ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

粋。

2009年07月30日 | 日常雑記
郵便屋さんの気配がしたので、ポストへ行った。
珍しく、定形外郵便の私信がある。
誰だろう、と思って裏を返してみたら5月のコンカリアートマでお会いした、布小物の「布遊館」さんからだった。

特に住所を伝えた記憶はなかったのだけど、考えてみたらケイタイの赤外線通信でデータを送ったときに一緒に入ってたはず。

中身はなんとも粋な和柄のスタイ!


リバーシブルなので、3枚だけど5柄(1種類共通柄があった)も楽しめる。
なんといってもこのきれいな柄。
和柄のスタイなんて、なかなか売ってないですよ?
カッコイイ。

じつはコンカリでお会いした時に、ぜひスタイを作って欲しいとお願いしていた。
その次に会ったのが2ヶ月後のつい先日、ゴルマの会場。
「忘れてたぁ、ゴメンナサイ」
とのことだったので、ではまた次回にお会いする時にでも、というお話をしていた。
それを、思いがけず「忘れないうちに」とわざわざ郵送で送ってくれたのだ。


私が一番気に入った、赤のスタイを当ててみたえいみ。
粋でいなせな娘っこに見える…でしょ?

サイズとしては大きいけれど、横にリボンがついているので、もう少しで始まる離乳食の時に重宝しそう。
「布遊館」さん、ありがとうございます!!

えにし

2009年07月28日 | 日常雑記
大学時代の友人、もんちさん。
当時役者同士だった私たちは、ケンカもした。
でもいつの間にか話せる友人同士になれていた。
そのもんちさんを私はとあるお芝居に誘った。
そして自分は辞退しもんちさんだけが出演した。
その時そこには他の大学に通っていた、将来もんちさんの奥さんになる人がいた。

もんち夫妻はやがて大阪へ引っ越した。
かたや私は北海道へと移住した。
お互い役者は休業してしまったけれど、何やかやと行き来は続いていた。

そして二人は関西圏のフリマやイベントに手作りの石けんを持って出店するようになった。
その時、「もし良かったらはるかさんたちのポストカードも一緒に出品するよ」と声をかけてくれた。
そこに出品したレターセットを気に入ってくれたのが、ビーズアクセ職人のsakuraさん。
お手紙を書くのが好きな彼女は、私にも送ってくれた。
そうして始まったのんびりペースの文通(返信が遅いのはいつも私)。

そんな中sakuraさんが札幌へ来る、というので、ぜひお会いしたいと言って都合をつけてもらった。

約束の、27日。
彼女は、予想通りのステキな人だった。
口は悪くても気が良い(sakuraさんゴメン)サバサバした、日記から受ける印象そのままの人で、私が好きなタイプ(笑)だった。
そのsakuraさんとの待ち合わせに、札幌在住のご夫婦が現われた。
こむさんと、奥さんの天月さん。
なんと、えいみと同じ4月生まれの女の子苺大福(もちろんHN)ちゃんも一緒。
お互いに初めての子供を育児中、しかもご夫婦揃ってカメラ好き。
年こそ少し離れているけれど(こむさんは私と近いが、天月さんはかなり若い!)、育児にカメラにそりゃ話が盛り上がらないわけがない。
大阪へ帰るsakuraさんを見送ったあと、車で家まで送ってもらってウチにも上がってもらい、また色々とおしゃべりをした。

もんちさん夫婦、sakuraさん、誰が欠けても出会えなかった新しい「縁」。
人と人のつながりってありがたいなぁ、と思った一日だった。



写真は昨日お義母さんが持ってきてくれた、畑のグラジオラス。
のシベのマクロ♪
とろけるぅ~

紫色の癒し

2009年07月20日 | フォ撮りある記
札幌市内の南沢は、日本のラベンダー植栽発祥の地だという。
それを記念して、東海大学と町内会が協力しキャンパス内にラベンダー畑を作り、毎年7月中旬頃には一般の人も入れる「ラベンダーまつり!」が開かれる。

車で行けば近いし、いつか行きたいね、と言っていたのを、ようやく晴れた三連休の最終日である今日、実現させた。


現在、2266㎡の土地に3種類3600株のラベンダーが植えられている。


久しぶりに撮れた、蜘蛛の巣ビーズ(水滴)
えいみのお守りを穂和に押しつけ、夢中で地面に這いつくばる。


そして本日の一番お気に入り。
デイドリーム風ラベンダー。
紫色に霞んで見えるのはレタッチではなく、前ボケ。

早咲きはほぼ満開、オカムラサキは咲き始めでつぼみも花びらも良い状態。
風に乗ってふわりと舞い上がる甘い香りに、存分に包まれたひとときだった。

飲み物や産直品などの出店がある「おまつり」はこの三連休の間だけだが、ラベンダー見学は花がある8月上旬くらいまで可能のよう。
詳細は公式ページでご確認を。

一億総ゲーマー

2009年07月16日 | 日常雑記
このところ、テレビのニュースで「政局」の報道を見ない日はない。
「リアルな政治ゲーム」だと思えば興味が無くも無いが、ふと考えてしまう。

