THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

裏切られても信じた友人の物語

2019-11-27 19:31:48 | スピリチュアル

 

3歳で捨てられた私は友人をつくることもなく

一人でいることの方がはるかに楽だった

 

誰かが私に近づくと、私は相手を傷つけてしまわないように

自分から人を遠ざけてきた

特に愛されることが怖かった

 

ところが泰三さんとの出会いで私の根底は見事に変わった

出会って彼のファーストコンタクトの言葉はこうだった

「友子さん、あなたは神とは繋がってきたけど、人とは繋がって来なくて、随分と孤独でしたね。

天国の門は一人ではくぐれないのですよ。パートナーと一緒でなければ・・・」

 

???この意味、まったく分からなかった

 

彼はまったくの無防備で、感情的で、そのままでストレートでいて

そしてそのまた逆でもあった

 

私達は言葉にしなくても、相手の気持ちが理解できた

それはまるで一つとして機能しているかのようだった

同じ境遇で育ち、我慢を強いられたネグレストは人を簡単には受け入れないし

信用しない

 

そして無防備になんかなれない

いつ捨てられても、傷つかないように・・・

というか、どうやって距離を縮めたらいいか分からないのだ

 

でも彼と出会って、彼は私に人と繋がることを教えてくれた

それは私が最も避けたい、そして最も怖いことであり

痛みを伴うことでもあった

 

彼は亡くなり、まんまと、私は彼の罠にかかり

人と繋がることがどれだけ大事なのかを教えられた

 

泰三さんは、私に大きな贈り物を遺してくれた

それは亡くなった後も泰三さんを慕い続け

私を家族のように受け入れてくれ、心配しお世話をしてくれている

八王子の山口先生夫妻とその仲間達だ

彼らがいなかったら、私はまたすぐに心を閉ざし

孤独のヒーラーになっていただろう

 

そしてもう一つ

東京に来て、私はその泰三さんとよく似た純粋な魂を見つけた

私はすぐに彼と友人になった

私が人に懐くなんて考えられなかった

 

泰三さんのお陰で友人と呼ぶ人ができたのだ

彼は性別は男性なのだが、闘うことが嫌いで

よくこれで生き残ってきたものだと感心するくらいのお人よしだ

 

彼は懐疑的で、怖がりで、石橋を叩いても渡らないタイプではあるが

情にもろく、人懐こい一面もある

ストレートに感情を出すので、きつい言葉を平気でいう

頭脳明晰、天才、ストイックでまじめ、コツコツ型

そしてなぜか彼のことをみんなが面倒をみたがるのだ

 

彼を批判する人も沢山いた

彼は自分でもアスペルガーだと認めている

 

空間的な感情をとらえることができないため

誤解も多く、相手の気持ちが理解できないこともある

彼と仕事をするので困ったことはコミュニケーションでトラブルが生じる

 

動物に例えるならウサギのような小動物で草食男子

 

ただ、彼の素を知ったらきっと誰もが彼の純粋さに

惹かれるだろう

 

「抵抗し難い魅力」泰三さんが言った言葉が当てはまる

 

人がそのままでいるということがどれほど魅力的なのかを

彼は私に教えてくれた

 

その彼が、今年、仕事上で関わっていた信頼している人に裏切られ

外された

 

彼が悲しんでいると思うと、私は声をかけることができなかった

そのことに触れないようにしていたが

「僕は気にしていないよ。僕が外されることはどうでもいい。

ただ、僕は彼が大好きだったから、彼と関わることができなくなってしまうことの方が寂しい」

 

彼は自分が疑われ、まるで犯人扱いされたのにも関わらず、彼らを恨んでいないのだった

 

普通だったら、自分が搾取する犯人扱いされたら、攻撃したくなるだろうし、二度と会いたくないと心を閉ざすだろう

 

それなのに、彼は彼らがしたことを、許しているのだった

 

彼の姿は、なんとも切なくて愛おしかった

 

その彼が今日、私に目をキラキラさせて話をしたのだった

 

「今日、彼から電話があって、誤解が解けて、本当の犯人が分かったみたいなんだ

僕は彼が大好きだから、なんだか嬉しくって・・・

もう二度と連絡ができないのかと思ったら悲しかったから・・・」

 

私はそれを聞いて泣きそうになってしまった

彼の純粋さに心を打たれていたのだ

 

なんて純粋なんだ・・・

 

私は泰三さんが亡くなった後、人と深く付き合うことをしている

 

少しずつ、色々な人の素晴らしさが入ってきては

私はまた声をあげて泣くのだった

 

泰三さん・・・あなたは私を人間にしてくれた

 

だからこれからも、根気よく、私は私でいながら

色々な人の愛を受けて生きていこうと思う

 

友人か・・・いい響きだな~

 

 

 

 

 

 

 


タイムワープと時空のゆがみ

2019-11-26 20:13:51 | スピリチュアル

明日は新月。

ここ1週間前から私の体調は熱の上り下がりを繰り返し

眠れない日々が続いている

秋分の日のエネルギーがとてもヘビーで、自分でもコントロール不可能

今朝は4時にうとうとしていると、誰とも繋がれない

まるで今まで自分がいた場所に自分が存在していない

違う世界にタイムワープしているようだった

大きく時空が歪んでいる

ようやく落ち着いたと思っていた時空間移動が

又起きたように感じていた

 

地球と一緒に生きるヒーラーという存在は

この時期、結構しんどいのではないかと思う

 

地球のパラダイムが壊れ、新しいサイクルを構築しているのだと

グレートマザーアースは言っていた

 

これは大きな歴史的な出来事も含めた総決算で、大きなメスが入ったような感じのエネルギーが

宇宙から降り注いでいるからだ

 

