ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

上富良野とんとん祭り

2009年09月22日 | なまら美味っしょ北海道
シルバーウィークだから、というわけではないけれど、17日木曜日からの一週間は最近にしては珍しく用事が立て込んで忙しい日々だった。
17日、えいみの予防接種で病院へ。
18日、臨時復職(人手不足のため依頼され、バイト)。
19日、アートマーケット参戦。
20日、上富良野のとんとん祭り。
21日、臨時店番、午後から花&ハーブマクロ撮影。
22日、臨時店番。
それぞれについて詳しく書いておきたい気もするけれど、多分その気力と時間はないので写真がある日の分だけ。

まずは上富良野のとんとん祭り(9月19~21日開催)。
毎年春と秋に行われているお祭り。
年々客足が伸びているとのことで、今年は夏にも開催された。
春には雪解けを喜び、秋には収穫を祝う。

上富良野は農作物だけでなく、養豚業も盛んな町。
「かみふらのポーク」の名前で、美味しい国産豚として市場にも出ている。
特にサガリ(=横隔膜の、肋骨側の厚い方)は絶品で、その美味しさをみんなに知ってもらおうというところから始まったのが、豚→トン→とんとん祭り。

当然、メインは豚肉を使ったバーベキューコーナー。

↑手前の机にはコンロがないので誰も座っていないが、横のテントの下は人でびっちり。
肉、野菜、ご飯などお好みで組み合わせて注文ができる。
肉は1人前1皿で200gは入っているというから、食べ応えはありそう。
遮ることなく広がる十勝岳連峰の大パノラマを眺めながら食べる屋外バーベキューは、最高……だと思うけれど、私たちが行った時がちょうどお昼時で、バーベキューコーナーには長蛇の列ができていたので今回は諦めた。
代わりに、かみふらのポークを使った「かみふらのバーガー」のセットを注文してみた。


パティの肉はもちろん、バンズは町内のパン屋さんが作り野菜は地物など、地産地消のバーガー。
レタスもパティもボリュームがあって、食べ応えあり。
北海道産ジャガイモ使用のフライドポテトももちろんホクホクなのです。

秋のとんとん祭りは特に盛り上がるという。
理由は、収穫祭を兼ねた野菜やお米の直売。
持ち手無しのポリ袋(スーパーなどでバラ売りのサンマなどを買う際に売り場に置いてあるような、透明で大きめのもの)にニンジンやピーマンを詰め放題で100円。
思ったよりもたくさん入る。
持ち手付きのレジ袋でも200円で詰め放題。
この秋収穫されたばかりの新米ななつぼしが10kgで3000円、20年産なら2500円。
そのほかにもジャガイモにトマト、たまねぎなどが新鮮激安なので、それを目当てにやってくる人も多い。
見ていると、家族連れで誰もが両手に持ちきれないほどの野菜を抱えている光景があちこちに。

駐車場と会場の間にあるスペースでは、フリーマーケットも開催されていた。
いわゆるリサイクル品から手作りフェイクスウィーツ、似顔絵実演販売、苗や農産物など幅広い。


敷地内にある観覧車に乗れば、祭りの会場も、広大な畑も一望できる。
さらに観覧車のチケットにはアイスクリーム無料券がついていて、会場内のアイス工房でカップアイスがもらえるので、二度オイシイ。

普通のお祭りにあるような焼きそば、たこ焼き、モツ煮(帰りに通ったら売り切れだった…)も美味しそうだったけど、やっぱり次に行ったら、かみふらのポークのサガリをバーベキューで食べたいなぁ。
あと、次回こそは忘れずに「トリックアート美術館」にも寄ってこなくては。

何といってもとんとん祭りの会場は、トリックアート美術館の敷地内なんですから。
次回……来春、5月下旬かな。

富良野近郊はすっかり秋の風。

黄金色の稲穂たちが重そうに頭を垂れておりました。

定食・寿司「なると」

2007年09月09日 | なまら美味っしょ北海道
小樽市内に3店舗ある「なると」。
本店とニューなるとでは寿司、てんぷらなども食べられるが、出抜小路店は名物「若鶏の半身丸揚げ」のみ。
若鶏定食は、この半身と味噌汁、ご飯、冷や奴の構成。
首まで付いた揚げたて半身は、とにかく食べ応えがある。
もちろん、美味しい。
格好なんかつけずにガブッとかぶりつくのが最高。
柔らかくてジューシーな肉は、鶏肉好きにはたまりません。
カリカリの皮も、軽く噛み砕ける軟骨も、きれいに食してごちそうさま。
女性などで食べきれない人には、言えば袋をもらってお持ち帰りもできる。
人気店のため、クリスマスイブには持ち帰りのために予約したお客の車で、渋滞ができるほど。
店内が一番広いのは本店だが、車で行くなら駐車場に余裕のある出抜小路店がお勧め。
出抜小路(運河沿いにある、複数の名物飲食店が集まった施設)優待の駐車場に停めれば、2000円以上の飲食で1時間無料券ももらえる。

