9月はとても慌ただしい月となった
私の中のマインドはあちこち模索し
大きな濁流に流されていた
それに加え、毎日往復2時間以上かかる場所まで
私の肉体は介護に入る必要があり、半日の時間を過ごし
それと同時に、事務手続きが3か所
さらにそのうえで自分の仕事をこなすこととなった
大きなショックもあった
色々なことがはっきりとわかってくるうちに
自分の中で過去のすべてと
身体の細胞の一つ一つが分解され
個体としての自己を確認できなくなっていった
マインドや肉体が完全に破壊されたことで
それを超えたところで
私はさらに何者か分からなくなり
それも又超えると
深遠なる「YES」が入ってきた
その声は威厳を放ち「それでいい」というような
自己肯定感のようでもあり
静かな落ち着きの大地の声のようでもあった
いづれにしても
その声はすべての喧騒を抜け
すべては流れるままにうまくいっている
何も心配する必要もない
今起きている世界中のことも
自分の行く末も
何も・・・
何も心配する必要がない
未来が見えなくても
過去をひきずっていようとも
重い十字架や
重い荷物を背負っていようとも
それでいい
そんなフィーリングだった
いつもの風は吹かず
いつもの私はどこにも探すことはできないけれど
虫の鳴き声は私の中を通り
私は大地に立ち
今という世界のすべてに対面している
病気であろうが
困難な事情が起きていようが
何も心配いらない
何も・・・・