響で見れなかったが
世界に流れているエネルギーは凄まじい強さを増していた

月は自ら発光しているのではなく、太陽の光の反射で白く見える
天の北極から見て反時計周りの方向に公転している。軌道は円に近い楕円形

私達の内面の感情に影響を与えると言われる


PhoTones_TAKUMA

満月はエネルギーが満ちるため私達の感情も高ぶる傾向がある

抑圧された葛藤が怒りとなって出る場合
普段の時以上の神経を興奮させる怒りとなり
一度出始めると出し切るまで止まらないというのも満月の魔力の一つだ

大抵の怒りは、物事がうまくいかない
嫉妬によるもの、相手が気に入らない
納得できないというものだが

この怒りというエネルギーは、物事を対処しようとするエネルギーの一部なのだが
感情が出た時に重要なのは、その感情をどのように使い、どういう方向に向かわせるかがポイントとなる

エネルギーの扱い方で、解放されるかが決まる

殆どの人が感情が出た時にとる私達の行動、思考は大まかに分けると2つある
1、 感情を爆発させ、感情そのものにコントロールさせてしまうケース
2、 感情を抑圧させるケース

1の感情にコントロールさせてしまうと書いたが、感情に呑み込まれてしまう
訳が分からなくなる   感情そのものに支配される  
このエネルギーは巨大な渦になっていて、凄まじい破壊力に変わることがある
殆どの場合、周りにあたる(他や物に怒りがいくケース)自虐行為に出る(自分に感情をあてるケース)
長期的な怒り、短期的な怒りを恨みに変換するなど
2感情を感じないふりをする。
物事に対処できないと脳が判断をすると、生き残り防衛反応が自動的に働き、
そんなことは起きなかったと忘れさせるか、それを信じたくないがために様々な理由を作り出すケース

私達は感情にコントロールされ、ストレスにどう対処していくかを自動的にセッティングしている
これは思考の癖というものだが、どういう対処の仕方をしているかさえ通常はわからずにいる
思考やエネルギーを建設的に取り扱う方法を私達は教えられていないのだ

これを自由に変化させ、最高の自己実現をしてくためには、絶対的に自分の感情の出し方や方向性、
その内側に隠れている意図をニュートラルに見抜く必要がある
問題が分からなければジャンプすることは不可能

テストで100点をとるためにすることは・・・・?
次回は自己を知る(己を知る者に怖い者なし)です