ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

80分の1

2009年12月30日 | 日常雑記
ここ数年、何かあるごとにふっと頭に浮かぶのが、「でも人生のたった○○分の1」という数字。
例えば今年なら、えいみが生まれたばかりだからあまり写真を撮りに遠出はできない、1年くらいは我慢、という状況だった。
でもそれも、「人生のたった80分の1年」。
(人生80年で計算。うるう年は20回あると仮定)。
出産の時に陣痛に苦しめられていた時も「たった29220分の1日だし」と、働かない頭で考えていた。
出産後の夜中の授乳で寝不足続きだったことも、振り返ってみれば「たったの960分の1ヶ月」だった。
逆に、えいみが無条件でストレートに「パパママ大好き!」と言ってくれるのも小学校に入る前までと思えば「たった16分の1(80分の5)年」でしかない。
そう思うとまとわりついてくるのを無視して家事をするのも、もったいないような気がしてしまう。
現実には全部相手にしていたら何も進まないので、放置することが多いのだが。

そんなこんなをしているうちに今年ももう終わり。
人生の何分のいくつが終わったかは省略するとして。
来年の6月になると、私の北海道生活も丸10年になる。
これまでの人生の3分の1に少し届かないくらいの時間を、この北の大地で過ごしたことになる。
だいぶ色々と巡ったけれど、まだまだ訪れたことのない場所もたくさんある。
来年春からは、また徐々に出られるようになるといいな。

もちろん、今年は今年で遠出できないぶん、市内のあちこちに出没をした。
アートマーケットなどでの出会いは、撮影とはまた違う、新しくて貴重なものになった。
そんな縁から、今もちょうどサッポロファクトリーのアートコーナーの期間限定ギャラリー「お正月特集」に私たちのフォトポストカードを出品している。
私たちのポストカードに、アート書道家さんの筆文字を載せたコラボ作品。
書道家さん、私にとっては日常の中でなかなか出会う機会のない職業の方だ。
そんな方と一緒に作品作りができるのは楽しいし、とても新鮮。



普通の冬景色が、筆文字が合わさるだけでたちまち和の雰囲気に変わるから面白い。
ファクトリーのお正月コーナーは1月11日まで、サッポロファクトリーのレンガ館2階(2号館からの連絡通路から行くと、レンガ館に入ってすぐ右手)で開催中です。
お近くの方はぜひ足を運んでみてください!

来年は、ようやく後厄からも脱する私。
同じく本厄に突入する穂和氏。
まだまだ厄年には無縁なえいみ。
厄年があるのかわからないオカメーズと水槽の魚たち。
来年も、家族揃って笑って暮らせますように、良い80分の1年になりますように。

どうか、良いお年を……!

1年ぶりの再会

2009年12月19日 | 日常雑記
穂和に頼まれて、クローゼットから綿入れ半纏を引っ張り出した。
この半纏は昨年、寒さしのぎに欲しいと言われて買ったのに、結局まだ一度も袖を通してもらえていなかったちょっとかわいそうな子。
ようやく今シーズンになって着てもらえる! と半纏を袋から引っ張り出してみると……。

袋の中に、未使用のスパゲッティトング。
ゆでたスパゲッティを持ち上げるのに使う、アレですよ。

むかぁし使っていたものはとっくに捨てて、毎回やりにくいなぁと思いつつもつい買い忘れていたもの。
ようやく買い求めて喜び勇んで帰宅したら、荷物の中にも車の中にも見当たらなくなっていて寂しい思いをした一品。
きっと買ったホームセンターのどこかに落として来たに違いない。
そう思って、もう諦めていた。
そして相変わらずトングを買わずに早1年。

それが、半纏を入れていた袋からぽろんと登場。
嬉しくて思わず記念写真。



ところで何故昨シーズンに一度も着てくれなかった半纏を、急に着たいと言い出したかと言うと。
穂和氏、風邪です。
今のところインフルではなさそうです。
ようやく骨折の指からギプスが外れて整形外科も1ヶ月はお休み、と思ったら、今度は内科にシフトしましたよ。
まるで前厄のファイナルを飾る打ち上げ花火のように、トラブルはぽぽぽんと連続してやってくるのですねぇ。
なんにせよ、早く良くなってくれますように。
えいみがパパと遊べないと悲しがりますのでね。

「お互いさま」

2009年12月11日 | 写真・コトバ添え


こんなステキな言葉を知っている?

