娘の状態も落ち着いてきた
赤ちゃんの存在がどれだけ私を救っているか・・・
最初は、夜は赤ちゃんを預かると言っていたが、娘は赤ちゃんが傍にいないと
気が狂いそうになると言って、余計に眠れないらしく
二階の部屋を用意してあるが、下のリビングに来てベッドで一緒に寝ることが多い
ある日、朝目が覚めると娘と孫は、上の部屋に行ってしまっていた
目が覚めて、こんなにも空虚感は泰三さんがいなくなって以来だ
二階にいるのは分かっているが、一人で目が覚めることの寂しさは
説明ができないくらいの痛みを伴っている
赤ちゃんと娘は、私に喜びを与えてくれている
私は赤ちゃんと娘に依存しているのだ
子供たちにご飯を作り、買い物をし、洗濯をする
何気ない普通のことが、私に生きる意味を与えてくれていたのだった
そして特に好きなのは洗濯
天気のいい外に出て、干すのが好き
今までの私には到底考えられない
田んぼの稲刈りの後の雑草や
虫の声
夕陽が道路や街路樹を染める時間
私はしっかりと大地に根を下ろし
今を生きている
ワンピースの海賊の服を着た結愛ちゃん
夕方、泣くとねねちゃんが抱っこする
すぐに泣き止む
隣にいるのは息子
この頃は踏ん張って、ウンチをいっぱいして、毛布や洋服を洗うはめに・・・
真っ赤な顔をしてウーン、ウーンって・・・
何をしてもかわいい
泰三さんが亡くなった痛みが、ドンドン楽になってきたと思っていた
赤ちゃんパワーすごし
でも今日テレビを見ていたら、ミスチルのものまねで、「糸」という歌が流れ
思わず涙が・・・・
泰三さんが、まるで近くにいて語りかけてくるようだった
それから次々と思い出の曲がかかる
まるで、泰三さんが魔法をかけて、私に訴えているかのようだった
今も愛してる
そんな風に聞こえていた
匂いや音は、記憶を蘇らせるというが
なるべく思い出さないように、遠ざけていた思いが蘇ってきた
私は泰三さんを心の深い海に沈め、浮き上がらないようにしていただけだった
内なる声はこう告げていた
「今を生きなさい
この瞬間を最高のあなたという反映にしなさい
あなたを通して現れる神を
地上に映しなさい・・・・・・」
「この瞬間にすべての存在からの贈り物を受け取ることこそが
人間としての醍醐味であり、肉体を持っている意味だ」
「息を吸ってごらん。それがどんなにすごいことか教えてあげよう」
私は自分の内なる音と一つになり、地球に声を反射していた
赤ちゃんの存在がどれだけ私を救っているか・・・
最初は、夜は赤ちゃんを預かると言っていたが、娘は赤ちゃんが傍にいないと
気が狂いそうになると言って、余計に眠れないらしく
二階の部屋を用意してあるが、下のリビングに来てベッドで一緒に寝ることが多い
ある日、朝目が覚めると娘と孫は、上の部屋に行ってしまっていた
目が覚めて、こんなにも空虚感は泰三さんがいなくなって以来だ
二階にいるのは分かっているが、一人で目が覚めることの寂しさは
説明ができないくらいの痛みを伴っている
赤ちゃんと娘は、私に喜びを与えてくれている
私は赤ちゃんと娘に依存しているのだ
子供たちにご飯を作り、買い物をし、洗濯をする
何気ない普通のことが、私に生きる意味を与えてくれていたのだった
そして特に好きなのは洗濯
天気のいい外に出て、干すのが好き
今までの私には到底考えられない
田んぼの稲刈りの後の雑草や
虫の声
夕陽が道路や街路樹を染める時間
私はしっかりと大地に根を下ろし
今を生きている
ワンピースの海賊の服を着た結愛ちゃん
夕方、泣くとねねちゃんが抱っこする
すぐに泣き止む
隣にいるのは息子
この頃は踏ん張って、ウンチをいっぱいして、毛布や洋服を洗うはめに・・・
真っ赤な顔をしてウーン、ウーンって・・・
何をしてもかわいい
泰三さんが亡くなった痛みが、ドンドン楽になってきたと思っていた
赤ちゃんパワーすごし
でも今日テレビを見ていたら、ミスチルのものまねで、「糸」という歌が流れ
思わず涙が・・・・
泰三さんが、まるで近くにいて語りかけてくるようだった
それから次々と思い出の曲がかかる
まるで、泰三さんが魔法をかけて、私に訴えているかのようだった
今も愛してる
そんな風に聞こえていた
匂いや音は、記憶を蘇らせるというが
なるべく思い出さないように、遠ざけていた思いが蘇ってきた
私は泰三さんを心の深い海に沈め、浮き上がらないようにしていただけだった
内なる声はこう告げていた
「今を生きなさい
この瞬間を最高のあなたという反映にしなさい
あなたを通して現れる神を
地上に映しなさい・・・・・・」
「この瞬間にすべての存在からの贈り物を受け取ることこそが
人間としての醍醐味であり、肉体を持っている意味だ」
「息を吸ってごらん。それがどんなにすごいことか教えてあげよう」
私は自分の内なる音と一つになり、地球に声を反射していた