THE WAY

インディアンネーム「生命の声を聞く者」のヒーリングブログ

夕陽と死へ

2013-09-27 22:02:14 | セッション記録
「繰り返し転生する私達の意識は感覚体験を渇望する
肉体の真の役割は、魂が観察する場所を提供すること

生き残ろうとする肉体本能を無視して、優勢である生存への希求を一瞬取り去り
自分が消えていくかもしれないという瀬戸際を体験することで
深いところで生まれ代わり、刷新した感覚が得られる」

(アトランティスの叡智より)



雲ひとつない澄んだ青空

私は窓を開け、ベランダから街を見渡している
風が海の場所を指し示す

ここからは見えないけれど、私の中には海が見えている

夕陽が空と街を染め、ゆっくりと陽が落ちる

何の責任もない世界・・・しなければならない必要性も感じず
ただあるがまま風に吹かれている

夕陽が唯一、私と神を繋ぎ、私が私でいれる神聖な時間
あの光の体験をした時のように
すべての誕生と死
息を感じる時間・・・

でもこのところ、私の中に出入りしているのは
哀しみと死

死にたいとは思わないが、避けることができない程
私の意識をいっぱいにしている感覚だ

今は亡き私の師であるマスターが言う
「喜びも哀しみも同じなのだ・・・あなたの中を風が通りぬけるように抜け
そして再び新しい瞬間が訪れる
あなたがそのすべての瞬間を決め生きているのだ」

この言葉は深い

私達の中には常に、正しくある必要性というところに留まるあまりに
喜びはよくて、哀しみはよくない
感じたくないというのがある

でもどの感情も、どの選択も
私達人間であることの証なのだ

そして今、私に起きているフィールドは、私自身の自らの放射の一つ
一つの表現
一つの音
一つの息にすぎない

ある領域に来ると、この死への感覚は深くなる
実際にここで亡くなるケースも出てくる

この領域は誕生と死
完了と始まり

魂と肉体の交流地点




スーフィーの教えでは、師は探求者を早く導いてはいけないということが書かれてある
なぜか?・・・
それはこの死の部分と関連している

完全なるバランスの元で覚醒するのだが
バランスは、人間体験を十分に得て、終了、完了する必要がある

だからマスター達はこう言う
「その時が来るまで待ちなさい」
「時が来たら分かる」

「時は満ちた」この合図は自分で分かるものだ

時が満ちないで行くことはできない
もし行こうとするならば、バランスが崩れ、狂う可能性もある


魂がこの地球に降り立ち、肉体という形態の中に入る目的は一つ

神なる私という側面のすべてを包含し、体験するため

わざわざすべてを知っている状態から、知らないという領域を創り上げ
大海の中に飛び込んでくる

その時々でドラマを生きる

人生という舞台の中で、役割を変えながら
あなたという物語を生きている


風に吹かれながら、死の領域の中で
私は様々な次元帯と交差をしていた

そこでは舵がない

舵がない舟に乗り、すべての生命体との完全なる交流
信頼を通し、私は海に潜ったり、浮いたり
流れたりしていく





どこからか、はっきりとした内なる声が聞こえていた

「それでいい・・・すべては完成されている

あなたも、すべてのものも・・・

瞬間瞬間の中に私という奇跡が表れる

すべてを研ぎ澄まし聞いていなさい

はっきりと見ていなさい

あなたと私は常に一つだ」

























































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