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写真付きで日記や趣味を書く日々を過ごしながら・・・

一時帰宅

2013年02月19日 | インポート
2ヶ月半ぶりの更新です。みなさんからのコメントありがとうございました。ご心配をおかけしましたが体の方は元気です。ただ足腰は歳相応にだいぶ低下しています。ピンヒールどころか5cmぐらいのブーツさへよろめくようになってしまいました。

自分のパソコンで打つのも久しぶりです。
48年の結婚生活で今回は長期休暇をいただき一人住まいを経験してきました。最初はこの休暇を有効に使いたいといろいろ考えました。まずは海外旅行・・・年齢的に最後になるかな?と思い一応考えたのです。しかし一人旅は語学の問題があるので無理です。ツアーだと精々2、3週間で終わってしまう。私の休暇はもう少し長くないと意味がないわけです。

経済的なことも考え結局故郷の山梨で過ごすことに決めました。親はもういないが弟妹や甥や姪がいっぱい住んでいます。昔を思い出しながら馴染みの風景の中で過ごしてみようと家出と相成りました。
偶々弟が副業で経営しているマンションの一室があいていたのでそこを借りて妹たちの持ち寄りで家具や布団など一切をお借りして生活を始めたのです。

初めのうちは気ままでホッとした気分で誰にも気を使うこともなく、こんな気楽な生活は今まで送ったことがなかったと過去を思い返しながら数日が過ぎていきました。しかし五十数年都会にしか住んでいなかった私はだんだん不自由さが気になり始めたのです。

電車もねェ~ バスもねェ~ スーパーもデパートもねェ~ パソコンもねェ~ なにもねェ~ のところで運転の出来ない私は部屋にとり残された感じでだんだん生きが詰まってきたのです。一日中何もすることがなく仕事がないことの辛さが身に滲みて感じました。
掃除と洗濯をしたらもう終わりです。テレビの前に座ってただボーと見ているだけではあまりにも阿呆です。

数日後から足腰を鍛えようと歩き始めました。そのうちにリサイクルプラザという地域のゴミ焼却の熱を使っての温泉プールやフィットネスクラブを見つけて自転車で通い始めたのです。
田舎の家族は一人一台の車を持っているのです。妹の家では5台の車があります。どこの家にも3・4台は停っています。

私のように車に乗れない人は田舎には住めません。何をするにも人様にお願いしないと何もできないのです。
電車の駅やバス停が5分以内のところに48年住んでいた私にはこの不便さは苦痛でしたが良い面もいっぱいありました。目の前の川には白鷺やカモたちが泳いでいます。葉を落としてはいるが木々はいっぱいです。空気は澄んでいます。

カメラを持って来なかったので携帯で写しました。こんな感じのところで休暇を過ごして日頃の反省をしていました。

        
                            毎日散歩していた土手
        

        

        
                             仲の良い夫婦カモ
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