地球における集合意識の葛藤や悲しみ、解放されたがっているすべての問題を

大きなもので一斉に落とすということだそうだ

 

母なる地球の大地の中心にある核が苦しみの声をあげている

悲しみの星(ソロス)と呼ばれる地球は

新しい世界へ移行するにあたり

これを何度となく繰り返していた

 

弱いエネルギーでじんわりと、そして時には大きく

まるで、地球が吐き気をもよおすように

私の中心から吐き気がしている

 

何かが起きている

 

恐れることはない

 

私達の意識一つで、一瞬にしてすべての集合意識が動くのだから

 

すべての存在の中にある宇宙が・・・神聖さが

現れはじめ、戦争は終わりを告げる

 

新しい世界への幕開けは

美しい世界を見せてくれるのだから・・・

 


2019年秋分の日 自分の暗黒面を許す時

2019-11-24 19:44:43 | スピリチュアル

21日ぐらいから、私は高熱にうなされ、関節が痛み、

喘息のような咳と胸に水が溜まっているような違和感で苦しんでいた

医者での結果はインフルエンザではなく、胃腸に菌がついたために

そこから熱が出ているのだという診断だった

 

喘息のような咳については、診察の時には、さほど症状が出ていないこともあり

聴診器も当てず、レントゲンもとらなかった

血液の検査で炎症がないかだけ調べましょうということだったが

その晩から症状がどんどん悪化し

喘息のような咳と熱は私の体力を奪っていった

 

東京では、病院を信頼できないため、金沢に帰り検査をうけることにしたが

帰るにも、この症状では、身動きがとれないのではないかという心配がある

 

こんな中、私は、友人のある社長からの電話で

かなり炎上してしまい

なぜ、この時期に、こんなに自分の心をかき乱される相手と交流しなければ

ならないのかと悩んでいた

 

人を切ることは簡単だし、関わらなければいいだけのことで

このまま会わなければ、遠ざけてしまえば

静かで穏やかで

自分自身でいられるのに・・・

 

 

熱にうなされながら私は様々なことを考えていた

勿論、眠れないから時間がありすぎて

考えざるおえなかったのだが

 

ありがたいことに、彼は

感情的な反応を見せても、やりとりを止めず

私の深いところをえぐるような形で反撃をしてきた

 

これはちょっとえぐすぎて書きたくない!涙

 

冷静になって話をして自分の感情を伝えると彼はこう言った

「言葉というコミュニケーションは一番低いコミュニケーションだと思っている・・・・・・・・

 

 

 

彼は何が起こるか、どんな反応が出るか分からないけど

それに反応して自分の感情がでることをまるで楽しんでいる

 

感情が反応することを

何のジャッジもなく・・・

 

 

結局、私はこの友人に教えられている

人生の中で起きる出来事は

意識的であれ、無意識的であれ、自分でセッティングするのだとしたら

この関係性で、こういう事件が起きるということは

今、私は何を自分自身に見なければならないのか?

 

 

誰かの意見、行動、考えに対して自分の内側で反応しているのは

一体何なのか?

 

 

人間関係がなければ

私達は自分を見ることも知ることもできず

覚醒にも至らない

 

 

私という存在がすべてを現わしている

 

相手のここを変えるべきだとか

相手のここは間違えていると

反発をしているのだが

 

実際にそのように反応するのは

自分の内側にある抑圧している一部分

又は、解放されないで解放されたがっている部分を

他者に投影して、私という存在を見せてくれているということになる

 

ということは、これは見なくてはならない

ずっと解放できなかった私のラストバリアである

 

 

暗黒面が解放されたがっていて

彼がその役割を担ってくれたということになる

 

 

私の中から出てきた暗黒面はなんと

権力に対する怒りだった

 

彼のやり方は、正しさを使って、人に罪悪感を与え

無理やりにでも、人を変えて修正しようという

とても強いエネルギーだった

 

そりゃー何度も長者番付で一位を獲得しているのだから

強くない訳がない

 

そして結果を出すためなら手段を選ばない

相手が傷つこうがおかまいなし

 

心理的コントロールをする彼のやり方には

相手の感情を大事にしようとかがまったくない

 

「ただそうするんだ」それのみがあるだけ

 

支配と服従、男尊女卑

人を人として受け入れない

尊重しないやり方に

怒りが止まらなかった

 

私が真の権力を受け入れない限り

本当の私を隠し続けていかなければならない

 

スピリチュアル的に言うなら、自分の前世の姿かもしれないし

闘わないで逃げてきた人生への真逆のエッセンスかもしれない

いづれにしても、彼を通して映している私の中に

それを解放する時がようやくきたことを知ることができる

 

 

人のやり方に対して反撃することもなく

受容し、自分の感情を出さずにいた私にとって

自分をそのままぶつけられる友人が存在することが

ありがたかった

そしてこのような反応が出てくるということは

よほど、彼がオープンなのだろうと思う

 

「具合どぉ?」から始まった

純粋な彼の思いに対し

私の彼のやり方に対する反発心から

始まったストーリーだった

 

 

友人「僕は世界なんて見ていない」

私「まるで風のようだね」

友人「Native Americanのようにね」

 

戦友のようにしか思えない会話だ

 

 

行きたい領域に行くためには突破しなければならない

これは私のラストバリアだ

 

自分の暗黒面を受け入れた時

人は初めて自由になる

 

人は無意識で罪を何かで償うことで

自分を正当化する

そして暗黒面が消えたと勘違いをする

 

人々が長い間やってきた精神的な習慣とも言える

 

古いやり方は償うことで浄化される

新しいやり方は罪悪感からは何も生まれないことを知っている

 

今日で4日間続く熱にうなされながら

私の魂は広い大地に立っていた

 

この地球で私は息をして、そしてずっと永久に続く次元の中で風に吹かれている