ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

入団希望

2007年06月30日 | 日常雑記
「劇団つきかげ」の劇団員募集。
そんなニュースを聞いてしまったら、ガラスの仮面好きの元演劇少女としては目が輝いてしまうわけですよ。
世田谷文学館の企画展の中で、劇団つきかげを一般公募で結成し、マンガに出てくる演目を公演するそうで。
プロ・アマ、年齢性別不問、オーディションには原作の美内すずえ氏も参加とのこと。
(企画に参加するより、物語を完結してくれ!というイチ読者=自分としての叫びはこの際封印することにしませう)。
いいなぁ、めっさ面白そう。
自分がもしまだ関東近県に住んでいたら、きっと応募しているんじゃなかろうか。
応募条件に居住地区の縛りはないが、稽古に参加できなくてはダメなので、さすがに無理。
YOSAKOIソーランまつりでも、本州から毎週末だけ飛行機で通いつめて練習に加わり、踊ったというツワモノもいるようですが、私には真似できない。
さすがにそこまで余裕はない。
仕事を休むのも難しいしね。
ま、応募したとしても、このマンガの潜在的ファンの多さを考えると、私なんぞはあっさり落とされるのがオチだと思うけど。
あ~、また舞台(お芝居)、やりたいなぁ。

音のない世界

2007年06月22日 | 日常雑記
会社の健康診断を、今月中に受けなくてはいけないということで、出かけた。
普段はアトピー以外にはこれ以上なく健康で、頑丈な体(遺伝?)に産んでくれた親に感謝な毎日だが、健康診断で気になるのは聴力。
幼い頃は誰にも負けない耳の良さだったのに、高校くらいから徐々に自覚できるくらい落ちている。
今の仕事場も正直、騒々しい場所だし。
血圧検査を終えていざ聴力検査へ。
電話ボックスのような箱に入り、扉が閉じられる。
全くの無音の世界。
その静けさで、先日、平取にスズランを見に行った夜のことを思い出した。
朝を待って車で仮眠を取ろうとしていた時、ダンナが用を足しにトイレへ行った。
残された私が息を潜めるともう何の音も聞こえない。
風もなく、木々は静かに眠っている。
鳥や虫の声もなく、川や海の水が流れる音もない。
もちろん車などの人間生活から出る音もない。
ここまでの完全な静けさは本当に久しぶりだった。
どうしてだかワクワクしてくる。
真冬の雪の日でさえここまで音がなくなることはめったにない。
もう少しこの音のない世界で遊びたい、と思ったけど、ダンナが帰って来てそれは終わった。

耳元でキーンという検査用信号の音。
それが消えた一瞬だけが完全なる無音。
やがて看護士さんがドアを開けて、聴力検査おしまい。
気になる結果は1ヶ月後くらいかな。
どうでもいいけど私の検査票、生まれ年の昭和5X年の5が3になっていて、年齢が20歳も上になってたぞ!
どこで読み間違えられたんだかわからんが、あたしゃまだ中年の域には入っとらんっ。
もちろんちゃんと訂正していただきました。