メニュー 若鶏定食1000円他
住所・電話
  小樽市稲穂3丁目16-13(本店)0134-32-3280
  小樽市花園1丁目10-10(ニューなると)0134-32-8003
  小樽市色内1丁目1-17(出抜小路店)0134-24-1233
公式ホームページ
  本店はコチラから
  ニューなるとはコチラから

■最終訪問日 2007年9月

喫茶店「我夢舎楽」

2007年08月19日 | なまら美味っしょ北海道
ダンナが高校生の頃から通っている、富良野駅前にある喫茶店。
富良野方面に行ったら深山峠のSさんのお土産物さんとここには必ず顔を出す。
2年前から始まった富良野駅前再開発工事のために、お店も隣の建物に移転したが、雰囲気は前のまま変わっていない。
入るとまず目につくのが、木の壁に飾られたたくさんの写真。
このお店を訪ねたお客さんの記念写真が古いものから新しいものまで所狭しと並んでいる。
カウンター席の頭上には、お客さんからの年賀状もずらり。
たくさんのお客さんに愛されているお店なのがわかる。
「北の国から」撮影時に来た俳優さんたちのサインも。
机もイスも、ゴツゴツとした木で統一されている。
ダンナと私が頼むものはいつも決まって「カントリーサンド(ドリンク付きで900円)」。
3枚のトーストの間に、キャベツの千切りなどの野菜たっぷりと大きなてりやきチキンにオーロラソースをかけたものが挟まっている。
上品に食べようなんて思っちゃいけない。
ソースがしたたり落ちるのをうまくかわしながら大口でかぶりつく、これ最高。
自家製焙煎コーヒーがまたこのサンドに良く合う。
一皿でお腹はいっぱいになる。
他にソーセージカレーなども好評らしいが、私は残念ながらカントリーサンドしか食べたことがない。

先日行った時には、マスターが、
「最近は台湾あたりのお客さんが多くてね」
と言っていた。
お盆中などは飛び交う外国語の中、お昼を食べる暇もないくらい忙しかったらしい。
台湾、韓国、中国あたりからは北海道千歳空港への直行便があるからもともと観光客が多いのだが、我夢舎楽についてはどうやら台湾の旅行雑誌に載った影響らしい。
切抜きのコピーを見せてもらったら、ここにもカントリーサンドが紹介されていた。
マスターについて「主人外見冷内面熱」と書いてあったのには笑った。
確かにヒゲのマスターはちょっと見クールだが、話せば気さくに色々と答えてくれる。
それはダンナが古くからの常連だから、というわけではないのは、ライダーや観光客のリピーターさんが多いことからもわかる。
それにしてもマスター、お若い。
お義父さんやうちの母と同じ、年金生活のできる年齢なのだけど、見た目は明らかに50代。
いつまでも変わらず、行けば必ずカントリーサンドを食べさせて欲しいなぁ。

自家製焙煎コーヒー、オレンジジュースなど450円~
カントリーサンドセット900円他
所在地 富良野市日の出町2ー2
電話 0167-23-1495
アクセス JR富良野駅徒歩1分
 ターミナル側出口左側の信号手前、お土産屋さんの2F。

フライ定食「洋食や純平」

2007年04月15日 | なまら美味っしょ北海道
富良野・美瑛方面に写真を撮りに行くと、必ずといっていいほど寄るお店。
昔は小さくて古びた食堂、という構えだったらしいが、私の知っているのは鉄筋2階建てのしっかりとした建物になってから。
でもあまりお店らしい店構えでもなかったりする。
近代的な一戸建て、にしては随分と窓の大きな、と思ったらお店だった、という感じ。
中もまた少し風変わり。
一昔前のマンガ喫茶のように、壁にずらりと大量のマンガが並べられている。
ただし私が通う理由はマンガを読みたいから、ではない。
マンガ喫茶なら近所にいくらでもあるしね。

