大阪の友人、もんちさん宅から手作り石けんが届いた。
100%ピュアオイルや粉末を使った、ハーブの香りたっぷりの手作り石けん。
もちろんもんちゃん夫婦が手作りしてくれたもの。
私がまだ中学生のころ。
園芸好きの父が近所のショップからハーブの苗を買ってきた。
それまでベランダの植物にはほとんど興味のなかった私だが、葉っぱに触れるといい香りのする、そのハーブの苗がとても気に入ってしまった。
その後、家にあったハーブ活用術の本を読み漁り、自らミントやローズマリーの苗を買ってきては水をやって、料理に入れてもらったり、お風呂に浮かべたり、紅茶に入れたりし始めた。
やがてそれでは飽き足らず、ハーブオイルを買い求めるようになった。
けれどもそのころ、アロマテラピーなどという言葉は一般的ではなく、100%ピュアオイルを取り扱っているお店もほとんどなかった。
最初にハーブを買った近所のショップはたまたま置いていたが、種類は少なく価格も高かった(そして数年後につぶれてしまった)。
ネット通販どころか、インターネットそのものもない時代のこと。
高校生になり、お小遣いも少し増えて、本にあったお店のリストを元にわざわざ遠くの町の店まで買いに行ったこともあった。
アロマテラピーについて細かく書いた本をようやく図書館で見つけて、買うお金がなくて全ページをコピーした(ごめんなさい)。
間接的な効能、組み合わせの面白さ、種類の豊富さが私をひきつけていた。
大学生になったころには、ようやくぼちぼちハーバルエッセンスを取り扱っているお店や書籍も増えてきたが、今度は自分の興味が違うほうへ向いてしまって、たまに思い出したころにお部屋のフレグランスに使う程度になってしまっていた。
あのころ、そのまま熱心に勉強をしていれば、今頃アロマテラピストになれていたかもしれない、とたまに思う。
でも今でもハーブやアロマオイルは好きなまま。
活用術の本には石けんの作り方も載っていて、すごく興味を引かれてはいたのだが、手順の多さ、時間のかかり具合が面倒臭がり屋の私をついに動かすことはなく、作ってみたことはなかった。
それが、結婚式にも手作り石けんを配ったほどの手間を惜しまないもんち夫婦によって、私の手元に届けられたのだ。
袋を開けると、ハーブの優しい香りがふわりと広がる。
この、鼻につかない、自然でやわらかい香りは、天然素材をそのまま使っているものならでは。
そしてアトピっ子の私の肌にも優しい。
大好きなローズマリー、カモミール、ラベンダーなどなどの合計7種類もの石けんは、使うのがもったいなく思えるほどだ。
でも使わないと香りが抜けていっちゃうのよね。
使わないほうがもったいない。
香りに誘われて、ついつい昼間からバスタイム。
これからは毎回、そのときの気分に合わせて石けんを選べる。
なんだかちょっと優雅な生活が味わえそうだと思わない?
100%ピュアオイルや粉末を使った、ハーブの香りたっぷりの手作り石けん。
もちろんもんちゃん夫婦が手作りしてくれたもの。
私がまだ中学生のころ。
園芸好きの父が近所のショップからハーブの苗を買ってきた。
それまでベランダの植物にはほとんど興味のなかった私だが、葉っぱに触れるといい香りのする、そのハーブの苗がとても気に入ってしまった。
その後、家にあったハーブ活用術の本を読み漁り、自らミントやローズマリーの苗を買ってきては水をやって、料理に入れてもらったり、お風呂に浮かべたり、紅茶に入れたりし始めた。
やがてそれでは飽き足らず、ハーブオイルを買い求めるようになった。
けれどもそのころ、アロマテラピーなどという言葉は一般的ではなく、100%ピュアオイルを取り扱っているお店もほとんどなかった。
最初にハーブを買った近所のショップはたまたま置いていたが、種類は少なく価格も高かった(そして数年後につぶれてしまった)。
ネット通販どころか、インターネットそのものもない時代のこと。
高校生になり、お小遣いも少し増えて、本にあったお店のリストを元にわざわざ遠くの町の店まで買いに行ったこともあった。
アロマテラピーについて細かく書いた本をようやく図書館で見つけて、買うお金がなくて全ページをコピーした(ごめんなさい)。
間接的な効能、組み合わせの面白さ、種類の豊富さが私をひきつけていた。
大学生になったころには、ようやくぼちぼちハーバルエッセンスを取り扱っているお店や書籍も増えてきたが、今度は自分の興味が違うほうへ向いてしまって、たまに思い出したころにお部屋のフレグランスに使う程度になってしまっていた。
あのころ、そのまま熱心に勉強をしていれば、今頃アロマテラピストになれていたかもしれない、とたまに思う。
でも今でもハーブやアロマオイルは好きなまま。
活用術の本には石けんの作り方も載っていて、すごく興味を引かれてはいたのだが、手順の多さ、時間のかかり具合が面倒臭がり屋の私をついに動かすことはなく、作ってみたことはなかった。
それが、結婚式にも手作り石けんを配ったほどの手間を惜しまないもんち夫婦によって、私の手元に届けられたのだ。
袋を開けると、ハーブの優しい香りがふわりと広がる。
この、鼻につかない、自然でやわらかい香りは、天然素材をそのまま使っているものならでは。
そしてアトピっ子の私の肌にも優しい。
大好きなローズマリー、カモミール、ラベンダーなどなどの合計7種類もの石けんは、使うのがもったいなく思えるほどだ。
でも使わないと香りが抜けていっちゃうのよね。
使わないほうがもったいない。
香りに誘われて、ついつい昼間からバスタイム。
これからは毎回、そのときの気分に合わせて石けんを選べる。
なんだかちょっと優雅な生活が味わえそうだと思わない?