政局ゲームって、そんなに見てて楽しいか…?
(小説やドラマなら楽しいかもしれないけどね)

政治家になるためには選挙で当選することが必要。
ということは、選挙は政治家志望者の就職活動のようなもの。
つまり、

Aさんにはこの国を良くしたいという夢がある。
その夢をかなえるには国会という「会社」に勤める、政治家という「期間社員」にならなくてはならない。
そのために選挙という「就活」を始めた。
就活にはお金がいる、だからみんなに「カンパ」をしてもらった。
こうして努力が実ってAさんは見事政治家になることができた。

……例えばこんな風に置き換えてみたとする。
「期間社員」だとすれば、契約満了後に継続採用してもらうためには、期間内にそれなりの実績を作らなくてはならない。
その実績とは、何?
根回しとか、「社長下ろし」とか対立する派閥を攻撃することとか?
一般の会社で、社内紛争のための暗躍をするだけに毎日出社する人はほとんどいない。
増してこの厳しい経営環境の中、肝心要のお仕事をしてくれない社員はまっさきにリストラの対象となるはずだ。
あるいは、トップのやることが気に入らないからと出社拒否をしたらどうなるか。
一般の会社なら正当な理由のない欠勤はクビにされてもおかしくない。
それが、欠勤を予告して実行に移し、さらに「会社」とは違う場所に現れて堂々と演説をしていてもクビどころかお給料までもらえる。
期間満了が近付けば、お仕事を放り出して「就活」にいそしんでも文句を言われない。
もちろんその間もちゃんとお給料はもらえる。
そのお給料の原資となっているのは、私たちのお金。

本来のお仕事をしてくれない人たちにお給料を払い、就活のお手伝いまで、どうしてしなくちゃいけないんだろう?
そんな人たちに「痛みは伴うけれど、ちゃんと世の中は良くしますから」などと言われても、「良くなるためには仕方がないね」とは思えない。

なけなしのお金(税金)を払ってまで、政局ゲームなんか見たくない。
そんなもの見せてくれなくていい。
そう思ってしまうのは、私がゲーマーじゃないから、ですか?
それともこれは、本来のお仕事では政治に興味を持ってもらえないからと、政治家の皆さんが一致団結して仕掛けた壮大なるパフォーマンス、ですか……?

(いずれにしても、目立たないけど地道にマジメにやってる政治家さんにとっても迷惑なハナシよね。
実際どれだけそんな人がいるのかすら、見えないし)。

よもや雨娘?

2009年07月09日 | フォ撮りある記
「バラが撮りたい!」
……と言い出したのは5月の下旬ごろだっただろうか。
市内にある有名なバラ園、ちざきのバラ園の開園は6月1日から。
見頃はもう少し後。
以前に行ったのが7月1日だったから、そのあたりを目安にして行ってみよう。

今年は5月中旬~6月中旬頃のお天気がいまひとつで、日照不足のためにバラの開花も遅れたとのこと。
実際、一昨年の7月1日に行った時は園内全体で満開だった。
今年はそれより4日遅かったけれど、それでもまだまだ満開までには間がありそうな感じだった。
それでも園内は甘い香りに包まれていた。

バラ園に着き入場券を買っていると、ぽつりと雨が落ちてきた。
数日前まで週末のお天気予報は悪くなかったのに、直前で悪化……って、先月も同じようなことがなかったか?
さてはえいみ、雨女か??
でも、撮るぞ!というテンションで来てしまった時に、引き返すという考えは存在しない。
ベビーカーを押しつつ園内に入る。

数枚撮ったところでますます雨粒が多くなってきたので、一旦売店に避難。
間もなく上がったので、再度「イザ出陣!」。
……と張り切って出て行ったら、今度はえいみがぐずり始める。
こんな時の強い味方、ちゅぱ(おしゃぶり)を取り出し、と思ったらうかつにも家に忘れてきたことが判明。
オムツを替えてご機嫌を取って、穂和と交代でベビーカーを押しながら進む。
やっとえいみが大人しく眠ってくれたところで、太陽も顔を出し始めた。



でももうこの時点で、入園してから2時間が経過していた。
結局そのまま戻り方向に歩きながら撮ることに。

やっぱりなかなか「気の済むまで」撮るってのは無理よね。
はなから諦めた上で行っているから、心残りはあってもストレスにはならないけれど、……せめてお天気だけは予報通りの太陽を望みたいところだわ。

えいみが雨女、というのが杞憂に終わりますように。
頼むよホント。