逓信省の「テ」

2007年06月16日 | 日常雑記
父の日のプレゼントを実家に送ろうと、郵便小包を出した。
配達指定時間は「午前中」。
送り先は横浜、中一日はかかるかな、と思って金曜の午前に地元の郵便局へ持ち込んだ。
出す際に「いつ届きます?」と聞いたら、明日、との答え。
明日の午前、24時間以内に届くのか、すごいなぁ~と感心。
たまに小包を出した時の楽しみは郵便追跡サービス、ネットで荷物が今どこにあるかを見るのが好き。
仕事も夕食も終えて深夜2時、さっそく小包番号を入力。
すると、
15日11:31 引受け 札幌○○(地元の郵便局)
15日15:10 通過  札幌中央
とだけある。
てっきりもう海を渡っていると思っていた私はちょっと拍子抜け。
これで明日の午前に届くのかな(別に1日遅れても構わないけどさ)?
と思いつつ眠りにつく。
そして今朝。
パソコンに向かって作業を始める前に、やっぱり気になってもう一度調べてみると。
16日 6:10 到着 (横浜)△△(実家ある地元の郵便局)
16日    持ち出し
となっている。
夜から夜中にかけて海を渡り、陸を走ってそこまで着いたのね。
しかも私は、一度横浜集中に持っていかれてから地元郵便局に行くと思っていた。
横浜集中なんてもう無いじゃんね、いつの時代の話だか。
きっと小学校の時に習った記憶で止まっているのだ。
今や横浜のベッドタウンとなった実家のある町、そこに集配局のひとつでもなければ、さばききれるわけもなく。
それにしても、夜通し荷物を運んでくれる郵便局のみなさま、ありがとうございます。
逓信省の「テ」=「〒」、から始まって、今や民営の郵便局。
貯金&保険関係はほとんどお世話になっていないが、手紙、ハガキ、小荷物、書類を出す時には、郵便局が一番使いやすい私にとって、これからもぜひ頑張っていただきたいと思うのですよ。
……なんて話を書いていたら、ちょうど書留が。
出てみたらいつもの配達員じゃない人で、つっけんどんなちょっと愛想の悪い人だった。
あ~あ、お後がよろしいようで。

買っちゃいました

2007年06月13日 | 日常雑記
発売以前から、欲しい欲しいと騒いでいたデジカメ(詳細は過去の日記を参照下さい)。
昨年一眼レフを手にしたダンナから、それまで使っていたコンデジを譲ってもらった私。
別に不便なく使ってはいたのだが。
ただ当初から、暗くなってきたり、ズームを効かせるといまいちピントが合わないという弱点があるにはあった。
そこはアバウト人間の私のこと、コレはコレ、と使っていたわけなのだが。

今朝。夫婦揃ってお休み。
天気もいいし、近所の公園にお散歩がてら撮りに行くか、と話していたところから、
「そういえばはるかのカメラも、メンテナンスに出すか、いっそ買い替えしたいところだな」
という展開に。
そりゃ欲しいことは欲しいけど、年明けにプリンタも買ってるし、そんなあれもこれもとはいかない、という気持ちと、これから短い夏に集中して出かけるのに、今のカメラの状態はどうだろうという気持ちと。
例えるなら、お金を入れるのにはお財布が必要、でもお財布を買うと入れるお金がなくなる、というようなもの。
撮りに行くにはカメラが必要(今だって無いわけじゃないけどさ)、でもカメラを買うと撮りに行く予算が減るというちょっとしたジレンマ。
そもそも近所の大手電機屋チェーンでは、どこの店舗でも品切れで予約1ヶ月弱という状況なのは聞いていた。
もし欲しいと思っても、実際に手にできるのは先の話になるなら今のうちに、という思いもあるにはあった。
が。
たまたま見た大手カメラ屋チェーン店のホームページで、札幌店に在庫あり、となっている。
試しに電話をかけて在庫を確認すると。
「たまたま入ってきた1台だけあります」とのお返事。
1台! これを逃したらメーカー在庫品薄のため次はいつかわからない、と。
それがハッタリでないことはわかる(仕事の関係上)ので、とたんに欲しい気持ちが煽られてしまう。
そしてついに。
「今日買いに行きますので、取り置きお願いします(あ~あ、言っちゃった)」。

Olympus SP-550UZ ……買っちゃったよ。いいのか私?
公式ページで値段を見て、こんな金額で悩むほどか?と言わないように。
これだけあれば、私ら夫婦なら2泊3日の撮影×2回、は行けるのですよ。