メンチカツ、トンカツから天丼まで、優柔不断な人には永遠にオーダーが決められないと思われるほど、バリエーション豊かなフライメニューが並んでいる。
なんといってもイチオシはエビフライ。
とにかく大きい。衣が厚いのではなく、エビが大きいのだ。
衣は上あごに刺さりそうなくらいサクサク。
ジューシーで食べ応えもある。
食べるのがもったいなくなってしまうくらい。
だからいつも最後の一本を口にすると寂しくなってしまうのだ。
一風変わった海老かつも美味しい。
「海老カツ」と言えば、剥きエビを刻んだものが楕円形のコロッケ型になったカツ、というイメージがあるが、ここのはボール状。
そして割ると、剥きエビが刻まれずにそのままゴロゴロと詰まっている。
エビを食べている!という幸せがぎっしり入った一品だ。
海のない町で何故エビフライかと、ツッコミを入れるのを忘れてしまう。
美味しいから、それでいいの。
もちろんメンチカツなどの他のフライ類も美味しい。
いつぞや東京の友人が遊びに来た時に連れて行ったら、
「ラーメン食べに札幌へ行く、じゃないけど、エビフライを食べに美瑛へって言いたくなる」
といわれたことも。
美瑛には他にも美味しいお店はあるのだけど、ついつい純平に行ってしまうのだ。
(ウェイトレスさんがもう少しにこやかだったら、もっと嬉しいんだけど・笑)
↑と思っていたら、先日行ったときにはなんだか少し柔らかい笑顔になっていた。

エビフライ定食梅(味噌汁、サラダ、ライス付き)1100円~他。
所在地:上川郡美瑛町北町2丁目
アクセス:JR富良野線美瑛駅徒歩5分
     (車)国道237号入ってすぐ→map
     駐車場15台くらい
営業時間:10:00~19:00(15:00~17:00はお休み、月曜定休)

■最終訪問日 2007年9月

スープカレー「Taste」

2007年03月03日 | なまら美味っしょ北海道
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1年と少し前くらいにできたときから、スープカレーが食べたくなると行くお店、Taste。
初期のころにアンケートに答えたので、2ヶ月に一度くらい、クーポン付きの案内ハガキが届いていた。
そして2月のオススメカレーが「中標津産ホエー豚のスープカレー」、とあったからにはもう、食べに行くしかないでしょうと思っていた。
が、気付けば2月も終わりに近付いていて、食べ損ねてしまう、とあわてて出かけたのが27日の夜。
ところが。……売り切れだった。
聞けば、夕方頃には終わってしまっていたらしい。
でも何とか食べてみたい、ということで翌日、今度は早めにとランチタイムの終わった15時頃にまた訪ねてみた。
が。……売り切れだった。
どうやら2日に一度の仕入れのようで、前日に切れたまま終わってしまったらしい。
もっと早い時期に来ればよかったね、仕方ないねと言いつつ、通常メニューを食べて帰ろうとお会計に立った時。
「昨日も来て下さったお客様ですよね」と店員さんに声をかけられた。
「楽しみにして下さってたのに、本当に申し訳ありません。で、オーナーに相談して、もしも明日・明後日にご来店いただけるのであれば、ご用意させていただきます」とのこと!
それはもう、イチもニもなく「来ます。必ず来ます」。
なんだか却って申し訳なかったなと思いつつ、でも嬉しくて。
たださすがに3日連続でスープカレーというのも厳しかったので、1日空けた、2日の夜に行くことにした。

ということで、食べて参りました、ホエー豚。
豚肉のソテーをスープカレーの具として入れてるんだけど、固くないんですよ。
スプーンで切れる柔らかさ。
あと、脂身に臭みがない。
これは、国産豚共通の感覚ではある(byダンナ)のだけれど。
スープも、通常メニューのものとは少し違うらしく、つぶしトマトが入ってマイルドな味。
そして何より、お店の人の気持ちが嬉しいじゃないですか。
お腹も心も大満足で、帰宅の途に着きましたとさ。
ちなみに通常メニューのラムやポークの角煮のスープカレーなども絶品ですよ。
職場でこのお店の常連という人によれば、不定期で登場するルーカレーは最強なんだそうで。
残念ながら私はまだ出会えていないのだけど。
4月からは営業時間が変わってしまうらしいが、新メニューなども登場するとのこと。
それはそれで楽しみ。
3月のオススメは「復活グリーンカレー」。
これも気になるのよね。また行かなくちゃ。

所在地:札幌市豊平区美園九条6丁目3―10
アクセス:地下鉄東豊線美園駅歩1分、環状通沿い(駐車場5台)
公式サイトはコチラ

※2007年7月追記※
Tasteはさらなるパワーアップと移転のため、現在休業中だそうです。
いずれ街中(すすきのとか大通とかその辺?)に再オープンする予定とか。