疲れたとき
病気のとき
ケガのとき
困ったとき
忙しいとき
どうにもならなくて手助けが必要なとき
そんなときは

「お互いさま」

もらったものはいつか返せばいい
自分が元気になったときに

だから本当にしんどい今だけは
差し伸べられた手を掴むことを
迷わないで


*****


写真は、2007年8月28日の皆既月食のときに穂和が撮ったもの。

これを書いていて、ふとむかし大好きだったアニメ「名犬ジョリー」のエンディングの歌詞を思い出した。
調べてみると、ちゃんと載ってるものねぇ、ネットって便利。
「ちょっぴりかなしく なったらなったら なみだもふたりで半分こ」
「みしらぬひとにやさしくされて うれしいきもちも半分こ」
いま聞いても、いい歌詞だわ。
(NHKアニメ「名犬ジョリー」エンディング、『ふたりで半分こ』作詞・若谷和子)

新しもの好き

2009年12月07日 | 日常雑記
gooブログの編集画面を開いてみたら、「フォトチャンネルβ」という項目を見つけた。
何だろう、と思って見てみると、どうやらブログの画像フォルダにUP済みの写真を、ウェブアルバムのようにまとめられるサービスらしい。

似たようなフォト編集&公開ツールは今までにもいくつもあった。
でも何より、ふだん自分が写真をUPしているところでクリックすれば追加できる手軽さと、特別な申し込み手続きや課金が発生することなく、期限無しで公開しておけるところがイイ。

β版ということで、今後変更になる可能性はあるだろうけれど。

というわけで、さっそく使ってみた。



画像クリックで閲覧できます。

このトップ画面風の画像はプリントスクリーンと画像編集で自作したもの。
ブログに貼るのを、ワンクリックで画像付きでできるようになったら良いなぁ。
それかブログパーツとしてサイドバーに貼れるようになるとか。
あと、編集時に写真の順番を、クリック&ドラッグで個別に入れ替えられたらラクかも。
場合によってはパスワード機能があれば、仲間内だけの共有とかにも使えて良いかな。

などなどがとりあえず使ってみての感想。
あとは(自分がどれだけ使うかわからないけど)、作れるチャンネル数がもう少し増えてくれるともっと楽しいかも知れない。

厄年って何歳?

2009年12月01日 | 日常雑記
一眼レフを使い始めてからずっと、欲しいと思っていたレンズがあった。
その念願のレンズをひょんな流れから、ついに手に入れた!!

……という嬉しいニュースを書こう、とか。
もう12月になって、えいみが生まれて8ヶ月が経った、とか。
その他にもいろいろいろと書きたいと思うことはあったのだけれど。
つい後回しになって書きそびれている間に、もうそれらのことは「どうでもいい」と言いたくなるような出来事が起きてしまった。

日中。
仕事中の穂和から電話が来た。
「今、○区にいるんだけど、近くに午後診療をやってる眼科がないか調べて」。
どうしたのかと思えば、仕事中に急に目に強い痛みが走って、その後いくら洗っても何をしても目が開けられなくなってしまった、という。
急いで調べて折り返し連絡をした。

が、結局は痛みも取れ(どうやらまぶたの裏側に頑ななゴミが入り込んでいたらしい)、眼科には行かずに済んだ、という。

ほっと一安心した数時間後。
再び穂和から電話がかかってきた。
「今、△区にいるんだけど、近くに午後診療をやってる整形外科がないか調べて」。
「今度は整形外科? 何したのさ?」
「指つぶした」
……!

聞けば、コンクリート製のフタ(例えて言うなら、家庭の台所などにある床下収納のフタ部分のような形状のもの)を持ち上げようとしてフタが滑り落ち、指ががっつりと挟まってしまったという。
想像するだけで痛い。
その後、病院に行って帰宅した穂和は、まだ血の気の引いた顔をしていた。

診断、「中指骨折」、全治3ヶ月。
内出血がひどかったらしく、爪に穴を開けて血を抜いたそうな。

骨折ですか……。
利き手ではなかっただけマシだけど。
車がマニュアル車じゃなかっただけマシだけど。
だけど。



包帯でぐるぐる巻きにされた指を心配そうに覗き込む(ように見えるだけ)えいみさん。

穂和氏、つい先日にひとつ歳を取ったばかりですが、男の人の厄年って数えで何歳だったっけ。
そう言えば今年は年明け早々にも、車で物損事故に遭ったなんてことがありましたね。
厄払い、行っておくべきだったか。



悔しいから、記事にしそびれた新レンズで撮った写真だけ載せてみる。
ボケのとろけ方がなんとも垂涎モノ♪
マクロ好きの私にはたまらない、中望遠マクロ、50mm F2.0