SP-550UZの機能のひとつ、プリキャプチャー機能(※)の実験写真。
実際にシャッターを切ったのは、被写体がフレームアウトしてから。
でもピント合わせで狙っていた瞬間が、このような形でデータとして残っていました。
ウチのオカメインコのチョコが飛び立つ瞬間を初めて目にした気分。脂粉も映ってる(笑)
(ようやく設定が終わって、初めてレンズを向けた次の瞬間のできごとだったため、映りの悪さはお見逃しを。しかも被写体のチョコは近距離から私に向かって飛び降りてきています)

   

実験映像のため、拡大不可になっております。あしからず。

(※)高速連写モードの時に、シャッターを切る前、ピントを合わせている間の5コマが遡り撮影できる機能。

鳥撮り

2007年06月04日 | フォ撮りある記
鳥を撮ろうと狙ったわけではないのですが。
えりも岬で朝を迎え、海から厚い雲に入り込むまでのほんの数分間だけ朝陽を狙い(出てきた瞬間は見事にベース型の太陽だった)、海岸沿いを道東方向へ。
特に決めた目的地はなかったが、とりあえず湖にでも、と地図に載っていた湧洞湖、長節湖へ。
と、車の窓から外を眺めていたら、牧草地のような緑の草原の向こうに、足の長い鳥の姿が。
「ツルだ!」
叫んで車は急停車。
見間違いかと思いつつバックして戻ると、確かにいる、頭の赤い2羽のタンチョウヅル。
タンチョウと言えば釧路あたりで、真冬の雪の上で白い息を吐きながら求愛行動をしているというイメージだったので、まさかこんな緑の中にいるとは想像したこともなかった。
地元のおばちゃんに聞いてみると、どうやらこの辺りには真冬にタンチョウの姿はほとんどなく、春から夏にかけて子育てをしにやってくるらしい。
確かに「湖」と名前はつくものの、湿原といっていい環境で、人の行ける場所からも離れた安全な草むらがたくさんある。
それにしても、暖かくなったら北へ向かうと思っていたタンチョウが、地図上では南下にあたる場所で見られるとは、驚いた。



この木何の木気になる木~♪のハルニレ(豊頃町)に着いた時は雲ひとつない晴天。
ぼちぼちと戻り方向に車を走らせながら、静内に戻ったころには夕暮れ近く。
走りなれた国道を北上していると、冬にはカラスとカモメがたくさんいた河原に、またしても見慣れない鳥の姿。
「サギだ!」。
白いサギの親と若鳥が川でエサを取っている。
ピントは全く合わないボケ写真ばかりになってしまったが、鳥好きの私にはたまらない光景だった。
冬のオオワシといい今回のサギといい、静内近辺は野鳥の宝庫なんだなぁと実感した。
きっとまだまだ新しい出会いが期待できるんだろうな。


↑豊頃町のハルニレ。右下の人影はダンナ。この木の大きさ比較のために登場?

様似町「アポイ山荘」

2007年06月03日 | 温泉・スパ・銭湯
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アポイ岳登山口にある、日帰り入浴も可能な宿泊施設。
近辺にはゴルフ場やキャンプ場なども。
アポイ岳は比較的登りやすく、またこの山でしか見られない固有種の高山植物がたくさんあることから人気があるよう。
高台にある建物は広くてきれい。
フロントから右奥に大浴場がある。
入ると10席ほどの化粧スペース、その奥に脱衣場。
建物やロビーの広さからくるイメージよりは小さな印象ながら、こちらも小綺麗にされている。
脱衣カゴがずらりと並んで、横に返金式100円コインロッカー(貴重品用)。

中に入るとシャワーが15席、サウナ、内風呂が2つ、露天が1つ。
シャンプー、リンスの他に、売店で売っているピーリング効果のあるクレンジングオイルが備え付けられている。
バスタオル等の貸し出しはないので、持参が必要。
浴室は半円形で、大きなガラス窓から外の景色が楽しめる。
露天には東屋が付いていて気持ちがいいが、すぐ外側が山荘に続く道路のため、目隠しの植木があって、視界はそれほど広くはない。
それでもさすがに山の上らしく、静か。
岩の間から落ちてくる湯の音に耳を傾けていると心も身体もリラックスできる。
お湯は二股ラジウム温泉石灰華が、お湯が溶解機を通って循環する間に融けていくしくみ。
主成分は炭酸カルシウム(脱衣所案内板より抜粋)。
無色透明、無臭。

