例年なら9月下旬には窓を開けるのが楽しみなくらいあの香りが漂ったものである。
今年は香りの気配も感じられず、諦めてはいたがやっとわずかに奥の方にチラホラと咲き始めた。
8月の暑い最中に金木犀の木が枝を伸ばし花芽をつけ始めたであろうに、なんと枝がこんもり増えてうっとうしいと爺は脚立を持ち出して殆ど丸坊主に剪定をしてしまった。
花芽があるから止めて!と言いたいところだが、言うことを聞く人ではない。暑苦しいからすっきりしたいと言うだけで花が咲くか咲かない等と言うことは関係ないのだ。諦めるしかないのである。
9月よそ様の金木犀が咲き始めた時独り言のように「うちの金木犀は今年は花がさかないわね」と言ってみた。
爺「うちの裏庭は日陰だから咲かないんだよ」と理由をつけた。
このところ忙しくて木を眺めることもなかったが、一昨日「オイ!花が咲いているぞ」と教えてくれた。
木の奥の方に切られなくてすんだ場所にわずかに花が見えた。これだけでもうれしいものである。
ではお礼に一写
何かを感じたのか来年は花が終わったあとに剪定をしようと小声でつぶやいていた。今はそう思っていてもまた来年は分からないなぁ~? だってすぐ忘れてしまうのだからすべて未定である。
昨夜次男がいつものお米を10K 届けにきてくれた時、部屋の模様替えをしてベットを1階に移したのを見て、階段の上り下りが大変になった時は便利でいいかも・・・で二人のうちどちらが先に使うようになるのかな?と爺と私を見る。