お湯から上がった後のお休みどころもそこそこ広さがあってきれい。
大浴場のすぐ横にある休憩所は、軽食の他、山荘内にあるレストランの食事も持ってきてもらえ、そこで食事をすることもできる。
ロビーにあるソファーはゆったりと座って休むことができる。
宿泊施設側は(日帰り入浴だったので)見ることはできなかったけど、期待はできそう。
宿泊の他、会議などで貸切のお部屋を借りることもできる。

日帰り入浴 大人500円、小学生200円、幼児100円
会議室 洋・和室(2時間)1050円~
宿泊 ツイン2名1室 1泊2食付 大人1名8925円~
公式ページはコチラ

■最終訪問日 2007年6月

平取町すずらん祭り

2007年06月03日 | 北海道だべさ!
3日、毎年恒例の平取すずらん祭りに行って参りました。
(平取町のすずらん祭り=鑑賞会については別ブログのフォトエッセイにも詳しく載せています)。

前日の夜に現地着、で車中泊。
夜中に霧雨が降っていたおかげで、すずらんには朝露が。
係の人もほとんど来ていない6時半頃から撮影開始。
先日のチューリップなど、今シーズンは花時期がずれていることが多かったので少し心配だったものの、今回はビンゴ。
場所にもよりけりではあるけど、入り口近くは雑草も少なくてきれいに咲いたすずらんが葉の間からかわいい顔を覗かせていた。



根付きすずらんをもらって、平取トマトアイス(ニシパの恋人という平取名産の甘いトマトを使ったアイス。美味)を食べて、会場を出る。
町に降り、いつものびらとり温泉の代わりに、今回はローカル番組で紹介されていた喫茶兼レストランの「じゃんけんぽん」へ。
平取和牛の美味しさはすでに体感済み。
ここのビーフ100%ハンバーグは牛肉の風味がぎっちり詰まっていて幸せな味だった。

そこから海に抜け、サラブレッドの子供たちを写真に収めつつ道の駅「サラブレッドロード新冠」へ。
ここでwakaさんたちとはお別れ。



一路襟裳岬に向けて走る。
残念ながら雲が厚くて夕陽は拝めなかったため、早々に様似にある温泉「アポイ山荘」で湯に浸かる。
襟裳岬駐車場で真っ赤な月を撮ってから眠りに就いた。

お隣りさん

2007年06月02日 | 日常雑記
2年半前まで住んでいたアパートのお隣りさんだったMさん(現在は和歌山県にお住まい)が久しぶりに札幌に来るとのことで、お茶することになった。
Mさんとの出会いは、ある日突然ピンポーンと鳴らされたチャイムから始まった。
また新聞か浄水器の勧誘かと思いつつインターホンに出ると
「隣のMですが」
と言う。
実家を出て6年、独身者の多い集合住宅では近所付き合いなど皆無に等しかった。
その後、みかんなどのおすそ分けやお茶などでお付き合いが続き、互いに違う場所に引っ越しをして離れることになったが、メールでのお付き合いが続いていた。
そして今日。
待ち合わせたファミレスにいくと、Mさんの他に見知らぬ女性が。
実はその方も私たちと同じ時期にお隣のマンションに住んでいて、Mさんとは猫を通じて仲良くなった人だという。
Mさんの積極性には驚くばかりだ。
猫ちゃんの話や前に住んでいた場所の話などで盛り上がって、まだこの後別の元ご近所さんと会うと言うMさんと別れた。
懐かしい人とのひと時は刺激になる。
というか、近くに来た時に忘れずに声をかけてもらえるって嬉しいことだよね。